「ある盗聴」 /「復讐と美味しい料理は後を引く」 公演情報 「ある盗聴」 /「復讐と美味しい料理は後を引く」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    前半の「ある盗聴」を観ました。リーディング公演ですが、話を聞いてるだけでもとてもワクワクするちょっと作品でしたね。さすが上野さん見事です。

  • 満足度★★★★★

    復讐と美味しい料理は後を引く
    ドロドロ女の闘い60分。

    「ある盗聴」が音がメインのリーディングとすれば
    こちらは心の内側のリーディング。

    だれに味方するかは人によって変わるかも?

  • 満足度★★★★★

    ある盗聴
    リーディングのために書いた脚本とのことでなるほど確かにその通りだと思いました。
    キャストも話も魅力的で大変楽しめました。

  • ある盗聴
    リーディング自体が初めてなので なんとも基準というものがわからないのですが・・・。

    脚本やっぱりうまく書かれてると思いました。 
    それから役者さんは素晴らしいし 目で演技してるのもすごい。 
    ただ座ってる以上 そこまでたくさんは見えないこと。体の動きがないことで 少し退屈してしまう傾向があるのは リーディングの難しいところなのかな。
    時間は短いはずなのに 脚本はよいのに 集中力が切れてしまうときがある。

    市原文太郎さんは何の役でも 十分にこなしてしまう すごい役者さんだし。
    佐藤蕗子さん、宮城美寿々さん、は魅力的というか ほんと魅惑的だったし。
    小西耕一さんの アキオっぷりには 何度も笑ってしまいました あの演技は この作品の味になってたと思います。

    次回公演も 楽しみにしています(^^)

  • 満足度★★★★

    リーディングのための戯曲
    ・・として書いたものだという。ラジオドラマというジャンルがあり、聴き手の想像力を当てにすれば無理な設定も可能になる。例えば人物の容姿の設定も、読み手の容姿とリンクさせる必要はない、どころか、少しリンクしていたりすると笑いがもらえたりする。良い事ずくめかと言えば、やはり「読む」行為に終始する役者を見るのでは物足りない、という向きもあるだろう。

     今回観た2作は、簡潔にして、飽きさせない展開で観客を引きつけた。展開が命だ。
     「復讐・・」は美女三人が三様の魅力を発揮し、読了して礼を終えた立ち姿も美的に様になっており、リーディングの演出の一環かと思われる麗しさ(恐らく三人の組み合わせと、作品中でのキャラの振り分けが良い)。 中学時代の酷薄ないじめの対象となった主人公と、それを主導した張本人が、社会に出て共通の「親友」となったもう一人の結婚話によって再会する事になる。復讐心の行方は・・・。それはともかく、三人の関係のキーとなっており、かつ「復讐」のストーリーを潤色する背景(無自覚の内に)となっているその女性との関係の内実が、最後に一瞬垣間見える。媒介でしかなかった存在が、二人の関係(怨恨であれそこには濃い関係性がある)を相対化するものとして、初めて見え、でもってドラマは終わる。こういう急展開のオチも、リーディングならではと言える。
    「ある盗聴」は主人公の女性が夫の死の現場に居る、という非日常の状況から始まり、以降もつづく「非日常的時間」の終息までの物語。「盗聴器」と郵便によるコミュニケーションを受け入れた女は、秘密を共有されてしまったその「相手」を信頼し、そこにある関係が育って行く。その途上で夫の弟との関係もあるがそれも「盗聴」ありき。女は「相手」の指示されるままに弟と関係する、というあたりで相当な異常領域に踏み込んだ事になるが、観客はその状況も受け入れ、さらにその先へと誘導される。
    謎解きは、「相手」の物語が語られる段で遂げられるが、ただ受動的にみえた女が実は「相手」に変化をもたらしていた顛末がそこにはあって、関係の可能性のようなメッセージが、「オチ」となっている。

    リーディングの演出も様々あるが、二つの作品は「読むだけ」の形式にふさわしい、またそのために書かれたと分かる作品。

  • 満足度★★★★★

    「復讐と美味しい-七世さんの回」鑑賞
    想像以上に面白かった。
    リーディング公演怖るべし!!
    陰気なつばぜり合いがとても楽しい。
    美女お三方を動かさないのは何とも勿体無いが・・。

  • 満足度★★★★

    復讐と美味しい料理は後を引く
    面白い。60分。

    ネタバレBOX

    中学校でいじめられてたかおる(服部容子)は、大学で親友となる桜子(舟橋杏美)と出会う。20台半ばで桜子が結婚することとなるが、かおるのいじめの主犯格と思われる友梨佳(岩井七世)にスピーチをお願いすることとがわかり、かおるは困惑しつつも、親友桜子から友梨佳を離そうと、友梨佳のネット日記を盗み見し、友梨佳と桜子の婚約者が関係を持っていた事実を桜子に、匿名で密告する。罪を認める友梨佳と、同席し内心ほくそ笑むかおるに、実は好きな人がいるんだと告白する桜子。妙なテンションで結束する桜子と友梨佳に釈然としないかおるは、桜子と友梨佳にメシを振舞うと提案する。パスタを食べた友梨佳が腹痛を訴え、中学時代の復讐かとにらみつける。桜子も友梨佳のパスタを食べたせいで腹痛を訴えだし、死にたくないとか細い声をあげるが、単なる下剤と判る。過去のこともありつつ、下剤事件のこともありつつ、奇妙な関係のまま、桜子の(一応の)結婚式は始まり、スピーチを読み上げる友梨佳と、桜子の仕込んだ下剤に苦しむかおるがいた。

    復讐劇な感じは弱めで、女3人の友情めいた感が強い作品。好きなんだか嫌いなんだか、気が合うんだか合わないんだかっていう奇妙な距離感が、面白い。シロクロはっきりしない、モヤモヤ感もありつつ、落ち着いていくサマが、いい味出してた。
    中立というか、復讐劇に巻き込まれる形になる桜子の、当初のさっぱり感から、ダークサイドによっていく(というか心のうちが表現されるようになっていく)とことか気に入った。ナチュラルに毒吐くとことか、普通に不倫しちゃうとことか。ラストの下剤盛った際のキメ顔も、いい表情してた。
  • 満足度★★★★★

    無題1897(16-187) 「復讐と美味しい料理は後を引く」
    20:00の回(晴)。

    19:30受付、開場、今夜の舞台、椅子が3つ。

    下手から、かおる(服部さん)、桜子(舟橋さん)、友梨佳(岩井さん)の順。「後を引く」とは納豆のような粘りか、餃子のような残り香なのか..予定してはいなかったのですが、深夜0時に予約してしまいました。

    20:00前説、開演~21:00終演。

    三人とも全部違う。服(デザイン)、靴、ヘアスタイル、アクセサリー、マニュキア。ペットボトルのみ同じ。

    「過去」のどこかでつながっていた三人...復讐が始まる。「説明」の通り。

    表情、キラッと光る秘密めいた眼差し、ちょっとしたしぐさも見逃せないポイント。

    服部さん「爆弾魔メグる(2014/11@王子)」。舟橋さん「月ノ原中学校音楽準備室(2016/4@ミラクル)」、COoMOoNOの「腑の住処(2016/2)」「マーシー、朝の憂鬱,昼の倦怠,夜にトけて水飴(2015/6)」他3作品。岩井さんは初めて。

  • 満足度★★★★★

    動きがなくても、とても楽しめる...
    両作品観ました。前回の中野あき公演から、比較的動きを作らない作品が続いている感じ。ですが、やはりストーリィで振り回していく、私が勝手に重要とおもっていることですが「どこへ連れて行かれるかわからない感」がやっぱり良い感じ♪「ある盗聴」が、スリリングな味を提供していると思えば「復讐と~」はタイトルに比してちょっと明るく、本来の競泳水着の世界かも? 次作も期待しています!

  • 無題1893(16-183) 「ある盗聴」
    13:00の回(小雨~晴)

    12:30受付、開場。入って奥に4つの椅子、

    小角さん、毛利さん。武子さん、加藤さん。
    なぜか男性お二人は足を組んで、女性は揃えて。

    競泳水着は2014/2以来。

    13:03前説(65分)、13:04開演~14:11終演。

    作品紹介を読んでミステリータッチの倒錯作品かと思いましたが、とても普通のお話でした。メインは小角さん、毛利さんは徐々に寒気を感じる役柄。比べて男性陣は受け身的。

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