実演鑑賞
シアターサンモール(東京都)
2010/05/13 (木) ~ 2010/05/16 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.tokyoplayers.org/?lang=1&cat=&page=14&mode=4&news=264
期間 | 2010/05/13 (木) ~ 2010/05/16 (日) |
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劇場 | シアターサンモール |
出演 | TokyoInternationalPlayers |
作曲 | StephenSchwartz |
脚本 | RogerO.Hirson |
演出 | JonReimer |
料金(1枚あたり) |
2,800円 ~ 4,300円 【発売日】 一般4300円/学生2800円 |
公式/劇場サイト |
http://www.tokyoplayers.org/?lang=1&cat=&page=14&mode=4&news=264 |
タイムテーブル | |
説明 | 第一幕 芝居は、一座の中心のリーディング・プレイヤーと様々なコスチュームに身を包む役者たちで幕を開ける。リーディング・プレイヤーは、『Magic to Do』の曲で、これから繰り広げられる若き王子ピピンの自己実現の話へ観客を招き入れ、後にあっと驚くクライマックスを迎えることを約束する。そして主演を演じる青年が現れる。ピピンは大学を優秀な成績で卒業したものの、大学で得た知識だけでは自分を満たすことができないと『Corner of the Sky』の歌で学者たちへ自分の夢を語る。彼らは非凡な人生を求めるピピンの大志に心からの拍手を贈る。ピピンは自分の父親でフランク王国の国王であるチャールズ王(シャルルマーニュ)の城へ戻る。チャールズの注意を引こうとする貴族や兵隊、特使たちの邪魔がいつも入り、チャールズとピピンは、なかなかコミュニケーションをとることができない(『Welcome Home』)。またチャールズは、教養のある息子と言葉を交わしたり、息子へ愛情表現したりするのは明らかに苦手な様子である。ピピンは、継母のファストラーダと連れ子のバカ息子ルイスに出くわす。そしてチャールズとルイスは、まもなく西ゴート族との戦いを始めるための計画を立てる。ピピンは、自分の能力を証明するために、戦争へ連れて行って欲しいとチャールズにせがむ。チャールズは、渋々承諾し、『War is a Science』の曲とともに家来たちへ戦略を説明する。 戦場では、リーディング・プレイヤーがトップハットやステッキを身につけ、洒落たジャズの曲『Glory』に合わせ、戦争と暴力を称賛するかのような戦争ごっこを繰り広げる一座を率いて再び現れる。この戦争ごっこはピピンの心を魅了せず、青年は田舎へ逃避する。ピピンは『Simple Joys』の曲にのせて国内を旅して周り、やがて追放された祖母のもとへ立ち寄る。そこにはピピンの祖母でチャールズの母、ファストラーダに追放されたバーサが、『No Time At All』の曲と共に深刻にならずにもっと人生を楽しみなさいと、ピピンへ言って聞かせる。ピピンは、このアドバイスを受けて、もっと快楽に身をゆだねようと決心する(『With You』)。しかしすぐに愛の無い関係は、「むなしく満たされない感覚」だけを残すことを悟る。 リーディング・プレイヤーは、ピピンが暴君と戦うべきで、意見の合わないチャールズこそ戦うにふさわしい暴君の典型だと話す。ピピンは革命を企てる。ファストラーダは、チャールズとピピンの2人が非業の死を遂げれば、自分の愛する息子ルイスを王座につけることができると想像し心躍らす。ファストラーダは、チャールズの殺害を企て、ピピンは彼女の陰謀の餌食になる(『Spread a Little Sunshine』)。チャールズが、フランス南東部のアルルで神に祈りを捧げている時、ピピンは彼を殺害し王位を継承する(『Morning Glow』)。 しかし大衆からの訴えにより、自分も父親も社会を変革することはできず、暴君として振舞うしか出来なかったことをピピンは悟る。そして殺された父親の息を吹き返して欲しいとリーディング・プレイヤーに懇願し、リーディング・プレイヤーはそれを叶える。 15分休憩 第二幕 ピピンが当てもなく途方に暮れていると、リーディング・プレイヤーが『On the Right Track 』の曲で力づける。芸術や宗教を体験した後、ピピンは旅に出て、テオという名の息子を持つ未亡人キャサリンの邸宅に偶然たどり着く(『Kind of Woman 』)。リーディング・プレイヤーは、未だ明かされていない彼の計画の中で役を演じている一役者に過ぎないキャサリンが、本当にピピンを魅了してしまっているので心配する。ピピンは最初、そこで行っていた領地の掃き掃除や修理、牛の乳しぼりといったつまらない仕事など、自分にふさわしくないと思う(『Extraordinary 』)。しかし、病気で亡くなったペットのことで悲しむテオを『Prayer for a Duck』の曲で慰めているうちに、テオを愛おしく感じるようになり、次第に美しいキャサリンとピピンは恋に落ちる(『Love Song』)。時が経つにつれてピピンは、自分の目的のためにキャサリンのもとを去らなければならないと感じる。キャサリンは傷き、『I Guess I'll Miss the Man』の曲と共に彼のことを何度も思い返す。リーディング・プレイヤーは、彼の計画に反して勝手に振舞うキャサリンに怒り驚きを隠せない。 ステージ上で、ピピンはリーディング・プレイヤーと一座のメンバーに囲まれる。彼らは、この芝居は今までに無い最も完璧なクライマックスで最後を締めくくるべきだとピピンをそそのかし、燃え盛る炎へ身を投げ「炎と一体になるよう」薦める。ピピンは、渋々『Finale』の曲で自殺が最良の道と納得する。しかし不安になり、キャサリンを演じる女優にも止められ思いとどまる。キャサリンと彼女の息子テオは、シナリオ、リーディング・プレイヤー、ファストラーダを無視してピピンの傍に立つ。そしてピピンは、『Magic Shows and Miracles』の曲にのせて自分はこれ程愛を近く感じたことが無いと歌い、未亡人キャサリンの家こそ唯一、本当の幸せを感じた場所だと悟る。ピピンを説得できず、クライマックスを迎えられなかったリーディング・プレイヤーは、舞台セットや照明、メーキャップ、コスチュームをはずし、憤慨して公演を中止し、ピピン、キャサリンとテオだけを暗い静寂なステージに残して、荷物をまとめてステージから去るよう一座とオーケストラに指示する。ピピンは、シンプルで平凡な生活のために非凡な人生を諦めたことで、やっと幸せをつかむ。 ピピンがキャサリンとのシンプルな生活で満足に浸った後、テオはステージに残り『Corner of the Sky』を歌う。するとリーディング・プレイヤーと一座が再び現れ、新しい可能性を見出して仕事に取りかかりはじめる。 |
その他注意事項 | この演目は、小学生以下のご入場はご遠慮ください。 |
スタッフ | Music and Lyric :Stephen Schwartz |
チケット取扱い
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芝居は、一座の中心のリーディング・プレイヤーと様々なコスチュームに身を包む役者たちで幕を開ける。リーディング・プレイヤーは、『Magic to Do』の曲で、これから繰り広げられる若き王子ピピンの自己実現の話へ観客を招き入れ、後にあっと驚くクライマックスを迎えることを約束する。...
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