満足度★★★★★
一粒で二度おいしい
今回はRAKENOH+の長堀博士による脚本(3度目の提供)、前半の朗読劇風のパートはそちら寄り、それが途中で一転して SPIRAL MOON 寄りになるという「二段階構造」で、どちらもよく観ている身には盆と正月が一緒に来たよう?(笑)
この2つのパートの場面転換もアイデアが凝らされており、前半の布に覆われた抽象的なものが、短時間で次々と布が外されてリアルな日本家屋が出現するのにはビックリ。
そんな中で描き出されるのはある家族の物語。前半で家族の歴史を語っておいて、後半は三姉妹が集ったある日のひとときを切り取って見せるという構造、座敷童(笑)のようなフシギな登場人物もからませて、適度な笑いもはさみながら、持ち味であるふんわりとしたあたたかさに包まれるような感覚が心地良い。
なお、18日にE列8番でリピート
満足度★★★★
陽だまりの中で。
家族がテーマです。
ある家族の風景を描いた作品。
セットは淡い色の布で一面を包み柔らかい雰囲気を演出しています。
冒頭、女性3人がリーディングで、物語を進めていきますが、全体的に優しく丁寧に丁寧に仕上げた作品です。
公演中なのでネタバレBOXに。。
満足度★★★
舞台上の空気が心地良い
芝居の方は、初日かと思うほどセリフを挟むタイミングがずれたり、とちったりと残念なところが目立ちました。
いい本なのですが、ストーリー展開において少々役者間のやりとりに擬古ちないところが気になりました。
個人的には、もっと芝居が長くてもいい、出来れば更に話が盛り沢山なイベントがあれば、もっと深い一つのストーリーが完成したと感じました、