満足度★★★★★
戦いでした
役者藤波瞬平が、今あるすべてをもってそこにいる
自分以外の人に挑む。
一瞬たりとも気が抜けず、目が離せず、息をするのも
忘れそうなほどの空間、もはや戦いでした。
受け止めるべきなのか、冷静にことを捉えるべきなのか
それを考える間さえも与えられずに2時間ちょっと。
幸せになれる話ではなかったけれど、あそこにいられた
ことをとても幸福に思う。
満足度★★★★★
圧倒された
たまたま仕事帰りでスーツを着ていて仕事モードだったせいもあるかもしれませんが、普通に軍事裁判の場所にいるような感じで力入りっぱなしで2時間ちょっと。
圧倒されました
最後なんて「こいつどう裁くんだ?」的なこと真面目に考えたり。
夢に出るな、絶対
満足度★★★★★
集中と緊張
2年ほど前に別な方が演じたのを観て衝撃を受け、戯曲を探して読んだ。
それを、藤波さんが演じる。劇団しゅうくりー夢への客演で初めて彼の芝居を観たのは、もう何年前になるだろう。加藤健一事務所の研究生だった彼がこの『審判』を演じるのだと思うと、観る前から期待が高まっていた。
安易に人を誘うには重過ぎる内容だけれど、あえて友人と一緒に観た。
スゴかった。
閉ざされた空間で裁く者と裁かれる者が向き合う。息を吐く音や身じろぎする椅子の軋みさえ響いてしまいそうな緊迫感。
生と死、人間の尊厳、正気と狂気とか。
ヒリヒリするような集中と緊張の2時間15分。土曜のマチネを観たのだけれど、その日も翌日も2公演なのだと思うと何だか胸が痛むような気がした。
満足度★★★★★
圧倒された2時間。
凄かったです。それしか言えないです。圧倒されました、藤波さんとあの空間に、圧倒され続けた2時間でした。迷ってる人は、本当に観てほしいです。
つらくてつらくてもう無理って、観劇中に何度も思ったんですけど、一晩たったらまた観たくなる不思議…。
藤波さんを1度しか観たことのない私がここまで引き込まれたんだから、本当にすごいと思います。
素敵な時間をありがとうございました!