満足度★★★
フォンチーさん出演。
Space107での公演を観劇。ボクラ団義さんのいつもどおり長い演目でしたが、飽くことはありませんでした。
片目を隠して「ピキーン」というのは6年近く経った今もはっきりと覚えています。印象が強かったです。
主演の前田希美さんはとても良かったです。目当てだったフォンチーさん、この数ヶ月前にOver Smileで主演だったので、高い期待をして行きました。そこはちょっと肩透かしだったかな。
満足度★★★★
【横浜公演】これはいい!また良い劇団に出会えた!
劇団初見であったが、とても楽しい時間を過ごせた!
物語が非常に分かり易く、惹きつける展開に、魅力的な登場人物。
どんな観客でもついていけ、何を言いたいのかが伝わってきた。
脚本・演出家の久保田唱さんの名前を覚えた。
上演時間2時間50分。
満足度★★★★
時間があっという間
今回も散りばめられた謎をきっちり解決するお見事な本。そして、描かれたキャラ達を見事に表現する役者陣(ちょっとカミはあったが)も素晴らしかった。今回も面白く、時間があっという間でした。とある作品のまさかのリンクにはおー(ん?もあったが)となった。
満足度★★★
臨場感の高い作品
現代劇のようで現代劇でない、ファンタジーな世界観。
その世界観の作り込みはさすがで、
クオリティの高い舞台美術、衣装も相まって臨場感が素晴らしかったです。
3時間近い上演時間は、ボクラ団義の作品では普段だとあっという間に感じられるのですが、
今作ではすこし冗長に感じました。
一つ目の殺人事件から第二第三の殺人事件が起きるまでが長すぎた結果
テンポが悪くなってしまっていたのかなぁという気がします。
個人的な好みで言えば、もう少しミステリ色の強いストーリーの方が良かったです。
大団円のラストはとても爽快感があり、観劇後感の良い作品でした。
満足度★★★★★
長いのが逆に嬉しかった!
他の劇団などで長時間の劇を観た時はもうそろそろ終わって。。。と思ったものですが、ボクラ団義さんの劇は逆に長時間の劇でもまだ続いてくれるんだ。もっとこの世界を観ていられるんだ。と嬉しくなります。
ストーリーや役者の方々が良いのは勿論の事、舞台セットや衣装、照明、音響、運営等すべてが素晴らしいと思いました。
色とりどりで鮮やかで凝った衣装も個性がそれぞれあって似合っているし、なんといっても舞台セットが凄い良い!場面転換の際のスムーズさとわかりやすさに加え、階段のセットが開いたり閉じたりと視覚的にも楽しめました。
ファンタジー大好きなんですが、最初っからその世界観にぐいぐい引き込まれてどっぷりと浸かって観れました。要所要所に張ってある伏線や小ネタなどは一回の観劇ではわかりづらかったかもしれず、もう一回観に行きたかったなあと後悔。大阪はちょっと遠いのでDVDになるまで待ちます。前回の「OVER SMILE」の時も思ったのですが、ボクラ団義の劇って何度でも観たいと思えるんですよね。
殺陣やダンスも相変わらず良かったし、演技も特に竹石さんの表情とか雰囲気とか、もの凄く良かったです。
満足度★★★★
久保田マジック、炸裂
東京公演の千秋楽を観てきました。
「色」をキーワードに、ボクラ団義が得意とする、虚構と現実のちょうど境目を巧みに操る世界観。そんな無茶な…という設定が、観ている内に違和感なく腑に落ちてしまうのが、まさしく久保田マジック!
今作でも、ぐっと惹き込まれました。
必然、偶然、虚偽の殺人が織り交ぜられる中、頑なに盲信していた古の教えから解き放たれていく登場人物たちの複雑かつ繊細な心の動きが丁寧に描かれていて、僕も、すっかり感情移入…。
あっという間の175分でした。
サスペンスファンタジーとは、面白い試み。ボクラ団義の方向性に、よくマッチしていたと思います。
客演の皆さんも、適材適所に配されて、この世界観に説得力を与えてくれていました。特に、ルナ役の前田希美ちゃん、うん、可愛かったです。
勧善懲悪の卓越した政治劇
私が今、規模拡大中の劇団を一つ挙げるとすれば、それは『企画演劇集団ボクラ団義』である。推理ものとファンタジーを組み合わせた、難儀なストーリー展開が持ち味だ。ロジックで形成しないから、推理ものとして評価できない観客も多い。ただ、ファンタジーという孫の手を借りた『ボクラ団義』は、稚拙な 種明かしすら「 どうだっていいではないか」という気にさせてくれる。
大海に浮かぶ「イーストムーン」に、ある日「部外者」が漂流したところから物語は始まった。客演の前田希美が演じるルナと、劇団エースの竹石が演じる○は、『ロミオとジュリエット』のごとく、階級を越えた〈愛〉を描くための駒ではないかと思った。もし、それが事実だとすれば、「恋愛ファンタジー」になる。だが、むしろ「卓越した政治劇」を全篇柔らかいスタンスで描いており、「恋愛」ではなかった。
上演時間が3時間20分(休憩なし)だった。当然、「休憩入れて欲しい!」という意見もあるが、少なくとも上演時間に異を唱えるのは違う。「イーストムーン」という王国の興亡を描く「卓越した政治劇」なら、相応の時間は掛かる。それでも、一部の戦争期をカットしたのだ。
つまり、これは一種の『シェイクスピア』に他ならない。一見するとファンタジー色が強いため、政治劇だとは解りづらいが、「恋愛」を排したのは その証だ。『マクベス』にしろ、『リア王』にしろ、シェイクスピアの真髄である作品達に「恋愛悲劇」はない。全てを削ぎ落としたリアリズムが政治劇だろう。
満足度★★★★★
すいません、ベストコンディションで観たら最高の舞台でした
(2回目の感想失礼します。)
すいません、何はともあれまずは前回の感想で自分が思った事、
観た(つもりになっていた)ものについて勘違いなど多々あった事、
それらをベストな状況で観劇しなおしたら改めて気付かされました。
「前回の感想ごめんなさい」と謝りたい気分です。
(申し訳ないのですが、前回の感想は確かに前回の感想なので
メンテせずに残し、こちらに今回の感想で書かせていただきます。)
OVER SMILE(Play.Againの方)を2回観劇した時から思っていたのですが、
ボクラ団義の舞台には
1.「初見の楽しみ」と更に
2.「2度観(目)の楽しみ」があるな、
と今回もやはり思わされました。
初見では複雑怪奇な物語が展開され紐解かれていく
(観客自身が理解していく)様に驚きを覚えながら観劇し、
そして2度観ではネタをひととおり知ったがゆえに分かる、
初見では気づけなかった役者陣の一挙手一投足、演出その他に
込められた更なる伏線などボクラ団義の舞台の芸の細やかさに
更に驚きを覚えながら感激してしまう、
という楽しみ方があるのかな、と。
特に今回は1回目は椅子のせいで否定的な気持ちになっていたのか、
「いつも通りよく出来ている物語/舞台、だが…」のような
自分に合わなかったかのような感想を持ってしまっていたのですが、
今回ちゃんとベストな状態で観なおしてみたら全然違う感想を
抱いた事に自分自身も驚きました。
(残念なのは今回「初見の楽しみ」が椅子のせいで奪われた事でしょうか…)
※ ただ、確実に前日よりもお芝居が更に良くなっているような気もしました、
これは劇場慣れなどといったものなのか、
あるいは舞台公演中も演者の皆様日々精進されている
成果なのでしょうか?
話は変わりますが、CoRichの感想欄だけで僕と他の方1件、
SPACE107の前席(X~Z)の辛さについて指摘していました。
(=実際は他にも多くの方があの椅子に辛さを感じて、
この劇の本当のポテンシャルを楽しめていなかった
可能性があると思います。)
次回公演もSPACE107を使うとの事で、
僕らが次回前席に座らなければいいというだけの問題ではなく
ハンズで売ってる600円ちょいのクッションをつけるなど
なんらかの対応をとっておいた方がよいのではないでしょうか?
(椅子ごときの為に舞台の感想が変わるなんて
(申し訳ない話ですが)もったいなすぎます。)
満足度★★★★
初日観劇しました
ボクラ団義さんは初観劇。
紹介され行ってきましたが、ストレートプレイで休憩なしの3時間は少し疲れました…
ですが、内容自体は面白かったです^^
観劇前に知人の出演者からリハがギリギリでヤバい…と聞いていたのですが、細かいトチリは初日には付きものなので仕方ないかと思いました。
ヒロインの女の子も非常に可愛いですし、副座長の殺陣が素晴らしかったです。
満足度★★★★
アフターイベントに(僕が)救われた気分
今回の作品の設定からPVからどれもこれも自分にはドストライクで
「これをボクラ流でやったら面白くならない訳ないでしょ!」
と思っていた作品。
しかし、、、運良く取れた前の席の椅子が低くて硬い時から
「もしかしたら…」って予感してたんです。
開場から実際開演まで少し伸びて30分ぐらい、
そして開演してから10分そこらでとにかくお尻と脚が痛い
(情けない話ですが椅子が硬いのか低くて姿勢が良くないからか)。
宣伝チラシの「サスペンスファンタジー」の謳い文句が、
最初のシリアスシーンからどう展開していくのかにワクワクしながらも
とにかく痛みに耐え続ける3時間でした。
悲しいかな、とても情熱的な若者が初めて---(ネタバレ禁止)な
シーンに、気持ちを重ねたいけどとにかくお尻が痛い。
座るポジションをずらせばよかったんだろうけど、
あの椅子だと下手に動くとお隣さん達に迷惑がかかると思い
それがまた裏目に出て、
物語は頭に入るけど、気持ちの方が全然込められなかった、
そんな情けないかな、悲しい観劇3時間弱でした。
(目の前では必死の演技と「この場面の表現に入れるか!」という
ドハマリのダンス/無声芝居といつも(もしかしたらいつもより?)
かっこいい殺陣と
BGM(色々なシーンの表現にいつもより多用してた気が?)、
という最高にこだわった演劇が展開されていたのに・・・)
と、大波乱の物語の終わりまで「次の観劇回こそはちゃんと観よう」と
そういうマイナスの気持ちでいたんですが、
アフターイベントでローズインメニーカラーズさんと
(OVER SMILEに続き2回目の)無声芝居+生歌の掛けあわせ、
これが観れて(僕が)救われました。
観劇中のこのシーンを思い出し、あの場面で受けたショックと
演者さんと気持ちを重ねて驚きや悲しい気持ちになったのと
いろんな想いをちゃんと感じていたのが思い出せました。
それからはアフターパンフレットを眺めつつ、
自分がどういう気持で物語を観ていたか、
だんだんと想い出せてきたから不思議です。
満足度★★★
長いですが、楽しめました!
3時間におよぶ芝居でしたが、
事件の真相が何重にも重なり合い楽しく観られました。
途中、現代の世の中を示唆する考えさせられる場面もあり。
満足度★★★★★
団体としてやはり良い
いきなり脱線しますが、何度か開演前に客席に座っていると案内の人のアナウンスがうるさく感じてしまう、と言うことを書いた事がありますが、こちらは明らかに意識した抑えた声で、かつ聞き取りやすい声でやっていて嬉しく思いました。
これこれ、ちゃんとしてて良いなあ。
勿論本番舞台でもそうですが、抑えた声量でも通る声というのは技術としてちゃんとある。
こじつけの様に飛びますが、開場と同時に入れば30分、その人の声を聞くことになる。
これって下手したら端役の役者より出番?多くなるって事だよな。
やっぱり舞台に出ないメンバーも大事。
まあ、こちらの芝居は3時間くらいあるので出演者のかたの稼働半端ないかと思いますが!
今回、ノンストップで3時間15分ほどあった気がします。
予定より長引いていたのかな?
開場と同時に入っていたので4時間近く座ってた事に!
さすがに尻が痛いレベルでしたが。。