満足度★★★★
当時のソ連そのもの!
アルブーゾフ作品に触れるのは初めて!
体制迎合型戯曲で、まさに当時のソ連そのもの!
あの体制下で批判的なものはないのは、私にとっては不可思議!
因みに1980年にソビエト連邦国家賞なるもの授賞している。
満足度★★★★
格調高い群像劇
いやー,この劇団の芝居は格調高く真面目だわぁ。しっかりとした演技,構成,ストーリーと隙を見せません。2時間30分という長丁場ですが,飽きることなく,集中して観ることができました。とても良かったです。いろいろな芝居を観ていますが,たまにはこーいう翻訳ものの真面目で硬い芝居も新鮮に感じて良いものです。
満足度★★★★
見事な翻訳劇
極めて上質な舞台。役者さん達の演技も演出も申し分なく、青春群像劇というよりメロドラマ(?)、大いに楽しめました。しかしながら、旧ソ連時代のプロパガンダが通奏低音のように流れていて、寒気もちょっと感じました。ショスタコのシンフォニーを聴いて感動しながらも・・・って、気分ですかね。
満足度★★★★★
丁寧な描き
旧ソビエト時代、バイカル湖の南、イルクーツク近郊を流れるアンガラ川にある発電所の建設現場で働く者とその恋人が織り成す話。脚本が書かれた時代状況や、日本での初演(劇団民藝)のことは、当日パンフに記載されている。
その内容は、女性主人公ワーリャ(舞山裕子サン)が苦難を乗り越え成長する様と、それを温かく見守る人々の交流が感動的に描かれる。二部構成2時間30分(途中休憩 10分)は“生きるため”を中心に、友情・恋愛・誕生・自立といった個々のテーマが織り込まれ、見事な絵柄を仕立て上げた。
さて、ワーリャは、劇中で披露されるカルメンと姿を重ね合わせることができるが、そのラストは...。
満足度★★★★
青春群像劇ってよりも三角関係・・・・?(^^;)
って感じたかしら
現代では選択肢も多くて、あぁ何となくよくある話のひとつかなぁ・・・。
とか思いますが、時代背景とソ連という情報を加味すると深いかなぁって感想。
ただ上記記載した時代背景や状況説明等を劇中にて巧く説明などしてくれてたら嬉しかったかしらねぇと
・・・・・アフタートークの回では作者長男さんが来日されたそうで・・・・新聞の記事読んで少々驚かされたデス(^^)
満足度★★★★
草創期の「夢」
アンガラ川(ロシア、シベリア南東部を流れる全長1779Kmの川)では大掛かりな工事が行われている。発電所を建設しているのだ。完成すればこの川の水はせき止められて大きなダムができる。
満足度★★★★★
ソ連時代の労働者
ソ連というと革命とか共産主義とかKGBとか粛正とかいろいろ身構えちゃいますが、等身大の労働者を生き生きと描いたステキな作品でした。歴史のある劇団だけが持つ、安定した雰囲気のステージを堪能。
前日に行なわれたというトークショーに居合わせたかったな。