劇団1980第54回公演
劇団1980第54回公演
実演鑑賞
シアターX(東京都)
2012/08/29 (水) ~ 2012/09/02 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://gekidan1980.com/
期間 | 2012/08/29 (水) ~ 2012/09/02 (日) |
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劇場 | シアターX |
出演 | 柴田義之、藤川一歩、里村孝雄、翁長諭、小出康統、則松徹、上野裕子、室井美香、山田ひとみ、釆澤靖起(文学座)、星野有里(サムライプロモーション) |
脚本 | 大谷美智浩 |
演出 | 山本隆世 |
料金(1枚あたり) |
3,600円 ~ 4,000円 【発売日】2012/07/30 前売り3600円 当日4000円 シニア(65歳以上)・学生=2000円す 劇団のみ取り扱い |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 無人のスタジオ内。建て込まれた江戸の場末の棟割長屋。 映画『どん底』のセットである。 40日間のリハーサルを経て、いよいよ明日からの撮影を控えた静寂の中に、二人の人影が現れる。松葉杖を引いた貧相な巡礼姿の男と、それに寄り従う女。嘉平(=ルカ)の役を与えられた俳優・ボクゼンと、その付き人である妻の糸であった。 ボクゼンは苦しむ。40日間あらゆる考察・あらゆる試みを施したものの、嘉平=巡礼ルカが沸いてこない。妻・糸に当り散らし、脱疽の足を呪う。 「ルカなんて、そう簡単に理解できる役じゃないんだよ、あんなウソつきで、得体の知れない奴は、普通の人間の理解を超えているんだよ!」 ボクゼンの怒りは昂ぶり、彼自身が〝脳神経の異常″と呼ぶ突発的な癇癪がまた破裂しそうになってくる。戸惑う糸。 ついには、自分で振り回した松葉杖で脱疽の足をしたたかに打ちすえてしまう。精神は悲鳴を上げ、足の激痛にのたうちまわるボクゼン。 この苦難の果てに、己の芸は昇華する――孤立した信念を貫こうとするボクゼンの前に、いつしか「どん底」の登場人物たちが幻影となって現れ、かつての妄信と裏切りの中で歪んだボクゼンの実人生を問い詰めてゆく。 虚実入り混じった壮絶な苦悶の果てに、俳優ボクゼンが掴み得たものとは… |
その他注意事項 | |
スタッフ | 装置・衣裳 佐々波雅子 照明 古宮俊昭 音響 齊藤美佐男 舞台監督 高田潔 |
映画『どん底』のセットである。
40日間のリハーサルを経て、いよいよ明日からの撮影を控えた静寂の中に、二人の人影が現れる。松葉杖を引いた貧相な巡礼姿の男と、それに寄り従う女。嘉平(=ルカ)の役を与えられた俳優・ボクゼンと、その付き人であ...
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