満足度★★★★★
鑑賞日2016/09/30 (金)
舞台中央に布が下がっており、なんだろうと眺めるところから引き込まれ、ギャン泣きしました。途中で、そうなの?とわかってからは涙が止まりませんでした。まんまとえのぐさんにしてやられました。気持ちよく泣けました。
満足度★★★★
気持ちいい
開演時間ピタリに始まって,予定どおり110分で終わった。もちろん,そんなことだけではない。ちょっと納得できないところはあるが,全体を通してストーリーが素直でストレートである。児童虐待という重いテーマではあるが,観る側として重くなりすぎずに芝居をまっすぐ観ることができた。良い芝居である。こういう芝居を観るとホント気持ちがいい。
満足度★★★★★
すばらしかった
とにかく素晴らしかった。最後は心がほっこりして、全員号泣・・・。うかつにも50代のおっさんも涙してしまいました。
脚本が何より素晴らしかった。松下勇さんは、ただものではないと痛感。役者も個性が役柄にぴったり。
特に子供たちが自分の悲しい過去を回想するシーンは、涙なくしてはみられませんでした。
最後はハッピーエンド、演劇はこうでなくっちゃという、最高にホットでしっとりとした素晴らしい公演でした。
是非、DVD化をしてほしいです。
満足度★★★
ポップな視点で切り取られた作品
「親権免許」という制度を実験的に取り入れた養護施設での親子のストーリー。
ある事件をきっかけに一時的に引き離された親と子・・・・
『---黄離取り線---』というタイトルは くっきりとした「線」ではなく「点線」というあくまで「仮」という部分と 主に子供から目線のネグレイトという社会的な問題に「切り込み」を入れた・・・・というのが今回のタイトルにかかっているのだろう・・うまいタイトルである。
満足度★★★
観てきた!
想像以上に重い内容でした。
子供目線で描かれたネグレクトのエピソードの数々は現実にありそうなものばかり。
色々と考えさせられました。
親権免許という設定にとても興味を引かれました。
実際にはまだ試験段階の時代のお話。
個人的には親権免許が既に運用されているIFの世界を観てみたかったです。
満足度★★★★★
星5つ進呈
舞台客席側に天井から床まで届く幅2.5mほどの白布が下がっており、下から三分の一ほどの高さの所に黄色で点線が引かれているが、真ん中にはキリトリセンと記されている。
満足度★★★★
考えさせられました
とても難しいテーマでしたが、重くなり過ぎず、温かみのある舞台でした。親権免許という制度が、面白い発想だと思いましたが、今後あり得るかも・・とも思いました。役者さん達の熱演も良かったです。子供も色々考えていて、大人が考えている以上に、周りに気を遣っている・・考えさせられました。良い舞台でした。
満足度★★★★
愛情を管理できるか...
「黄離取り線」という「黄」こそ注意を促す色、今作は現代社会が抱える子育て問題へ「親権免許制度」が導入されたら、という一石を投じる。
親権の捉え方、それは親の持つ権利ではなく、子を守る権利として存在すると...。
愛情という計測できない不確かさは、制度という管理社会よりも計り知れない慈愛に満ちている。その理屈世界では説明出来ない親子関係とは...改めて考えさせる公演である。
この制度の瑕疵を含め、理屈としては物足りないが、「制度」と「愛情」というハードとソフトの両方をバランスよくというには時間が足りないし、散漫になるかもしれない。自分ではこの展開、好きである。
この計り知れない物語は、分かり易く観せる秀作だと思う.。
(上演時間1時間50分)
満足度★★★★
オープニング素敵!
オープニングの群舞(?)が
すごく素敵でした!
躍動感とスピード感あるアクションが
混沌とした世界を見事に表現していて、
ぐいぐいと物語に引き込まれました。
それぞれの子供達が抱えている過去の記憶のモノローグは、
どれも胸に沁みました。
とくに子役の女の子の海のシーン、
まるで絵本の1ページを見ている様な、
情感が目に浮かぶ素敵なシーンでした。
所長のヒョウヒョウとした感じとか、
網タイツの女性の突き放している様で愛情がある感じとか、
すごく好きです。
個人的には主役のお父さんが
なぜ雪駄なのか非常に謎でした(笑)
満足度★★★★★
良かった!
現実でもあり得そうな話だからこそとても考えさせられる作品でした。
親には子供が成人になるまでは責任を持って子育てしてほしいですねと思うのですが、親だって毎日毎日自分の事を犠牲にして子育て頑張ってると思うと何でもかんでも親の責任には出来ないと思うし難しいですね…
人間って難しいです。