実演鑑賞
王子小劇場(東京都)
2007/09/27 (木) ~ 2007/10/01 (月) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www1.chironoworks.com/kamisama-produce/
期間 | 2007/09/27 (木) ~ 2007/10/01 (月) |
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劇場 | 王子小劇場 |
出演 | 鈴木華菜、小松君和、高橋沙織、神野剛志、酒巻誉洋、安達あいら、二階堂ひろみ、宮沢留衣、小泉豊、片桐はづき、加藤敦、太田守信、コバジュン、吉長賢治、村上直子、須貝英、山内翔、江本和広、他 |
脚本 | 森達也 |
演出 | 森達也 |
料金(1枚あたり) |
2,700円 ~ 2,950円 【発売日】 前売り2700円、当日2950円 【2008/03/02追記】 出演者の野口雄介は降板・退団(2007/09/23個人ブログにて公表)。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 「人間は所詮、記号でしかない」 日本の現代文学は「私小説」をその起源としています。 つまり、自分の身の回りを自分の目を通して物語とする(=虚構化する)ところから、 今の文学は始まっています。 言い方を変えれば、今の日本ではどんな物語も「私小説」的な面を持ち合わせてしまう。と言うことです。 作品と自分の間に一線を引くことがとても難しいのです。 登場人物はタロットカードの大アルカナ22枚を象徴する22名。 本作の主人公は「小早川春人(こばやかわはると)」という、売れていない作家(=アルカナ「月」)です。 彼は自分の周囲を物語にしようと試みます。 その作品の評価に一喜一憂します。 そして、絶望の果てにとあるテロ事件を起こします。 それは抑圧された自らの思想を主張するための最終的な強硬手段でした。 彼は自分の作品が、自分の力によって生み出されていると勘違いしているのです。 本当は自分の力では何一つ出来ていないのに。 一人でなんか一瞬たりとも生きられないのに。 その姿は、自ら輝くことの出来ない、けれども夜空に燦然と君臨する「月」に似ています。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 演出助手:増山千花 舞台監督:小野哲史・渡辺陽一 音響:井上直裕(atSound) 照明:工藤雅弘(Fantasista?ish.) 舞台美術:袴田長武(ハカマ団) 衣装:DOCTOR メイク/ヘアアレンジ:魔女ッ娘シリィズ。 企画/製作:G.O.D.system |
日本の現代文学は「私小説」をその起源としています。
つまり、自分の身の回りを自分の目を通して物語とする(=虚構化する)ところから、 今の文学は始まっています。
言い方を変えれば、今の日本ではどんな物語も「私小説」的な面を持ち合わせてしまう。と言うこと...
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