満足度★★★★
今更ですみません
ひと月以上前に観たものの感想を今更書いていいのか迷いながらも。
役者さんの体力?根性?に脱帽しました。開場中から終演まではけることなく出ずっぱり(そもそも袖がない)!しかも、かなりの激しい動きが全編に付いています。
喜劇悲劇の違いは終り方だ、との主宰さんの言葉に納得。確かに、演じる上では「懸命に生きる」のは同じですよね。
独特の様式美で織りなす世界に圧倒されました。
ただ、強い美意識は裏を返せば単調になりがちでもあり、ずっと同じ空気感で進行していくため、少し飽きた時間があったのも事実です。
主演のおひとり小林さん、とってもいいのに「ら」行が弱いのが残念です。
それにしても、観劇後の満足感が高いお芝居でした。お疲れさまでした。
満足度★★★★★
無題1174(14-222)
19:30の回(曇)。19:00受付、19:28前説(80〜85分)、19:32開演〜20:54終演。
「せかいで〜(2012/3@ブラッツ)」からで5作目、「オセロ(2012/9@APOC)」に続いてのシェイクスピア作品。
舞台上、出ずっぱりの8人、普通に立っているだけなら普通の人たち。「獣の仕業」の過去作品から想像しようとしても「喜劇」の2文字は答えとしては出てきませんでしたが、先日、「マクベス」を素材にした作品や「鮭スペアレ」の「弱法師」…利賀演劇人コンクール出演作…の公開稽古、を観たこと。原作を(端折りながらも)通読したこと。いろんなことが影響しているのでしょう、とても個性的、動的な作品に仕上がっていたと思いました。
取り急ぎ。