《扇町ミュージアムキューブ・オープニングラインナップ》1ヶ月たっぷり公演
《扇町ミュージアムキューブ・オープニングラインナップ》1ヶ月たっぷり公演
実演鑑賞
扇町ミュージアムキューブ・CUBE05(大阪府)
2024/03/09 (土) ~ 2024/03/30 (土) 公演終了
休演日: 3月11日(月)
上演時間: 約1時間10分(休憩なし)を予定
公式サイト:
http://kotorikaigi.starfree.jp/2024/amenue/index.html
期間 | 2024/03/09 (土) ~ 2024/03/30 (土) |
---|---|
劇場 | 扇町ミュージアムキューブ・CUBE05 |
出演 | 大石丈太郎(第蓋話)、川端真奈(第蓋話)、三ヶ日晩(第夜話/第糸話)、花屋敷鴨(第形話/第糸話)、原竹志(第形話/第糸話)、まえかつと(第空話/第糸話)、山本正典(第夜話/第糸話)、吉田凪詐(第空話/第糸話)、若旦那家康(全話) |
脚本 | 山本正典 |
演出 | コトリ会議 |
料金(1枚あたり) |
500円 ~ 3,000円 【発売日】2024/02/01 一般:3,000円 大学生・専門学生:1,000円 高校生以下割:500円 遠方割:1,000円(近畿2府4県外にお住まいの方) イレギュラーチケット 全種の半額(高校生以下は無料) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | *各話30分程度でてんかんにお時間取るので一回70分程度の参考映像です。 終演後もゆっくり会場にいてもらうことも可能です。(1時間程度) 3月9日(土) 19:30 第空話 第糸話 3月10日(日) 15:30 第形話 第夜話 3月11日(月) 公演はなし 3月12日(火) 19:30 第形話 第糸話 3月13日(水) 19:30 第形話 第空話 3月14日(木) 19:30 第空話 第糸話 3月15日(金) 19:30 第空話 第形話 3月16日(土) 11:30 第空話 第糸話 /15:30 第形話 第空話 3月17日(日) 11:30 第夜話 第空話 /15:30 第夜話 第形話 3月18日(月) 19:30 第形話 第糸話 3月19日(火) 19:30 第夜話 第空話 3月20日(水・祝) 15:30 第形話 第糸話 3月21日(木) 19:30 第空話 第糸話 3月22日(金) 19:30 第夜話 第空話 3月23日(土) 11:30 第夜話 第空話 /15:30 第蓋話 第形話 /19:30 第蓋話 第糸話 3月24日(日) 11:30 第蓋話 第夜話 /15:30 第夜話 第形話 3月25日(月) 19:30 第蓋話 第形話 3月26日(火) 15:30 第蓋話 第夜話 /19:30 第蓋話 第夜話 3月27日(水) 15:30 第形話 第蓋話 /19:30 第形話 第蓋話 3月28日(木) 19:30 第空話 第蓋話 3月29日(金) 15:30 第蓋話 第夜話 /19:30 第蓋話 第夜話 3月30日(土) 11:30 第夜話 第蓋話 /15:30 第空話 第糸話 |
説明 | 1公演で5本中2本の短編(30分弱)をご覧いただけます。
短編は観る順番などはないのでお時間の合うところから観ていただければと思います。
短編によって出ている俳優は違うので、ご贔屓の俳優がいる場合はその俳優さんが出ているお話から見るのが良いかと思います。
ただ、第糸話というものだけ毛色が違います。こちらはストレンジシード静岡という野外演劇祭(ストリートシアターフェスティバル))で関西からコロナ期に移動を控えて現地にリモートでおこなった(リモートなのに現地でしか観れない!)作品を2024年の扇町ミュージアムキューブに適するように改訂した作品を上演します。 他のお話とは関連性がないですが、こういう作品をわざわざ入れることでコトリ会議という劇団のことを現した作品になるので、他のお話と連続で観ていただくことでより多面的に劇団のことがわかってもらえると思います。(もしくはより一層混乱する可能性もありますが) 全体を観るには1作品がかぶる上に、一般だと3,000円もしてしまうので、何か特典をと思いまして、第夜話+第空話+第形話+第蓋話の4本観られた方にそれぞれの台本とさらに関連したオリジナルテキストを差し上げます。 さらに第糸話も観られた方は台本とテキストにさらにオリジナルカレンダーをプレゼントします。 ぜひ、チャレンジしてください。 各短編のあらすじ 『第夜話』 兄が亡くなったそうだ。と、お姉ちゃんから電話があった。私はすぐに分かった。だからか。今、目の前に兄が立っているのは。何を見ているのかよく分からない。目の裏のゴミを見つめる人の話を思い出した。でもその話を誰から聞いたか、思い出せない。 夫も玄関先にやってきて、「お義兄さん?」「そうよ。」「そう。」初めて会うのに分かるんだ。兄妹って、そうなのか。他人の夫にまで、そうなのか。 私たちは今日、離婚届を出す。 『第空話』 兄が亡くなったそうだ。宇宙船に乗り込む直前に連絡が来た。途端、端末を没収された。誰からの連絡だったのかも分からなかった。宇宙船の底の最低客室に落とされた。出る時はどうやって昇るんだろう…。先客がいた。兄だった。俺はすごく納得した。こんな場所に着の身着のまま存在出来るのは、死んだからなんだね。 地球から離れるその直前、俺はとても安心した。 『第形話』 兄が亡くなったそうだ。病院から連絡が来た。こういうものって、亡くなる前に連絡をくれるのではないの?私は車を運転しながら、調べた。そして、受付で声を小さくして聞いた。「捨てられる場所はありませんか。」病院の事務の人は、簡単に教えてくれた。 安置室に兄が寝ていた。その隣にも、兄が寝ていた。幽霊だろうか。片方の兄は、目を開けて、声の無い声で囁いた。「幽霊ってのは、死んでからなるものだろう。死んだかどうかは、僕が決めていいかな。」 同じ県に住んでいて、なんで10年も会わずにいたのかなあ。 『第蓋話』 兄が亡くなったそうだ。目の前の客がそう言った。今、あなたを占っているのは僕だ。「だって、後ろに立っている人、そうでしょう。」僕は怖い話が大嫌いなんだ。客の目が、じっとしている。振り返るしかないのか。本当に兄なのか。兄じゃなかったらどうなのか。それはそれで怖いじゃないか。 「どんな恰好をしているの」「恰好は、言えません」「どうして」「お兄さんは、あなたに見てほしいそうです」 父の葬式に行かず、一人で泣いていたあの日、兄は手紙をくれた。僕は返さなかった。 『第糸話』 若旦那家康が『扇町ミュージアムキューブにいますなう』とXに投稿したのを最後に消息を絶った。いつまで経っても連絡をくれない若旦那家康に業を煮やした劇団員たちが今、劇団の制作業務は滞りなく進められているのか問いただしに行く!密を避ける為に兵庫県から徒歩で!2021年コロナ禍の中で上演された生映像作品『しずおか神経の糸と対話する』を改造した人形劇。 |
その他注意事項 | 公演の上演時間以外の開館時間は劇団員が持ち寄りの入場無料のイベント「ヌエの指」を展開しています。 3月1日〜3月31日の期間10:00〜22:00の全てを開放しています。 特設サイトのタイムテーブルのタイトルをクリックすると内容がわかります。 http://kotorikaigi.starfree.jp/2024/amenue/timetable.html |
スタッフ | 舞台監督:三津田なつみ 舞台美術:竹腰かなこ 音響:佐藤武紀 照明:石田光羽 舞台監督斡旋:中西隆雄 特設サイト:三村るな 宣伝美術:小泉俊(KODEMA[小泉デザイン製作所]) イラスト:花屋敷鴨 制作:若旦那家康 提携:扇町ミュージアムキューブ 協力:株式会社シアターワークショップ、兵庫県立ピッコロ劇団 助成:日本芸術文化振興基金、大阪市 |
ただ、第糸話というものだけ毛色が違...
もっと読む