満足度★★★
鑑賞日2017/02/01 (水) 19:30
価格3,000円
20世紀末に起きた「あること」によりこの世界と分岐して別方向に進んだ世界の未来の人種対立を描いたコメディ。
一旦なくなった人種差がまた生ずる過程(?)がとてつもなくナンセンスではあるものの、そこから描かれる人種の対立は今の世界の箱庭的表現にして戯画的でもあり風刺であろう。
満足度★★★
鑑賞日2017/02/02 (木)
価格3,000円
鋼鉄村松お得意の中学生男子並みのくだらなさと所謂「社会派」テーマが、巧く
混成されていなかった印象を受けました。
勿論笑うところもありましたが、笑いの総量がいつものより少な目だなと感じましたし、自分は乗り切りませんでした。理由はネタバレにて。
満足度★★★★
客席の配置の意味はいまだに分からないが…考えてしまっていいのか,笑い飛ばすべきなのか,いろんな事を盛り込んでおり,なかなか楽しめる芝居だった。鋼鉄村松さんの芝居,久しぶりだったが,パワーアップしていると思った。
満足度★★★★★
鋼鉄村松を深読みしよう。
と言うか、テーマが忍ばせてあったりすることが結構あるので、そこを考えてみた。
表面的なアレコレの、もうひとつ先があったりするので。
今回のバブルさんの作だけでなく、ボスさんの作品でも、いろいろあると思う。
(ネタバレBOX長くてすみません)
満足度★★★★
1999年人類滅亡。
いわゆるアダムとイブ、生き残りのキャラクター性がその後を引き継ぐ人類に色濃く影響を与える。
浅い文明社会、ちょっとお間抜けな世界観の中、結構シリアスに人権問題が絡んだオセロトーナメント戦が展開。
いつもの王子小劇場より客席を多く(満員御礼!)設けてオセロスタジアムにしたセットや、名物MC、体型凸凹スナイパー等アイデア盛り沢山のパラレルワールドでした。
満足度★★
初日とはいえ、セリフがうわすべりしてて、気持ちが伝わってこない。セリフを間違えたときのフォローも下手だ。コントと割り切ればいいのかもしれないが、だったら2時間もいらない。
ストーリーも社会問題を持ち込むのなら、徹底的におちょくるくらいの姿勢が欲しかった。
満足度★★
ありきたりなテーマというものがある。それをもってダメな作品だと決めつけるのは間違っていると思う。見方を変えれば、それは普遍的なテーマであるから、何度も繰り替えされるだと思う。その意味では、この作品のテーマは普遍的で、そこにどのような回答を提示するのか、そしてどのような表現を用いるのかが、作品の価値なのだと思う。
また、テーマ性の強い作品や緊張感の高い作品に笑いを挟むのは当然ありである。一方、全編コメディで通しながら、強い主張を訴えるというのもありだ。
で、この作品はテーマの取り扱いが半端だ。コメディとしても半端だ。場面場面では、腹を抱えて笑えるのだけれど、芝居となると急にクールダウンしてしまう。死があり、差別があり、闘争があり、親子・夫婦・兄妹・恋人同士の愛情がある。そこが描かれる段になると、説得力がコメディ部分と乖離してしまい、何とも気まずい雰囲気になってしまう。