■劇団1980公演
■劇団1980公演
実演鑑賞
2007/06/13 (水) ~ 2007/06/17 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://gekidan1980.cool.ne.jp/
期間 | 2007/06/13 (水) ~ 2007/06/17 (日) |
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劇場 | 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA |
出演 | 柴田義之、里村孝雄、山本隆世、海童須美寿、上野裕子 |
脚本 | 藤田傳 |
演出 | 藤田傳 |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 3,500円 【発売日】 [全席指定] 一般前売3,300円 当日3,500円 学生・シニア2,000円 ※学生・シニア(65歳以上)は劇団扱いのみ |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 慶寿苑— 入所資格。寄辺、身寄りなき七十歳以上の高齢者。戦争の残骸。 便りなし、来訪者なし。本日1名死去。 「五年もすりゃ、日本中から残骸が居らんおとなる」 「いよいよ戦争も終わるのう…」 消え入る蝋燭のようなこの施設に、ぽつりぽつりと記憶の花が開き始めた。 「年寄りには二通りの年寄りが居るのよ。 戦争を面白おかしく話すやつと、暗い奴」 「面白おかしく話す奴は、人を殺したことがねえのよ」 「言い訳は生きている者だけが出来るもんよ」 「言い訳だけで一生暮らす奴も居る」 「睡蓮は夜寝て、昼咲く花じゃ。気紛れで呼んでも目を覚まさん」 誰に語ることなく 60年間“平和”という壁紙の下に封じ込めていた感触が、 鮮明な色彩を帯びた抒情詩となって甦る。 『下弦の夏』—ひとりの軍国少年として あの時代を体感した劇作家・藤田傳が、 昭和19年の夏を再検討しながら、 日本人の精神の行方を問う“戦争の記憶の物語”。 劇団1980最新作の舞台。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 作・演出 藤田傳 |
入所資格。寄辺、身寄りなき七十歳以上の高齢者。戦争の残骸。
便りなし、来訪者なし。本日1名死去。
「五年もすりゃ、日本中から残骸が居らんおとなる」
「いよいよ戦争も終わるのう…」
消え入る蝋燭のようなこの施設に、ぽつりぽつりと記憶の花が開き始めた。
「年寄りには二通りの年...
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