音楽劇「ファンファーレ」 公演情報 音楽劇「ファンファーレ」音楽劇「ファンファーレ」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    funfare
    音感はよくないほうだけど楽しかった。
    劇中歌「雨が唄えば」が好き。

    ネタバレBOX

    ファとレの音しか歌えないファーレの人生を、歌とパフォーマンスで華やかに彩る。

    一幕
    ファーレ(名児耶ゆり)はレッサーパンダ先生(重岡佐都子)のような歌い手になりたいと願い、歌のレッスンに励む。先生から自分の出自をきいたファーレは両親を探すため旅立つ。
    二幕
    劇場裏に住み、仲間のbable(bable)とあしのうらみょうが(北川結)と音泥棒をしては人生(今井尋也)に追われる、満たされない毎日を送る、若干不良なファーレ。劇場で行われるオーディションに仲間や人生の協力をえて参加する。
    ~休憩15分~
    三幕
    オーディションで才能を見せつけたファーレだったが、ファとレしか音が出せないため、オーディション2位地引網(清水久美子)のマネージャーになる。カレーライスのラジオ番組?「カレーレディオ」出演のチャンスを得た地引網だったが、ファーレの才能を認めその役を譲る。ファーレの歌を聴いたカレーライスは、兄(本当のカレーライス)が歌っていた歌と同じことからファーレと兄の関係を見抜き、ファーレに父と母が死んだこと(と自分がハヤシライスということ)を告げる。目標を見失ったファーレだったが、「ン」しか言えないけどやさしく微笑む友人のポリ夫(大柿友哉)との「会話」から、歌い前向きに生きていくことを決意する。そしてアロンアルハ(西尾大介)と結婚する。

    話はシンプルではあるが、音楽と動きの演出で楽しい舞台になっている。そのバランス感覚が上手い。出演者も色んな畑の人(舞台人ではあるけど)がいて、その配置がいい。とはいえ、歌を本業でやっている人と違う人ではその差がでるけど、さほど気にならないかな。それも味と思えるように仕上げたのかもしれない。

    一幕ファーレは、子どものかわいさと両親不在のストレス感を上手く表現できてたと思う。二幕ファーレが一番好み。笑顔がいい。音を盗むって発想と演出が面白い。三幕ファーレは華やかなラストを彩る魅力がもっとほしい。ただ、ダイアモンドが降ってくるって歌(雨が唄えば)は聞き入ってしまった。
    bableは動きもいいし、なにげに声もいい。今井尋也もいい声だったし、バランスとってた。清水久美子は綺麗な足のラインしてた。

    ビタっとハマったという感はあまりないが、多分、今後の調整で色々変えるんだろうなと。3,000円で満足の舞台だった。

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    2012/09/29 01:38

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