~50とひとつの蝶結び~ 公演情報 ~50とひとつの蝶結び~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★

    50とひとつの蝶結び
    お芝居にタップダンスに手品に歌ともりだくさんでとても楽しめました。
    オムニバス形式といいながら、どこかつながっているかのように感じました。
    お芝居が始まってすぐに紙をまきちらし、そのまきちらかした紙の上での演技には驚きました。おもしろい演出。
    紙とタブレットの戦いはなるほどなあという感じ、よく考えられたストーリーですね。
    お芝居のタイトルの意味がよくわかりませんでした。

  • 満足度★★★★★

    たまらなく愛しくなる時間でした。
    絵空箱に入ると秋の夜のような虫の鳴き声が聞こえてさびしいような寒いような気持ちになりました。
    芝居にダンス、歌に手品にタップダンス短いけれど美味しさが沢山つまってました。
    短編集好きなんです。お話の後を想像したり、書いて無いことを思ったり。だから自分にとてもあってました。
    こもださんの歌はパワフルでスパイシーでとても格好良かったです。
    『問題と答え』の夫婦はステキな夫婦で、この二人に生まれてくる子は絶対幸せだと思いました。考えていることが全部一緒じゃないから、一緒じゃないからこそいいなって思いました。
    『セミとキリギリス』は好き。言葉が刺さるし、大声をあげたくなる。
    『ロミオとジュリエット』面白かった。
    タップダンスめちゃくちゃ格好良かったです。
    紙の可能性をみた気がします。紙の落ちる軌道が面白くて、音が面白くて、書いてある文字が面白くて、始まるまでただの紙束だったのが舞台のセットになっていくのが面白かった。
    熱量があふれでてました。絵空箱に収まりきらないです。
    舞台の段になっているところが本になっているところも注目。

  • 満足度★★★★

    面白かった
    言葉とコミュニケーションにまつわるレビューショウ。短編の中にも繋がりのあるものもあり,楽しく観劇できました。劇場も良かったですね。このレビューには絵空箱のような劇場が合っていると思います。

  • 満足度★★★★

    今回テーマは言葉...
    観ながら、未知の世界への扉が開くような...いや色とりどりの千代紙で丁寧に包まれた小箱を一つずつ開けるような楽しみが感じられた。

    上演時間1時間50分程の中に11本...物語、ダンス、手品という趣向の異なる演技が収められ、それぞれが完結しながら、ひとつの公演を成し綴っていく。しかし、ただの連作ではなく、あるメッセージが籠められているような。

    少し気になることが...。

    ネタバレBOX

    11作は次のとおり。
    ①Scene1:Opening「ム、と、シ」 ②Scene2:Act「サイトウさんとサイトウさん」③Scene3:Dance「赤ずきんとその後」 ④Scene4:Tap1「14歳の娘と私」 ⑤Scene5:Act「問題と答え」 ⑥Scene6:Act「セミとキリギリス」 ⑦Scene7:Dance「記録と記憶」 ⑧Scene8:Tap2 「15歳の娘と私」 ⑨Scene9:Show 「カミとタブレット」 ⑩Scene10:Act 「ロミオとジュリエット ⑪Scene11:Ending「50とひとつ」

    小作品は、白・黒、是・非を明確に線引きするようなものに感じられた。例えば、 「カミとタブレット」などは、それぞれを紙(アナログ)とタブレット(デジタル)の王国に見立て、相手を滅ぼすような描き方のようである。表層的な見方かもしれないが、それぞれの利用価値、用途は並び立つだろう。
    「サイトウさんとサイトウさん」では、姉妹の確執が描かれているが、こういう人間でなければ、というステレオタイプ型人間を押し付けてくるようだ。もっとも、ラストは擬人化した蝶によってホッとするが...。

    一方「問題と答え」は、夫婦がお互い謎なぞを出し合う、そんな他愛のない穏やかな会話。それは曖昧模糊とした雰囲気が漂い、対立するような光景は見られない。

    物語またはダンス毎の演技はレベルが高く観応え十分であるが、公演全体(一貫性)を通じて伝えるべきもの、訴えるものは何か。当日パンフ、脚本・演出の今井夢子 女史は今回テーマについて「言葉」と書いている。Manhattanでは、「現代のレビューショウ」をコンセプトに掲げており、先に記したように夫々の内容は素晴らしい。もちろん 「カミとタブレット」などに観られる棘もあればポップで残酷な面も垣間見えた。

    それだけに、もう少しテーマ「言葉」の心象が感じられればと思う。ちなみに、タップダンスは「14歳の娘と私」「15歳の娘と私」に年齢を経て上達した描きがあったのだろうか。細かい点であるが、(蝶)結びつきが気になるところ。ラスト、壁面を囲った布?を取ると...余韻があるのは、チラシの柔らかい雰囲気と相まって好きである。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    楽しめました
    バラエティに富んだレビューショウ。短い演目がテンポよく進行するので飽きませんね。芝居に唄に踊りにタップといろいろありましたが、結構ビターな芝居が一番よかったかな。

  • 満足度★★★★

    蝶々
    チケットプレゼントにて鑑賞。110分。

    ネタバレBOX

    けっこうおもしろかった。後半の方がダークさも増して好みかな。カミとタブレットの戦争とか。BGMも良かったし。あとタップとかマジックはメリハリが構成について良かったと感じた。

    手作り感も出しつつ纏った印象。1つ2つ減らして密度あげてもいいかなとは思う。
  • 満足度★★★★

    言葉以外による
    言語表現の試み。

    ネタバレBOX

    Scene1:Opening「ム、と、シ」
    Scene2:Act  「サイトウさんとサイトウさん」
    Scene3:Dance 「赤ずきんとその後」
    Scene4:Tap  「14歳の娘と私」
    Scene5:Act  「問題と答え」
    Scene6:Act  「セミとキリギリス」
    Scene7:Dance 「記録と記憶」
    Scene8:Tap  「15歳の娘と私」
    Scene9:Show 「カミとタブレット」
    Scene10:Act 「ロミオとジュリエット」
    Scene11:Ending「50とひとつ」
    11の演目をこなし上演時間は役1時間50分。言葉を巡る考察が、今回のレビューテーマということになろうか。言葉に頼らぬ身体や、音、動作と間によって、言葉以上に想像力に直接訴える試みや情報伝達媒体としての書籍VSタブレット端末の攻防戦、言葉を印刷物にする際に用いる紙を空中に舞わせて蝶のようなイマージュを喚起すると同時にその複雑な舞い方の美しさを舞台上に上げる試みなど、イマジネーションに訴え掛けるショートレビューの合間にはタップダンスやそれと共に演じられる手品等が、他のレビューと緩やかに関連していたり、童話の古層と子供向けバージョンとの比較によって見えてくる認識レベルの差異、またシェイクスピアのシナリオの筋書を変えてみる試みなど実験的・挑戦的な要素が取り入れられ、楽しめる。無論、これらの他に美しさに対する配慮も付加され、イマージュの断絶を防いでいることも良いし、また音響効果もグー。
  • 満足度★★★

    心地良過ぎて舟を漕ぐ
    仕事帰りでぐったりしているところに、アルコール片手に観劇-
    一番やってはいけないパターンをやってしまい、舞台そっちのけでひたすら睡魔と格闘することに・・・
    楽しい雰囲気はしっかりと伝わりました。

  • 満足度

    独りよがり
    ダンスや歌、ショーに関しては役者さん含み楽しんでいる感があって良かったのですが、芝居の脚本・演出に関しては私には少なくとも合いません。
    不快感すら感じる話でしたので評価は落とさせて頂きました。

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