満足度★★★
なんか、もの足りない
柴幸男さん、三浦康嗣さん、白神ももこさんの3人のコラボによる音楽劇ということで期待した。
しかし、内容は、想像の範囲を超えることはなかった。
満足度★★★★
とってもよかったです
プレビュー公演をみにいきました。
あやふやで危なげな絵本のような世界観。大丈夫か?この世界についていけるのか?一歩身をひいてしまったらおいてけぼりになるんじゃないか?と不安いっぱいに観始めましたが、音楽とキャストがひょいひょいっと素敵なところに連れて行ってくれるかんじです。
ただ、心地よくなるまでには時間がかかる。でもすごく素敵だからいいか!
となりでみていた男子二人。たぶん最初は乗り気ではなく、カワイイ女の子を探していましたが、終わる頃にはワイワイ物語りの話しをしていたので、お前等もかかったな!と思いました。
満足度★★★★
音楽劇「ファンファーレ」観ました
6月に名古屋へイベント(枝光本町アイアンシアター・市原さんとのトーク)にみえたドラマトゥルク・野村さんから手売りのサコッシュを買い(この日13個も販売!)、東京や利賀へ行くたびに劇場で着用してました(「コルセット」「HR」「義経千本桜」「トヨタコレオグラフィー」「あおきり×オイスタ」「遭難、」「ヒッキー」笑)。
閑話休題。
かなり色がついているためか、第一部が世界に入りにくい。第二部からは、わりとすんなりノレた(個人的には、そこから勢いづいて始めてもいいくらい)。音楽や歌の場面は、巻き込まれ感よし。
序盤を観て、音や言葉と、世界の関係を量ろうとする舞台かと思ったら、ごく普通に音楽劇になって、ちょっと拍子抜け。なぜか少年王者舘やうりんこの舞台を彷彿と…「あゆみ」「わが星」とは完全に違うテイスト。先入観を持ってみるとたぶん損(汗)。
満足度★★★
ファンファーレ
期待が高すぎたのかもしれません。「あゆみ」「わが星」と比べてしまうのですが、普通の芝居に感じました。1、2、3幕がそれぞれがバラバラ。なぜファーレを3人で演じなければならなかったのか。なぜ音楽のジャンルをそろえなかったのか。バラバラを狙っているにしても、唐突過ぎて深いところで共鳴できませんでした。一本通った基礎を感じません。言葉尻で笑わそうとしているのも残念。ただ救いは、アンサンブルのみなさんがとてもよかった。
満足度★★★★★
ファとレがおりなすハーモニー
ファとレだけなのになんでこんなに美しいんだろう。
きっとそれは、この芝居にストーリーがあり、ファーレに歴史があり、この不思議な世界観があるからなんだろう。
個々の役者はどこかおかしく、彼らが生きている世界もどこかおかしい。でも、それが素敵なハーモニーとなって、じわじわと僕たちに染み込んでいく。変な世界なのに、でもそれでいい。だってここはファンタジーの世界だから。
そんな変な世界で生きているファーレ。その歴史を役者を変えながら追っていく。
最後に3人が同じ舞台に立ち、歌ったとき、震えが止まらなかった。なぜかわからないが、とにかく美しすぎる!!
不思議な世界観を十分に感じることができた音楽劇でした。
あー。あの歌がまだ頭から離れない!!
満足度★★★★★
音楽劇
まるで音をベースにした世界に足を踏み入れたようなオープニング。
様々な旋律が劇場の空気に溶け込んでいて観客を包んでいる感覚。
最後のほうで少し間延びした印象を受けたが楽しくて満足できた。
地方公演では主軸キャスト12人を超える現地オーデションのキャストが加わると聞いたがいったいどうなるのか興味がわくところだ。
満足度★★★★
素直に良いと思える渾身の作品
「ファ」と「レ」しか歌えない少女、「ファーレ」の成長を描く物語―
『わが星』『あゆみ』の柴幸男氏の、待望の新作は誰もが
肩の力を抜いて楽しめるストレートな音楽劇。音楽に、
柴作品では欠かせない「□□□」の三浦氏、振付に
「モモンガ・コンプレックス」の白神氏を迎え、三者で、
この二時間の心地良い物語を描き出します。
柴作品特有の、音楽と動きのある見せ方、優しげな世界観は
そのままに、より多くの人が楽しめる作品が生まれました。
満足度★★★★
音楽劇!!
シアタートラムに緞帳があるぞ!(笑)音楽劇を楽しみました。生の演奏、生の唄声、そしてダンス。それぞれの演出がうまく一つになっていて、あっという間の楽しい時間でした。終演後、思わず口ずさむ「ファ、レ」「う・た・お…♪」なるほどな柴幸男作品ですね。他の公演も観てみたいです。
満足度★★★
楽しさ溢れる音楽劇
傑作『わが星』のスタッフが再び集結して作った音楽劇で、3人の共同演出だった為か、良くも悪くもエッジが取れてリラックスした雰囲気が感じられました。
両親が分からないまま育った主人公が真実を知るという、文章で書くと数ページで終わってしまうような内容の可愛らしいファンタジーで、田舎町の劇場を思わせる温もりが漂うセットの中で、ダンスと音楽によって物語が豊かに彩られていました。
当初は『魔笛』という仮タイトルでしたが、物語としてはモーツァルトのオペラとは全く別物で、共通しているのはメルヘンチックな雰囲気と変ホ長調を主調にしている程度でした。
柴さんならではの、日常的スケールが人生や宇宙といった壮大なスケールに重なる緻密な構成を期待していたのですが、今回はストレートな物語の力に重点を置いていて、凝った構成は控えめだったので、少々残念に思いました。
物語のフレームの外へ出入りする登場人物がいたのですが、その設定が有効に使われていないように感じました。
個人的に苦手な、ワイワイと子供っぽく振る舞い、笑いの取り方もベタな学芸会のようなテイストでしたが、エンターテインメント性に富んだ、バランスの良い作品だったと思います。
ドレミファソ…の音名を歌詞に落とし込み、その音名の通りの音高で歌うことによって旋律が形作られたり、ベースとなる歌詞の間にアクロスティック的に言葉を埋めていって徐々に歌詞が発展したりと、言葉と音の関連付けた手法が独特の効果を生んでいました。
金管楽器や弦楽器の柔かい響きが印象的な生演奏も素敵でした。
満足度★★★★
「良い」音楽劇
随所に作り手の創意も感じるし、キャストたちはしっかりと歌えてもいるし、踊れてもいる。
音楽劇というかオフの「良い」ミュージカルを観ている感じ。
それなりにわくわくもしたし、満たされた。
でも、そのうえで更なる満ち方が欲しくなりました。
満足度★★★★
楽しかった
不思議な世界観のファンタジー。
主人公ファーレの成長を描く分かりやすいストーリーで、歌や踊りやパフォーマンスのバランスが良くて、誰もが楽しめるエンターテイメント作品。
ミュージカルっぽくなくて、まさに音楽劇なところが良い。
満足度★★★★
ファとレと、ソとラと。
たわいないおとぎ話のようで、実は神話のような重厚感もあり。音楽は優しいし楽しいんだけど、悲しみが常にひたひたとさざめくようで、好きでした。前売り5000円で自由席って新鮮。劇場へは早めに行く方がいいと思います。