満足度★★★
掴みにくい!
こういう芝居が多くの人に受け入れられるかどうかは劇団自体が解っていると思う。過去4作拝見しているが、今後どんな方向にいくのか楽しみ!
満足度★★★★
結構高度
言葉の裏表、意味、力、重要性…。言葉がもつ魔力と暴力。
「言葉をめぐる戦争物語」は様々な事を考えさせられ想像しながら楽しめた。
悪魔は何処にいるのか?一人一人が持つ悪意と偽善。
個人的には悪気のない事が最大の悪であるが…。
台詞の一つ一つ、役者の一挙手一投足、
舞台上の全てを体感して楽しむ大人のお芝居。
しかしながらちょっと難しかった。
意識の高い方々にはしっくりくるのかもしれないが、
わたしレベルではついて行くのがやっと。
人間関係や設定などの情報がもう少しあれば、楽だったかもしれない。
満足度★★
観てきました
初めての劇団で、題名に惹かれて楽しみでした。
トートバッグプレゼントなんて初めての経験
演劇のほうが、登場人物とこの場所はどういうことかが良く分からず
最後までなんのことだか分からないという
私だけだったらどうしようですが難しい舞台でした。
言葉が心にはいってこないという悪魔だったのかなあ
満足度★★★★
不気味な…
輝く言葉、印象的な台詞が散りばめられており、メモしたくなるほどだ。ワクワクドキドキして観ていたが、段々と胸の底に澱むものを感じる。その正体不明の”何か“が分かるように導く演出が妙である。
この「悪魔はいる」の状況は、今年(2015年)出版業界のみならず世間を騒がせた”アレ”のことを思い出してしまうのは自分だけであろうか
満足度★★★
結構さっぱりはしないんじゃないかな~
言葉をめぐる戦争の物語という感じはよく表現れていたと思いました
けどデジタル的な、
明確なオンオフ表現はあえて避けてたかなぁって感じた1時間50分強。
開演前の注意でケータイの電源オフや手荷物のカサカサ音の注意に加えて小劇場系では珍しく帽子をとることを注意していたのは高評価できますが・・・
そこまで注意しても上演中にカサカサとポリ袋音を生じさせる方がいたことに驚かされたですよ(-_-;)&そこまで細かい配慮されてても開演時間厳守は出来てないのがチト残念だったかしら
きれいな口跡の台詞に
まずハッとさせられる。台詞を美しく響かせることに随分気を遣っている感じだ。言霊、呪文、魔法などの言葉が頭をよぎるが、外部で何が起きているかの説明がほとんど無く、(わざと伏せている感じだ)台詞のみでつなぐこの劇はストーリーがあいまいで、だんだん不条理劇を見せられているような気分に陥った。う~ん、何だか小難しいものを見たなぁ、という印象。登場人物が多いのにそれぞれが何の役割だったかよくわからないという不思議な舞台でした。最近では珍しいタイプですね。
満足度★★★★
およそSPIRAL MOONらしからぬ戯曲を自らの色に染めて
陰湿かつ過度な抗議行動から身を隠した小さな出版社の面々と作家をめぐる物語。
いつもは「やさしさ」「あたたかさ」が漂うSPIRAL MOONに底辺を「悪意」が大半を支配する戯曲は異色。
がしかし、台詞回しや間合いから生ずる舞台の雰囲気はまぎれもなくSPIRAL MOONそのものだし、微かに光明が見えるラストシーンは音響・照明も含めて真骨頂。
ところであの「現実にあったこと」は本作をオリジナルである820製作所が初演した昨年夏よりあとだって?…こわぁ。
なお本作は、それまで「本当に悪い人物」が出なかったのに対して初めて「悪い奴」が登場した演劇集団キャラメルボックスの「TRUTH」的な作品と言えるのではないか?