マクベスがいっぱい! 公演情報 マクベスがいっぱい!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-8件 / 8件中
  • くるくるライト
    今さらなお話ですが…今だからこそ!
    くるくるライトは、おもしろくて、良いシーンだったなぁと…
    2011年3月、深く実感しました。

  • 満足度★★★★

    ほぼ絶賛状態
    終盤での「的を得ていて」という誤表現(上演台本でも確認)が珠に瑕ながら、バックステージ系、親子もの、程度をわきまえた楽屋落ち、と好きなもの3点盛り状態でほぼ絶賛状態。「演劇ワールドカップ」予選での「マクベス」バリエーションに大笑い、先輩や自称ライバルの応援や生前わが子を抱くことができなかった守護霊の気持ちなどにホロリ。
    その内容に加えて舞台上に(劇中の)舞台を作り、時として場転にもそれを使うなんてアイデアや、時には客席後方の通路や2階席(?)の舞台寄りの部分でも演技する演出も○。

  • 満足度★★★★

    単純に楽しめる
    何が可笑しいかって、ニンゲンじゃない輩の情景が可笑しい。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    今回の芝居には登場人物の一人一人に守護霊が憑いてる。この霊たちの存在自体がおもしろ可笑しい。

    物語はとある劇団がマクベスのオーディションをすることに意欲を燃やしながらも、劇団員の一人が妊娠したことで、将来生まれてくるであろう子供と霊たちのやりとりを軸に、劇団員の夢をとるか、就職をするかの選択に迷いながらも、自分の生きる道を模索していく。

    たぶん、役者の方たちって、必ずある程度の年齢に達すると誰もが悩み苦しむ問題だと思う。

    誰もが夢を見て数年後現実を見る。

    芝居の主軸よりもやけに守護霊に萌えたのはワタクシだけだろうか?

    案外、霊たちの世界を物語りにするのも面白いかもね。霊界から人間達のお粗末な下界をみながら、あーでもないこーでもない!ってなコメディなんか、面白いかも。

    誰か、作ってちょーだい!(^0^)
  • 満足度★★★★

    なるほど!マクベスがいっぱい!
    観劇させて頂きました。この作品は役者さんが人生の選択を迫られながらのコメディー風の作品でした。個人的には役者さんの話で思い出すのは「ゴールデン街」と「思い出横丁」で飲んでいると隣の席に座った劇団の方々が交わされる演劇に対する熱い議論などですが、この作品で取り扱われている問題は「思い出横丁」の方で聞くことが多かった気がします。人生の一大選択とも思える問題ですが、酒場で交わされる会話の中には女性が聞いたらしばらく男性不信になりそうなマクベスそのものの会話も昔は多少ありましたが・・・そういった感覚にすっかり染まってしまっていた自分の感覚でこの作品を観ると、少しロマンチック過ぎるような気もしましたが、自分が観劇させていただいた席の両隣の席で観劇をされていたのは二人とも若い女性でしたが、作品終盤はずっと鼻を啜り上げていらっしゃいました。個人的にこの時、なぜ自分が恋愛もの・特に女性視点の恋愛ものがほとんどわかることが出来ないのか悟った気がしました。そして自分にもまた「マクベスの甘い囁き」が一瞬聞こえてしまいました。「これを利用すれば、女性の心を容易くものに出来るのでは?」・・・そうなのです、客席から舞台上の光景に純粋に涙する女性のすぐそばにも「マクベス」がいたのです。しかし、この作品を個人の好みから離れて観ると作中の柔らかい質の笑いにはロマンチックな話がもっとも合う気がします。作品を星の評価でする時、今回は個人的好みの点からはプラス評価は加えられませんが、今後の演劇鑑賞の予定に少しだけ恋愛作品も加えてみようかな?という気持ちになるだけの勉強をさせていただいた点から星半分プラスさせていただきます。この作品を観劇の御予定、あるいはどのような作品か御興味のある方は、間違っても自分の観劇記を参考にはされない方がいいかと思います。なお念のため申し上げておきますが、酒場で交わされていた役者さんの会話は昔の会話で、今の役者さんたちの会話ではないですから誤解されませんように!

  • 満足度★★★★

    知ってますか?
    僕の隣の席のサラリーマンが途中から最後にかけてずっと泣いていたことを。
    ときおりこらえきれずに『うぐぅ・・・』と嗚咽を漏らしながら・・・。

    そして実は僕も・・・。


    と、まぁ中年男達が泣いちゃうくらい、
    それくらいにいいお芝居でした。

    とてもあったかい気持ちになれました。

    ネタバレBOX

    それにしても最初は少々やばいかな・・・と思ったのも正直な感想です。

    というのも・・・・


    ほんとひどい話ですけど、
    なんだか役者さん達に華がなくて。。。

    けど、
    どんどん皆さんに味が出てきました。
    そして引きつけられていきました。

    特に主役のワタナベ?さん。
    マクベス役のとき、すごくかっこよかったです。

    それと、
    小関役の人と・・・えーっと、江川さん、懐中電灯の人・・・なんかはほんといい味出してました。
    キャラが笑いの対象でしたね。

    ただちょっと気になったのは・・・
    ビデオ撮影に集中し過ぎてるせいなのか、後ろの方のテープチェンジの音や、なんだかガサガサとしててなにかとうるさかったことです。

    とはいえ、なんにしろほんとうまいことまとめられてました。
    懐中電灯の伏線なんかは最高によかったです。

    そしてレイちゃんと菊姫との絡みはほんと泣き所でした。

    新衛門と田吾作?のフレーフレーのところも好きですね。


    次回も機会があれば必ず観に行きたいと思いました。



  • これぞ真に迫る!?演技
    役者の声が、自身の本音?ともシンクロして、真に迫ってきた。
    守護霊の設定は、前半要らないなと思って見ていたが、
    エンディングにかけ生かされて、納得。
    ポケットのハコを縦横無尽に使った、盛りだくさんな演出も面白かった。
    もう少しコンパクトにした方が、引き締まったかもしれない。

  • 満足度★★★★

    チラシの絵柄が可愛い
    そして裏の「劇場への地図」がわかりやすいのもいい。北を上に表記する地図の基本が守られて見やすい。他の劇団のそれは南を上に表記することが多く、初めてザ・ポケットへ行くとき駅の出口を間違えたほど。
    で、このように親切で可愛いチラシを作る劇団だから、舞台も丁寧に作り込まれているのではないかと・・・・。当日パンフには「ひまつぶ紙」というちょっとしたクイズが折り込まれており、一人で観劇に行っても時間を持て余すことがない配慮も、親切だ。

    ネタバレBOX

    マクベスとはいうものの、シェークスピアをまったく知らなくても楽しめる内容だ。というか、タイトルは別にマクベスでなくてもよかったんじゃない?って感じもする。出演者が多いわりに舞台進行はスムーズで、板の上でドタバタしなかったのはよかった。演出がうまいということだろう。2時間5分という上演時間だが、ことのほか短く感じた。大きな盛り上がり部分はないが、飽きる部分もないので、十分楽しめた。カーテンコールの挨拶で、四郎(役)がセリフ?をトチったがそれはそれで親しみを感じたし、マイナス点ではない。本番で全力を出し切ったということだ。ひとつだけ惜しかったのは、ホイットフィールドの評価に対して、「辛らつな評価だけど、的を得ているから・・・・」という部分があったが、「的を射ている」とすべきだった。台本のミスだろう!的は得るものではなく射るものです。
  • 満足度★★★

    劇団の話
    才能があるかわからないまま芝居を続けるか。
    家族を養うために就職するか。
    芝居一本で食っていけない演劇人には耳の痛い話。


    ネタバレBOX

    最終的にどっちを選んだのか、答えの提示が無かったような気がする。
    芝居に満足して家業を継いだのかしら。

    登場人物が多すぎて(全員に役を割り振った結果?)いらない設定が結構あった。
    脇役の過去がちらほら見え隠れするのも邪魔かも。
    すっきり主役だけを見せてくれたほうが好み。


    芝居の裏事情をわざわざ台詞に出して説明しちゃうところがどうも…。

    「なんで俺達が椅子なんか運ばなきゃいけないんだ?」
    「しょうがないだろ、場面転換なんだから」

    「お前、サイトウ!?」
    「他人の空似だ!」
    「役者が足りないんだ仕方ない」

    そういうのは舞台上の嘘として見逃してくれるのに、わざとやるとあざとい。
    ウケ狙うにしても使いすぎ感があった。

    演出面で、元看板役者の主役の方の立て方がお上手。
    彼には何か光るものがある…という演出は難しいと思うので。


    もっとマクベスにうまく絡んだらよかったな。

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