エンれぱ!Vol.6 公演情報 エンれぱ!Vol.6」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★

    2年連続で観劇初めはワニズホールでのエンれぱ
    出演者の少ない芝居だと演技に難のある人が目立ってしまう中で
    安藤さん、双葉さん、DEWさん、白野さん、新野さん、タコ太郎さんは良い演技だった
    「ミートソース・グラビティ」が物語・役者ともに良い作品だった

    ネタバレBOX

    演技の基準値を満たしていない人が何人かいて
    それがすべてを壊してしまっていたのが残念
    とくにコメディは間とか掛け合いが命なのにそれがどんどんズレていくと
    逆に不快感を覚えてしまう
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/01/04 (金) 15:00

    価格2,000円

    岸田國士からアガリスク、キコまでという演劇福袋(あるいは闇鍋←コラ)。

    「瓦礫のモグラ」
    日常にありそうなほっこりする(?)短編、オープニングに相応しい。

    「ぶらんこ」
    準古典というかスタンダード的な作品だけに演出(会場も含む)による幅が広い岸田作品、会場の個性もあって「21世紀版」な印象。

    「LiePhone4s」
    若干こなれていない感が惜しいが、中盤でアクセルを踏み込むような構造が年末の東京コントレックスの冨坂作品にも通じて「やはり♪」な感じ。

    「ミートソース・グラヴィティ」
    キコ版も観ていたが、こちらも印象がかなり異なって面白い。ちなみにこの翌日に観た芝居にも2人の登場人物がフルートグラスでシャンパンを呑む場面がありありゃりゃ、みたいな。(笑)

  • 満足度★★★

    鑑賞日2019/01/05 (土)

    5日ソワレ(85分)を拝見。

    ネタバレBOX

    短編4本の「エンれぱ!」Vol.6。

    最初の池西ばくさん作『瓦礫のモグラ』は、杉山純じさんと安藤陽佳さん(好演!)のトボけたやり取りから、(大袈裟かもしれないが)2人の登場人物の半生まで伝わってくる作品。
    あと…不条理劇に対しての、観客である自分の読解力不足も正月そうそう実感してしまい…(苦笑)。

    2番手の岸田國士作『ぶらんこ』は4年前、渋谷ギャラリーLE DECOで、キャリアのある役者陣の舞台として観たことのある作品。
    でっ、今宵の篠崎健人さん・白野熊子さんのお二人、ひねたオッさんの目にはママごと夫婦のように映った…のにもかかわらず、この若い2人の方が作品の良さが伝わってきたのだから、演劇とは不思議なものである。それから、助演のタコ太郎さん好演!

    3番手の『LiePhone4s』は、いかにもアガリスクの冨坂友さんらしい、セリフにセリフを畳み掛けていくような作品。
    何処か聞き覚えのある声で、昨年夏の『涼風至る』に出ておられた方だと気づいた双葉さんの熱演と、セリフがあるときは勿論のこと、セリフが無いときのDEWさんの細かい演技が、個人的には印象に残った。
    それにしても、外部公演を観て改めて実感したことだが、こんな芝居を過度にリキまず・(セリフのない場面で、安堵の)隙を見せないアガリスクエンターテイメントの座員さん達の力量は大したものだなぁと。

    ラストの『ミートソース・グラヴィティ』は、2016年の9月、作者の小栗剛さんの所属団体・キコ/qui-co.の公演で拝見したことのある作品。
    今宵は、新野寿光さんとタコ太郎さん、新野さんと安藤陽佳さんの掛け合いの妙を楽しませてもらった。個人的には、本作が一番の好みだった。

    経験の浅い役者さんに場数を踏ませる…という「エンれぱ!」の趣旨を存じ上げているので、細かい点については敢えて触れない。でっ、最後に期待を込めての一言。
    今回の「経験の浅い役者さん」が今後、どう化けていくのかが愉しみだなぁ!

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