鶴かもしれない2016 公演情報 鶴かもしれない2016」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★

    つるかもしれない…
    前作見てないので、ラジカセを使った作品がどんなもんか分からなかったけど、観て納得。そして、面白い。
    ただ、内容はそんなでも無かったかな。上演時間も短かったし。
    期待以上では無かったです。

  • 満足度★★★★★

    凄かった!
    最初の明転で絶対面白いと確信出来るほどの何かがあった。
    約1時間。本当に圧倒され続けた作品。

  • 満足度★★★★★

    東京観劇の一番最初の作品にして良かった!
    2011年の6月に初観劇をしてから6年目にして初の東京観劇♪

    急な出張が決まり、1泊すれば観劇ができるのではと⁉︎

    そして初めて何を観ようかと探したのが

    好評で追加公演をしていたEPOCH MAN主宰の小沢道成さんの一人芝居!


    東京観劇の一番最初の作品にして良かったと思える印象なお芝居!

    今まで色々な一人芝居を見てきましたが

    私の中では一番と思うぐらい素晴らしかった!

    小沢さんの細やかな演技とダイナミックな動きに翻弄される!


    ストーリーも有名な物語を上手くアレンジしていて面白い♪

    素敵な音楽や衣装、

    まるでもう一人居るかの様な表現もあり最後まで惹きこまれる演出

    生きる苦しさや哀しさが伝わってくる物語

    そして関西出身らしく時折、笑いも盛り込まれて肩の力を抜いてくれる

    様々な感情が表現された見応えある濃密な55分のお芝居!


    普段は東京で活躍されているので

    関西ではなかなか拝見する機会の少ないですが

    今後は魅力的な役者 小沢道成さんから目が離せない!

  • 満足度★★★★

    一人芝居である事を忘れる程に
    角度を変えて2度観劇。夢を語る恋人の声に聞き入る鶴子の表情から、彼女が何を考えているのかが伝わってきた時、ただ胸が苦しくなりました。どうしてそんな方法しか選べなかったのかと。

    小沢さんの所作は、自動再生される音声との会話のやり取りだけでなく、まな板に包丁を下ろすタイミングの一つ一つまで完璧に効果音と一致させる細かさ。

    そして音声相手の会話から小沢さんの一人二役に切り替わった瞬間にも、その男女の演じ分けの巧みさに息を飲み、それが一人芝居である事を忘れる程でした。

    終演時には汗やら何やらで顔中びっしょりの小沢さん。

    「鶴の恩返し」という古めかしい題材に新たな命が吹き込まれるのを目の当たりにした55分でした。

  • 満足度★★★★★

    濃密な
    55分でした。
    一人芝居って見たことが無くてどんな感じって思い出かけて行きました。

     くるくる変わる表情に動きに釘付け。

    寒いけど見に行って良かった。

  • 満足度★★★★★

    言葉を失った。
    「鶴かもしれない」観劇。
    55分間、ずっと、目が離せなかった。
    一つ一つの動き、細かい動作。
    一人芝居で、一人しかいないのに、ラジカセから、流れる声、
    振り返ると誰かがいる。存在を感じていました。
    小沢さんの表情とか、全てに心を奪われました。
    途中苦しくなるけど、終わった後に残る気持ち。
    言葉にならなくて・・・。
    幸せで、素敵な時間をありがとうございました。
    観劇出来て、良かったです。

  • 満足度★★★★

    きれい。
    小沢さん、魅力的な方ですね。初めて拝見しました、また見てみたいです。

    ネタバレBOX

    足を引っ張っているのは、自分自身かもしれない。この言葉、今の私にぴったりでドキッとしました。
  • 満足度★★★★★

    やられた
    今年の観劇2本目。なんだか当たりの作品が続いている。
    ずっと気になっていた小沢さんの作品を やっと観に行くことができました。


    見どころ満載で 息を飲むシーンもいっぱい かと思えばそんな手がという思わぬ演出 とにかく気の抜けない55分。

     
    これでもってくらい 沢山のエッセンスを詰め込められた作品です☆

    ネタバレBOX

    鶴子は同じ女性から見たら とても悲しい生き方の女性でした。
    モデルがいるのかなとも想像するけど 悲しすぎるその生きざまに 
    個人的な意見になりますが あの子にはもっと幸せになって欲しかったです。 


    声の強弱 抑揚のつけ方とか なんとも絶妙。 小沢さんは声がイイ。


    小沢さんは 公演のたび雪に見舞われるらしく(今回も楽屋入りが大雪)。
    だから鶴子も雪の寒い日の話なのかもね♪と思いました。


    会場を後にしても ふつふつと残る独特な感覚まで ごちそうさまでした◎

  • 満足度★★★★★

    小沢道成という"現象"
    初演から更に進化して、舞台の上で実に楽しそうに伸び伸びと舞うように生きる小沢道成。演劇というよりもはやこれは"現象"。岡田太郎さんのエクセレントな音楽も艶やかさを増大させ、客席も含め稀に見る幸福な時間でした。

    ネタバレBOX

    私の観劇史上、最も幸福な公演のひとつとなりました。道成くんの努力が実を結んで着実にステップアップを続けている姿を見ていて、彼に出会えてよかったと思ったり、日々を生きる力をいただいたり。新春早々、今年一番の演劇を見た思いです。

    ブログに詳しい感想を書きました。
    http://ameblo.jp/kangeki-jyoshikai/entry-12122285389.html
  • 満足度★★★★

    オンリーワン
    小沢道成にしか出来ない小沢道成の一人芝居だった。一人芝居やろうと思って、ああいった設定のテキスト考えるのは凄い事。offoff専用の演出も面白かった。55分確り楽しめた。成る程、売り止めになるだけの事はある。

  • 満足度★★★★★

    終始ニヤニヤ
    この人のポテンシャルの高さに気持ち良く酔える仕上がり。絶対に何かをやってくれると思わせて期待以上のものをポンと提示してくれる人。

  • 満足度★★★★★

    驚愕の鶴
    脚本と構成の巧さに加えて生き生きとした台詞が素晴らしく、芝居の面白さを堪能した。
    思わず本当にひとりなのか、と思ってしまうほど見事な掛け合いと、あっと驚く演出。
    誰かにお礼を言いたい、喜ばせたいと思った時に他の方法を持たない女の一途で切ない思いがビシビシ伝わってくる。
    完璧な台詞のタイミングには驚嘆しかない。
    哀しい鶴の声がまだ聴こえる…。

    ネタバレBOX

    二方向から客席が囲む舞台には、3つのラジカセが置かれ
    床には古めかしい大きなトランクがひとつ。
    細い竹(?)の棒が所々に立っている。
    やがてこの細い棒が自由に移動し、ドアとなり機織り機となることがわかる。

    一つのラジカセから昔話の「鶴の恩返し」の朗読が流れる。
    それにつれて現代の若い男女の物語が展開する。
    新宿の往来で泣いていた女にティッシュを差し出した男の元へ
    お礼を言いたいと女が訪ねて来るのだ。
    そして一緒に暮らし始めるが、女は時々1週間ほど“バイト”に行く。
    ある時不審に思った男がたどり着いたところは…。

    ラジカセから発せられる台詞との掛け合いが何と生き生きとしていることか。
    ヘタな相方など要らないとさえ思わせる、完璧なタイミングに驚愕。
    同時に、後半ラジカセを使わず、衣装も変えずにシリアスな場面で
    ごく自然に男と女を交互に演じた時は圧巻の台詞力を目の当たりにした。
    この自在な切り替わりが、物語のテンポと緊張感をキープする所以かと思う。

    料理のシーンの、しなやかな身体性を生かしたほとんどダンスのような演出。
    いきなり劇場の外が見えた時の、客席のどよめき。
    羽織り、重ねた着物の鮮やかさ。
    アイデアと工夫に満ち、練り上げた作品とはこういうものかと感動した。

    大切な人を喜ばせる方法はほかにもあるのに、
    それは例えば一緒にいることだけで十分なのかもしれないのに
    鶴は自分の身体を痛めて布を織ろうとする。
    鶴子もまたほかの手段を知らないという点で、同じように痛々しい。
    愚かなまでに自虐の道をたどる女の可愛らしさ、哀しさが繊細な表情からこぼれる。

    すごいなあ、こんな作品を創るんだ、小沢さんって。
    鶴の声、女の声、男の声、どれも耳に残って忘れられない。
    素晴らしい作品をありがとうございました。






  • 満足度★★★★★

    驚きの連続
    うーん、凄い。55分と短めの作品なのですが「ここどうなってるの?」とか「え、こうなの!?」みたいな驚きや興味の尽きない作品でした。

    現代版『鶴の恩返し』 は不器用なヒロインがいじらしくもあり切なくもあり。
    ふと前作の『みんなの宅配便』が頭によぎりました。

    ネタバレBOX

    ラジカセを使った掛け合いが面白いですね。
    あれはぴったり時間を計算して演じているのでしょうか。だとすると凄いなぁ。
    食い気味にセリフを被せたり、ちょっと間をあけたりで微妙に変化するニュアンスをしっかり表現していたのには驚きました。
    料理のシーンも完璧にシンクロしていて爽快でした。

    あの竹はてっきり固定されているのだと思っていたのですが。
    どうやって立っているのかが凄い気になります。

    そして、OFF OFFのあそこって窓だったんだ!というのが一番の衝撃でした(笑)
    向かいのマックのお客さんもびっくりしただろうな(笑)

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