満足度★★★★★
感動巨編
TVや映画でお馴染みの堀北真希ちゃんの初舞台ということで、行ってきました赤坂ACT。
真希ちゃんや伊藤英明くんを生で観れたらいいかな・・と軽い感じで行ったんですが・・
申し訳ありませんでした!!! あなどっておりました。
そのあまりの素晴らしさに *papasan*痛く感動してしまいましたーー
なにしろ休憩20分をはさんで、上演時間は3時間20分。。
この公演最前列がG列になっていますので、この日U列でしたが、それほど遠くは感じませんでした。
ジャンヌ・ダルク その名前くらいは知っていましたが、本など真剣に読んだことがなかったので、
15世紀のフランスに現れ、あの戦場で旗をふる絵のように奇跡的な勝利を導いたヒロイン の
歴史絵巻を見ているようで、退屈感などは一切ありませんでした。
舞台はフラットでとてもシンプルなものですが、100人を超すエキストラキャストの戦闘シーン、群衆シーンなどはめちゃくちゃ迫力があって 鳥肌ゾゾーが何度もありました!!
さすが、中島かずき氏です!!!
セリフはすべてマイクを通してなんですが、真希ちゃん実に声にハリがあって普通の舞台でも全く問題ないだろうなぁ。
また、共演のキャストも皆実力者ばかりなので、非常に安定していて 笑いがひとつもない ガチストーレトプレイなんですが、迫力満点でほんと素晴らしかったです。
西岡徳馬さんは憎らしいほど巧かったし、あんなカッコイイ田山涼成さんにははじめてお目にかかりました。
*papasan*的には同じ赤坂ACTでみた「薔薇とサムライ」(劇団☆新感線)よりよかったんじゃないかと・・
カーテンコールでやや表情も硬い感じの真希ちゃんがまたサイコーで、
ストーリーや演技で泣いちゃうことはよくありますが、カーテンコールでうるうるきたのはこれがはじめてです。
満足度★★★★★
堀北ジャンヌの熱演と競演陣+100人のエキストラが織りなした心と戦いの物語、スペクタクル!
最近ジャンヌをよく見るような感じがすると思ったら、
2009年11月・10時間の「ヘンリー六世」でソニン・ジャンヌ、
2010年3月・蜷川圧縮版「ヘンリー六世」では大竹しのぶ・ジャンヌ、
と続いたためですね。
さて、堀北真希さん初舞台、初座長でこの大プロジェクト。
神の声に一直線、勢いのある連戦連勝の時から、
声が聞こえなくなり仲間も失い不安の時、
そして新たに信念を見出し立ち向かう姿、
堂々とした演技にオーラが出てました。
ジャンヌとはいかないまでも、かなりの強烈なプレッシャーの中、
見事な東京千秋楽でした。
感心、感激しました。
(こんなに良かった芝居でも平気でipod?iPhone?で撮影してる
馬鹿なイイ大人がいて残念。ぶち壊しでした。)
豪華な競演陣の中では、普段テレビで見る役柄とは正反対な
歴戦の老傭兵を演じた田山涼成さんが良かったですね。
普段は難解なイメージの白井晃さんもさすがにベテランで、
今回は見事にスペクタクル大作に仕上げられていました。
普段は客席の部分を、前から10列位?潰して舞台をせりださせ、
総勢100人のエキストラによる大合戦の迫力は満点。
(公開前のトーク番組で白井さんは「1000人の兵士を舞台に乗せたい」
…くらいのイメージってネタばれっぽく言ってたのをうっかり
観てしまいました)
「軍勢」がまさに蛇のように「流れ」としてうねる様は
凄かった。初めてです。
これで大きな事故なく怪我人なく公演が続けられるなんて
本当に信じられないほどです。
(上杉祥三さんの殺陣は少しスローでしたが^^;)
音楽も厳かでぴったり。
ジャンヌ連勝の奇跡にも「客観的な裏付け」があったり
ジャンヌとシャルルの関係の独自の設定なども面白い。
終盤で色々ありそうになるけれど、安易な結末に流れずに
ジャンヌが自らの強い意志で立ち向かうのも良かった。
非常に充実した舞台だったと思います。
満足度★★★★
演出がド迫力!
正直お話は退屈でした。
ごくふつーに、ごくふつーなジャンヌダルクの生涯でした。
演技も、顔が見えないくらい舞台遠かったので・・・いまいちよくわからなかった。
ただ、演出がすんごかった!
劇場はだいぶ大きめの劇場だったのですが。
よもやあんな大劇場の客席の通路も、舞台として使うなんて!
客席も戦場の一部でした。
豪華で凝った兵士の扮装した役者が、これまた凝った旗やら武器を持って、目の前を走りぬけ、目の前で戦いが繰り広げられる。
わたしは前方が通路に面した座席だったので、その迫力たるやすごいものがありました!大興奮です☆
音楽も重厚な聴き応えのある素晴らしいものだったので、休憩時間にサントラ買いました♪
わたしにとっては、演出と音楽が大満足な舞台でした。
満足度★★★★
見てきました!
堀北さん目当てで見てきました。
やはり、堀北真希さんは可愛い。
本編は主役級より、まわりの脇役者さんがうまく見せていたなぁと感じたり。
うまく、書かれていて良かったと思いますが、
殺陣の雑さ?が、少し気になりました。
良席だったので
堀北さんを近くで見れました。
その点が満足!
満足度★★★★
結果的に大満足しました
冒頭の、伊藤さんのシャルル7世の演技は、ちょっとひっくり返りたくなる程、学芸会レベルに見えて、正直どうしましょう?と不安を感じたのですが、それ以降どんどん良くなって、結果的に非常に満足して、客席を立つ事ができました。
何しろ、わかりやすい脚本と、拙い所作をそれらしく見せてしまう、演出の業の勝利という気がします。
ジャンヌ・ダルクモノって、幼い頃からずいぶん観ていますが、こんなに腑に落ちやすいジャンヌ・ダルクは初めて観た気がします。
ヨーロッパの歴史や、プロテスタントとカトリックの壮絶な争いや教義の違いをよく知らない観客でも、この作品なら、理解しやすかったのではないでしょうか?
また、白井さんの演出も、自分の肌に合うと言ってしまえばそれまでですが、たとえば、大勢の兵隊の殺陣など、出自も経験も様々なアンサンブルの力量は、確かに、一人一人の所作は素人レベルだったりするものの、演出の工夫が利いて、全体の群集として目に入ると、それなりに舞台世界に違和感なく連れて行ってもらえて、この点では、蜷川演出や、栗山演出の戦闘シーンな
どよりも、よっぽど、当時の様相を再構築しているように思えました。
群集や兵隊役の役者を個々に見せて、アラに気付かせてしまうことなく、一個の固まりとして、うまく機能させる演出方法に感嘆しました。
テレビの学園ドラマで、大ファンになった堀北さんは、予想通りの凛とした風情と、驚く程の口跡の良さで、見事に、ジャンヌ・ダルクを体現していたと思いました。男優陣が、押しなべて、何を言っているのか台詞の不明瞭なヒトが多い中、彼女の立ち姿には、大女優になる片鱗が見え、益々、今後に期待が持てました。
他には、馬木也さん、石黒さん、柴本さんの演技に強く惹かれるところがありました。
浅野さんは、いつでもどこでも、特有の演技で、浅野さんらしいなと思いましたが、それ程、出番がなかったので、良いアクセントになっていたように思います。
一番意外なのは、上杉さん。もう相当ベテランの舞台俳優さんなのに、ほとんど台詞が聞き取れませんでした。声は相変わらず良かったけれど。
満足度★★★
脇役がうまかった
堀北まきは悪くなかったと思いますが、やはりかわいいだけのレベルでこんなに強烈な役は重荷だったのでは。
伊藤英明の棒読みにはまいりました。
イギリス王役の山口馬木也や、ほかに西岡徳馬、田山涼成がハマっててうまかったです。
あと若手も頑張っててよかったです。
兵士役エキストラがものすごく多くて戦いのシーンは力が入ってましたが、ストーリー全体としては涙をさそうほどではなかったような。。。
似たようなシーンが多く、衣装も鎧ばかりなので、ちょっと飽きてしまうのは否めないです。
満足度★★★
厳しいかもしれないが
正直にコメントさせていただくと、、
料金S席11500円に対して、あの演技レベルは無いでしょ。
学芸会ではあるまいに。
演技が”軽い”。
主演は、深津絵里や松たか子の足元には到底及ばないお粗末な状態。
なおかつ、殺陣が雑過ぎ、全体的に。
切ってもないのに切られたフリしたりと練習してないのかよ!状態。
興味を維持出来ませんでした。
青山円形劇場か、REDシアターで2時間程度にまとめて
内容をコンパクトにしてやるならアリなのかもしれないが
このままでは完全NG。
よくこれでOK出してますね・・・
満足度★★★★★
いや、よかった
オルレアンの乙女、ジャンヌ・ダルク。
この役を演じるのが掘北真希さん、初舞台とは思えないほどの存在感を見せせ、ALWAYS 三丁目の夕日の六ちゃ役のときからすごく成長を感じました。
これからもさらなる活躍が期待されます。
で、本作は、脚本が中島さん、演出が白井さんと、これが実にうまく作られている。照明の使い方も、音楽もまたいい。
共演者の伊藤英明さんも、海猿とは毛色の違った演じ方で見事にシャルル7世をこなしていた。
ほかにも浅野温子さん、柴本幸さん、六平直政さんなどが見事に演じられていて、休憩をはさんで、約3時間十分に楽しませてくれた。
満足度★★★★
堀北真希の魅力が光る
堀北真希は初舞台・初主演ということで、あまり演技には期待していなかったのだが、ジャンヌ・ダルクそのもののオーラを発し、よく通る美しい声、気高く凛々しい容姿、抑えた悲しみの表情がとてもよい。
初舞台にして代表作ができた。魅力的な舞台女優がまた一人誕生した。
そういえば、堀北はTVドラマでは逆境で誤解されるけなげな少女役を多く演じてきたこともあり、ジャンヌ・ダルクは適役とも言える。
稽古場では棒読み演技で周囲が心配したという。幕があいて一番驚いたのは共演者たちだったそうで、いまでは若き主役を支えようとチームワークも磐石だ。最初は半信半疑だった兵士たちの信頼を勝ち得ていくジャンヌに重なるものを感じる。
キャラクターの善悪がはっきりできているところは中島かずきらしく、白井晃の演出もセンスよく奇をてらわずすっきりとまとめている。
2つの開口部を奈落のようにうまく使って、軍勢のボリューム感を出した舞台美術も秀逸。
小さなホールで公演していたあの白井さんがこんな大舞台の演出を手がけるようになったとは感無量である。
ラッキーなことに
ツテでチケットが手に入ったので観てきました!堀北真希さんがすごく可憐で素敵でした!まさに、高潔な乙女、というかんじ。戦場のシーンも迫力があって圧倒されました。ストーリー的にも演出的にもいい意味で大仰なところがなくて、すっきり収まっていて大変見やすかったです。