満足度★★★★
芝居で食べていくこと
劇団初見。見ておいてよかったです。
冒頭のシーンで、ついていけない芝居かなと思いましたが、
最後には、作り手の「志」の高さにやられました。
公演パンフにおいて、
脚本・演出の河西さんが「誠実に作りすぎた」と書いている一方で、
主役の人の「今後の予定」が「就職」になっていて、
「芝居で食べていくこと」の覚悟が、芝居に込められているように感じました。
あと、チラシの「まずいラーメン」と「セックス」の話は余計だと思う。
満足度★★★
天然ということ。
リアル芝居を天然の人が作ったらこうなっちゃうのか、という稀有な感情を抱く。
後半の仕掛けには、正直「やっちゃった」感しか漂わなかったし、ラストは更に「やっちゃった」感が残ってしまって実に残念。
でも、仕掛けたことは評価したいし、少なくとも次回も観たいという気持ちを持てた。
主人公を演じた小斉英嗣にしてみても、実に稀有な存在感だった。
代わりが思いつかないほどにフィットしており、彼もまた極上の天然物だ。
満足度★★
細かいディテールが受入れられず。
美術も含めた舞台の設定が気になるくらい大きな壁になって、それ以上物語に入り込ませず、後半の大技さえも不発感が。103分。
満足度★★★★
上手な作品
とにかく脚本と演出が上手な作品だと思いました。主宰の河西さんはきっとこれから伸びるでしょう・・・今ならチケット代も安いし、一見の価値有り。ただ、自分が観た土曜のマチネは前売り完売でした。満員の割にはそんなに詰め込んだ印象はなかったです。ただ舞台の設定上、自分が座った席は観難かったです。