ラマルク 公演情報 ラマルク」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.6
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    うー、ん。
    どうなるんだろうと思いつつ展開が見えるような見えないような、
    自分の中では盛り上がりきらずに終わってしまった感がありました。
    嫌いなテイストではなかったのですが。

    風船の使い方は面白かったですね。

    女性の感想を聞いてみたい、かも。

    他の方の感想にもありましたが、犬はかわいかったですね(笑)

  • 満足度★★

    う~ん・・・
    ライトタッチのちょっとファンタジックなSFものと言っていいのかな?設定はよいと思うのだけど、正直話にはついていけませんでした。こちらの理解力不足なのかな。

  • 満足度★★★

    思い出話は、
    作り話?真実は絵の中?事前にチラシ等で読んでいたあらすじとイメージが違うなぁと思って観ていたら、最後の最後にそういうことかと。

  • 満足度★★

    違和感が・・・
    開演前の舞台セットを見ていて、どんなストーリー展開になるのかすごく期待していました。開演して登場人物達のメルヘンチック?な衣装をみてがっかりしました。(舞台セットと全くマッチしていない。)ストーリーに入り込めず。でも犬はとても可愛く思えましたが。

  • 満足度★★

    よかった
    なかなかおもしろかった

  • 満足度

    う~ん よくわかんない・・・(-_-;)
    イメージ的には’80年代に流行った覚えがある地球荒廃シェルター退避閉鎖空間SFかなぁ・・・

    正直眠気が強く出てきてしまい物語が追えなかった・・・

    1時間強の作品ですのに緊張感が維持できなかったです

    自分には合わなかったと感想

    ネタバレBOX

    擬人化した犬?のでんちゃんが可愛かったが
    眠りの魔法には対抗できなかったですね~

    現状に甘んじようとする
    外の昔の素晴らしさを確認したい
    いろいろ思惑はあるが
    (一石を投じた”でんちゃん”の帰還あっても)
    結局現状は継続し日常は変化なく
    フワフワとした生活感の感じられなかった日常が継続する話
    (よくある将来の生活の不安や変化等がありそうな示唆も無く・・・)

    人○食ってた「ソイレントグリーン」とかゴキブ○食べてた「スノピアサー」とか食事とかの生活感も何か無かったねぇと感想

    ジオフロントに住んでるらしいけど
    犬が戻ってくる?
    汚染とかは無いの?
    実はロボット犬?
    実は登場人物たちもロボット?
    (火星年代記に出てきた望郷の強い人に作られた家族ロボみたいの?とか)
    ・・というような捻りも無かったようで残念であった
  • 満足度★★★

    瑞々しいが...
    場内は薄暗くモノトーンな照明。その雰囲気は無機的な状況に浸っている感じである。その世界は寓話のようであり、御伽噺でもあるようだ。
    説明文のタイトルは「ラマルク」だが、別にRamarckとスペルが表記されている。その名前は、その分野を研究しているものであればある人物に気づくであろう。
    この芝居は、プロローグとエピローグを描くことによって、ストーリーの全体像もしくはイメージ像が築けたかもしれない。そう思うと少し勿体ない気がする。

    ネタバレBOX

    ダーウィン「進化論」を研究すると、そのRamarckの名前が引き合いに出されることがあるだろう。提唱した「用不用」説...人体器官は使用しなければ退化する…説明文が意味深である。赤ん坊は天使…生まれるに際して”翼”はどうしたのだろうか。
    さて、人の思い(希望)も用・不用が関係しているのだろうか?自分が、この物語から感じられることは2つ。

    第一に、大気(核)汚染のような環境悪化によって地上に住めなくなった人類の(近)未来が描かれる寓話。それは自然界の変化ではなく、人為的な活動によってもたらされたもの。地下(シェルター?)ゆえに太陽の輝きはなく、植物が育たない。その暗喩が植木鉢に風船を入れ(植え)る動作になっているのではないか。この先、どうなるのか、未来はあるのか、その不透明さが不気味で怖い。

    第二は、母親の胎内で聞いている御伽噺...こちらは人間の主体的な関わりが観て取れる。それが”生まれて見る光景”について、幼馴染みが描く美しい風景画として聞かされる。一転して自然の恵みを感じるセリフの数々。

    その舞台セットは、中央に色鮮やかな円段通。上手は、2段差のある上空間。下手には棚や地空中など乱雑に配置した植木鉢が数個。上手の空間で女性2人が膝枕をさせ、もう一人の女(子)の髪を梳くような仕草。生命の誕生によって広がる未来、そこには夢も希望もある。

    さて、物語としては前の話のイメージが強い。それは映画「デイ・アフター・トゥモロー」(2004年)のように自然環境が急速に悪化し、一瞬にして氷河に襲われる。その閉じ込められた先...図書館が、この公演では地下に置き換わるようだ。そこに自然に対する人間への警鐘が...。
    役者の演技からは、地下での生活苦が感じられない。逆に、郷愁のようなものが見える。緊迫感、絶望感が観えないのが不思議。そして個人(姉妹)生活に立脚した視点ゆえに社会的な問題提起に及ばない。それであればやはり胎内か...その不思議感覚だけの印象では勿体ない。嫌いではない描き方だけに。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    女性的アプローチ

     殆どの場面が地下で展開するのは良いのだが、その展開の仕方が、如何にも総てが部屋の中で起こるといった展開の仕方なので、まるで文明の進んだ現代の若い主婦感覚といった感じである。

    ネタバレBOX


     男である我々は基本的に外に出るので、こういう作り方を受容するのには慣れていないこともあろうが、かなり眠たくなる。
     恐らく核被害によって地下シェルターに閉じこもることになった姉妹たちは、遺伝子が破壊された為に二度と咲くことのない花の代わりに風船をプランターに活けている。こうやって健康だった頃の自分達のアイデンティティーが保たれているかのようなままごとをしているのである。
     そこへ20年ぶりに外界へ出ていたでんちゃんが帰ってくる。外界に出ていた為、彼女の身体は大きな変化を遂げている。恰も四足になったかのようだ。この核被害以降の、どこにも逃げようのない地獄を、身体の内側に抱えた毒(放射性核種)と共にシェルターで生きて行こうとする物語と捉えた。だから、会話は劇的ではない。寧ろ、アンリ・バビュルスの描いた地獄に近かろう。

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