満足度★★★★
名言
美しく儚い設定で語られる、これは受容と再生の物語に見える。
受け入れ難いことを受け入れるとは、わかっているのにこんなにも難しい。
陸に上がる魚たちは、その思いの強さから荒っぽい方法を取るが
人間は曖昧な表情で途方にくれている。
シュールな展開もあるが安定した構成、
藤川修二さんの熱演と荒井志郎さんの繊細なたたずまいが魅せる。
満足度★★★★★
繊細で自然
世界観の造り方が、半端なく上品
時代が行ったりきたりするのに全く違和感なく入ってくるし
台詞のない芝居でも心の声が聴こえてくるような
間の使い方が上手い。
100分の上演なのに2時間半の公演を観たような感じ
綺麗なのに残酷で、それでいて後味が悪くならない
とにかく 衝撃を受けた。
次の公演も行きたい!
満足度★★★★★
堪能しました
静かなリズムの中で、思いもよらない非日常が提示され溶け込んでいくお芝居で、どこか懐かしく、それでいて底流には逃れられない不安。堪能しました。
満足度★★★★★
期待を超える感動でした。
今回も素晴らしい内容でした。
アゴラに入った瞬間に静かな水音と浮かぶ水滴を眺めていると、すでにもう水中から波を眺めている気分になりました。
いつも入った瞬間から芝居が始まっている空間も好きです。
お芝居の内容はもうありすぎて書けません。そして観た人たちそれぞれに振り返り、先を考えてもらいたいな、と思います。
お時間のある方は足を運んでみてください。
満足度★★★★★
大人の寓話 (シリーズ化への挑戦)
人魚は、買ったり、釣ったり、拾ったりするもんなんですね。
少年を誘う、恐ろしいほど妖艶なシーンが一日経った今も忘れられません。
ナマならではの趣向を凝らした、2つの時間軸を自在に遷移する緻密に組み立てられた舞台を時間を忘れて楽しみました。
タイム・トラベラーが最年長の藤川修二ってところが憎い演出ですね。
満足度★★★★★
青✩組の新たな魅力が輝きを増した!
心にしみる味わい深い舞台であった。
出演者ひとりひとりの魅力を引き出し、深く印象付ける
小夏氏の演出力に敬服。個性豊かな客演諸氏の輝き
と共に、青✩組の藤川修二全身全霊を打ち込んでの
熱演、さらに荒井志郎、大西玲子も底力で魅了した。
いつもの青✩組に寄せる期待にも十分応え、さらに、
客演との共演で新たな風も吹き、今後の展開が楽しみだ!