満足度★★★★
なんてビビッド!
役者達ひとりずつの個性に惹かれ、それが引き出されていく歩みにぐいぐいと取り込まれました。
べたな言い方ですが、めっちゃ面白かったです。
満足度★★★★★
自分はこれに★5を付ける
と言う事は普段観る芝居ってなんなんだろうなぁ。
面白かった。
普段、面白いと思う芝居と比べても遜色ないくらい面白かった。
ちなみに内容については即興芝居だったという事に驚愕。
本当にびっくりだ。
中高生15名、とても良い座組みになっていると思う。
それこそ学校のクラスの様にたまたま集まったメンバーだけど、みんな個性的なんだ。
全員、と言うわけにはいかないだろうけれど、同じメンバーで集まった芝居をまた観てみたいと思えた。
うーん、15名なんだよなー。
例えばこれが普通のどこかの芝居だったとして、それだけ人数いると埋もれてしまう役が出てきたりとかありがちだけど。。
ちなみに観ている大人たちは「キラキラしている」という印象をやはり受ける様で、その通りなんだけど、自分は敢えてその表現は避けたい。
それは何かちょっと余裕のある表現だと思うのです。
中高生とか関係なく、単に芝居を観に行って、面白い芝居が観れた。
他の芝居を観に行くのと変わらなかったですよ。
明日、最終日。
また別物が観れるのでしょう。
スケジュールきついかなと思っていましたが、何とかなりそうなのでもう一度行っちゃえヽ('ー`)ノ
そういう風にリピートしたいと思う客もいるんだぜ、と言うのを伝えたい。
満足度★★★★
稽古期間はわずか3日!
ワークショップの成果発表会というより、ワークショップそのものを見物している気分にさせられる公演。
ワークショップを指揮し、公演の構成・演出も務めた悪い芝居の山崎さんは教え子たる制服姿の中高生がゲームや演技をする様子を舞台隅から笑顔で眺めているのみで、さすがに本番、舞台に出てきて指導まではしないのだが、まるで稽古のごとく自由闊達に演じさせる工夫を凝らしてあるため中高生の演技はとても初々しくスーパーナチュラル、それを見ている非番の中高生たちも超自然体で、出番の仲間たちの演技が可笑しけりゃあクスクスウヒャウヒャと素で笑い出す有り様で、それを見ているこの私、彼らくらいの子供がいてもおかしくない年齢のこの私も、それを見ながら保護者感覚で“つられ笑い”を始める始末。
中高生の本物の保護者を含む他の多くのお客さんも私同様、頬を緩めて彼らを見ていて、会場内はそれはそれは幸福な空気に包まれていたのでした。
…なんて書くといかにも発表会然としたユルい公演を想像されるかもしれませんが、構成は実によく練られていて、その構成の妙が味わえるだけでも演劇好きには楽しいのでは?
公演を見世物として面白くすることはもちろん、演劇をやりたい中高生への教育的効果も考えてしつらえられたこの構成には唸らされました。