relic(ご来場ありがとうございました!) 公演情報 relic(ご来場ありがとうございました!)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-13件 / 13件中
  • 雰囲気は伝わった
    場内が暑かった。
    雰囲気は伝わったけど、この劇場にしては話がちょっと長いと思う。
    お尻が痛かったり、暑かったりする中で、後半部分でたっぷり間をとられると
    もうすこし早く進んでほしいと願ってしまう。
    考古学というあまり日常に関係の話で観客の興味を引くのは
    難しいことだと思うので、うまく導入してくれたらよいと思う。

  • 満足度★★★

    熱演が気持ちよかった
    もうそれだけで良かったです状態でした。

    ネタバレBOX

    他の方が言いたいことすべて表現し尽くしてくださった感じですので、
    特には触れませんがやはり責任者に対するイライラは、それを意図して
    いたのでしたらお上手だったのかなと。確かに好き嫌い分かれがちかも
    ですよね。
  • 満足度★★★★

    考古学の深さ
     サッカー場建設とタイアップする形で、商業施設を建設する予定だった土地に古墳期前期の遺跡が見つかった。邪馬台国かも知れない、という期待を抱いて過疎の自治体は、マイナスのスパイラルから抜け出ようと必死である。

    ネタバレBOX

     偶々市総合政策課職員の神山と考古学者の柴田は、中学の同級生である。そこで、神山は柴田に発掘調査で遺跡の出土物発掘の鑑定、検証を依頼した。柴田は、熱心な研究者であるが、遺跡発掘に熱中するあまり、自らの職分に頓着しない傾向がある。発掘のアルバイトをしていた田口が、捏造事件を引き起こしかけるが、柴田はスタッフの注意にも拘わらず、掘り出された土器をチェックしておらず、大問題の危機が訪れる。犯人が直ぐに見付かり本人も犯行を認めた為、大事には至らなかったものの、大発見が、おじゃんになる可能性さえあったのだ。(この時点では、未だ、邪馬台国の可能性が残っていた)
     土地の譲渡を巡りオーナーに迷いが生じたり、遺跡は邪馬台国ではない、との確証がほぼ見えたり、と発掘内容的には、散々な結果に終わったが、考古学は、何も大きな価値のある出土物が出なかったことを地道に確認することも大切な仕事である、との認識に到達して幕。この哲学は中々に深い。
  • 満足度★★★★

    へー、
    なかなか面白かったです! いとをかし、というか。笑。 遺跡発掘を巡る種々の人間模様?みたいな。 一般的な意味でチーム運営の様々な側面がうまく描かれていると思いました。 いくら情熱があっても、こんな感情と思い込みで動くリーダーじゃダメだよなぁ、と。笑。 メンバーが直接的に悪いことをしたのはかなり悪いことだけど、そういった問題を避けるためにもリーダーがいる訳で。 企業の不祥事とかもこんな感じて起こってくんじゃないかなぁ、と思ったり。笑。 夫としてもダメな感じで昭和男子?というか団塊男子?的なものを感じました。笑。 自分の中だけの崇高な感情が全てを正当化してしまう、みたいな。 それと、行政との関係とかも含めて変にリアリティを感じました。 あと、ディテールが結構しっかりしているなぁ、と。 ただ、全般的に役者の方々の演技がちょっと拙いような気がして残念に思いました。。 スイマセン。。



  • 満足度★★★

    中途半端かなって思った
    発掘話での群像劇という点を表現したかったのかなぁ、
    でも主人公教授の管理能力の無さは腹たってきたなぁ。
    なんとか上手に話をまとめてはいたのだが・・・いまいちでしたな

    (1時間50分位)

    ネタバレBOX

    せっかく発掘という設定使ってたんだから、
    ちょっとコメディ調にして発掘の道具や歴史・方法などを
    説明する語り部さんを用意した方が受けたと思うなぁ。
    で真面目に真摯に仕事してるけど
    周囲の状況で恵まれないという主人公の方が共感はし易いと思ったです。
    漫画「遺跡の人」のような感じを期待していた分ちょっと残念な出来でした・・

    でもタイトルの投影方法や間接照明とか、
    光関係の照明さんの仕事はGoodでありました。

    発掘っていうものは、
    こーゆー方法で発見・申請・許可などを経て。
    現場ではこんな人達がこーゆー分担で作業して、
    予算とかこーゆーとこから出てるんですよっといった。
    発掘紹介劇にした方が良かったのではと思いました。
    だってオチも予想の範疇でいまひとつでしたもん。
  • 満足度★★★★

    それぞれに
    発掘から、人生までは振り返っていないですが、最近の自分の行動を振り返っている構成、面白かったです! 今回は柴多がメインの話になっていますが、他の登場人物にも色々な事情があり、そこでも話を広げられる要素も含んでいて、サイドストーリーもできそうですね!?

    ネタバレBOX

    ないことを確認する作業にも意味がある!というのも新鮮でした。
  • 満足度★★★

    熱演だけど
    汗びっしょりの熱演で、声がよく通り聞きやすかった、ストーリーは面白いのだが役者が、うまく演じきれていない部分があり残念でした。遺跡発掘の舞台装置が少しお粗末でした。でも楽しめた1時間40分でした。

  • 満足度★★★

    腹が立ってきた!
    立場立場でやるべきことがあります。

    ネタバレBOX

    作者の意図が柴多准教授の懲りないダメさ加減を表現するお芝居だとしたら大成功だったと思いますが、遺跡の発掘現場における柴多准教授を中心とした群像劇のようなものを意図していたと考えると、柴多の管理能力の無さ、発掘責任者としての自覚の無さ、そしてみんなから指摘された後もまだ続く責任者としての自覚の無さには腹が立って腹が立ってしょうがありませんでした。

    最初、発掘品捏造事件の話、まさに柴多が当事者の話かと思いました。そうしたら、あの捏造事件以降、土中で土器が見つかったら権限のある人が先ずその状況を確認することが徹底されたという会話があり、事件を踏まえた後の話だということが分かりました。

    だとしたら、なぜ柴多は一人で作業するかなあ。発掘責任者が疑惑を持たれちゃお終いでしょう。捏造だけではありません。盗むことだってあり得るのですから。

    刑事だって二人で行動するし、サラリーマンだって大事な交渉事には二人で出掛けたりするし、複数の立ち会いの下で証拠能力が高められるとか勘違いが防げるとかそういうことであって、能力がある人は一人でできるとかそういう問題では無いということが芝多には全く分かっていないのが不思議でした。

    ま、実際の現場では一人で作業することはあり得ないと思いますが。

    一所懸命やるのが偉いのではなく、発掘責任者、現場作業員、補助員、それぞれが立場立場の仕事をすることが大事なんですね。そして芝多の場合には夫としての立場もありました。立場が分かっていない芝多は発掘責任者失格、夫も失格、即退場を命じます!

    トルコの宗教遺跡の周りを発掘しても何も見つからなかったことで、集落ができてから宗教が発生したという従来の常識が覆り、採集狩猟時代に宗教が発生したものと考えられるというエピソードは含蓄のある話でした。
  • 満足度★★★★

    観に行ってよかった!
    いい意味で予想を超えた興味深い舞台で良かった。(役者の皆さん声よいですね。演技も細かい)
    自分が良かれと思い一生懸命にやっていることが他人からみたら迷惑なこと。
    自分の気づかないところに大事なものがあること。
    そのようなことを改めて、気づかせてくれた。
    結果が出なかったことで証明できることがあるという台詞印象的でした。

  • 満足度★★★★

    自分を省みる
    一所懸命になりすぎて他が見えなくなる。だんだん周りの人達との溝が深まっていく主人公の姿はありがちなだけに痛々しかった。自分と重なる部分もあって思わず反省… 分りやすいストーリーと実力派俳優陣のおかげで入り込めた作品でした。

    ネタバレBOX

    出土した物が綺麗だったのは少しリアリティ不足に感じた。後半で不祥事を起こした田口に白木が語りかけるシーンはとても良かったです。
  • 満足度★★★

    正統派
    ありがちな話を物珍しさもなく。思った通りの終わり方。
    それでもつまらないと感じないのは上手い役者が揃っていたから。
    このメンバーでこの話、とてももったいない。

  • 満足度★★★★★

    なるほど
    舞台、素敵でした。

    ネタバレBOX

    ブルーシートだけで世界感がでるなと思いました。
    役者さんは魅力的な方が多かった。

    リアルでよいですね。
  • 満足度★★★★★

    さっき観てきた
    良かったです、単純に。

    ネタバレBOX

    ちゃんと物語を見せてくれていたと思います。それがすごく良かったです。感想としては、有る、ということを証明するのは簡単かもしれない、しかし、無いということを証明するのは難しいなと。なぜか最後に「不在による存在証明」という言葉を思い出してしまいました。

このページのQRコードです。

拡大