満足度★★★★★
ほのぼの…「猫の恋、昴は…」に通じる世界
畑澤さんが昴サードステージに書き下ろした「猫の恋、昴は天にのぼりつめ…」につながる世界を感じました。満足です。 宮越さんの芝居が見られてとてもよかった。
満足度★★★
やや消化不良
あいかわらず気持ちの柔らかい部分をくすぐるのがお上手で
あれよあれよというまに終わってしまうほどのめり込めるけど
意外にさらっと幕が引かれて、もう一歩踏み込んだやりとりを
観たかったという希望も。60分程度の短編なら似合いそう。
満足度★★★★★
入江たか子も真っ青
誰もがしっているにっぽんむかしばなしと
誰もがしっているにっぽんのこわいおはなしを
足して2で割ると、これになる、
といえばそれまでですが、
芯がシンプルで一本、
ぴしっと入っているので、
泣けるし笑えるのはもちろんですが、
シンプルなだけに
役者さんの体温によって、
この芝居、全然かわっちゃうんだろうな、ということで、
まさに生もののお芝居!
賞味期限&消費期限一発勝負度がだんぜん高いわけで、
「お芝居見たぞ」の実感がものすごくしました、はい。
満足度★★★★
今日もぬぐタマる
きっと、いろんな客層に届けようとしているんだろうなあ。そんな思いが場内に染みわたって生まれたあたたかさが、とても気持ちいいのです♪
満足度★★★★★
空腹時の鑑賞注意
ここしばらく重いテーマが続いていたので、ちょっと拍子抜けするくらいにふんわりしてました。このまま終わってしまうの?え、いいの?? そう、よかったんです。セットがまたいいです。食べ物の匂いも芝居の一部、あまりお腹空いた状態では見ない方がよろしかいかと...ぐーぐー鳴りそうです。開演時間より早めに席に着くこともお奨めします。あ、もう明日が千秋楽だった。もう一度みたい。
満足度★★★★★
密度が高まるほどに和らぐ空気
エピソードの一つずつから感じられる
家族それぞれの視点。
物語の仕掛けにも気持ちよくやられて。
丁寧に描かれるが故の軽さと
淡々とした色に
ゆっくりと深く心を染められました。
満足度★★★★
化身
青森市郊外にある一軒の家では猫と4人の男が暮らしていた。主の富平(80)、その長男・和也(35)、富平の娘婿・万次郎(56)、万次郎の長男・亨(22)。
一家の太陽であった万次郎の妻であり富平の娘であった幸江は7年前にこの世を去った。
そんな男ばかりの所帯に・・・・。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★★
とってもとっても幸せになれる時間。
どうしてこんなにも温かい気持ちになれるんだろう。そこに人がいて、世界が出来上がって、っていう本当に普通のことを、普通にそこに置いておいてくれている。俳優さんたちは演じているというより、そこに生きている。
立ち姿を思い出すだけでひどく泣けてくる作品ってなかなか出会えないと思います。
満足度★★★★★
ジーンとすること
家族を失った後の、空虚感。
信じまいとしながら、再会?を待ち望む気持ち。
ジーンとするってこういうことかなと思いました。
繰り返される食事シーンが秀逸で、食べ方だけで色々と
感情を語っているのが、めちゃいい!です。
ベテランも、初舞台の若手もそれぞれ名演でした。
満足度★★★★
【笑顔で帰れる芝居】
重い芝居が続いていたなべげん。今回は雰囲気がガラリと変わり、とても温かい。テーマは別なのだが、観ながら昨年の『どんとゆけ』を同時に思い出す。「あの」階段がまた出てきたからだ。「家族」というものを対比して観ていたように思う。
穏やかに話しは進んでゆく。謎の新人?吉田唯サンがイイ味を出している。くすくす笑ったり、ホロリとさせられたり…大人の童話な内容。次回作も楽しそうだ。反面、もっともっとドロドロしたなべげんも観てみたいと思う。
満足度★★★★★
山田百次本領発揮
昨日の初日に引き続き、
ダブルキャストで高坂明生にかわり工藤良平が出演するステージを観て来た。
全体に、昨日より自然な感じで、
完成度が上がった感じがする。
キャストが一部違うせいもあるだろうがそれよりも、
ステージ毎にどんどん進化する「なべげん」の特性と、
出演者スタッフの苦心と努力の賜物か。
満足度★★★★
夢の競演
山田百次と工藤由佳子、高坂明生の競演は、好きな人間にとってはたまらない。
こんな日が来るとは。
欲を言えば、
序盤にちょっと硬さがあったかなぁ、
山田百次はもうちょっと、シンプルな元気さがあった方が好きかなぁ。
田中耕一も、もうちょっと、力みを抜いた自然さがあっても良かったか。
と、
思ったり思わなかったり。