満足度★★★
真摯な姿勢に好感
翻訳劇というと、新劇の老舗劇団が上演するものというイメージがあるので今回のテネシー・ウィリアムズ(それも短編集)の上演は(どちらかというと)翻訳劇が苦手な私にはとてもいい機会だったと思う。皆さんのコメントにもある通り、当時の歴史的状況や作者の生い立ちと作品群が深く関係しているようで、よく事前に勉強してから観劇すべきだったと反省している。(幕間のガイドはとてもわかりやすかったですよ。)
満足度★★★★
面白かったです♪
テネシーウィリアムズ短編集面白かった!!!
演出が好みでした♡
幕間のMCでのテネシーウィリアムズの紹介が◎
「ガイアの夜明け」風だな、と。
舞台素人の私も楽しめました!
ガイド役のカズヤさん
おもわず別業界へヘッドハンティングしたくなりました笑
オムニバス映画の様でドキュメンタリーみたいな。
得した気分になりました♪
いろんな作風で役者さんの力量がわかっちゃう感じもあったけれども、
逆に「この人上手いんだな!」って思えて面白かった(❛ᴗ❛人)✧
テネシーウィリアムズの他作品見たくなっちゃったー&彩見さんの他作品も見たくなりました!
舞台畑でない自分からしたら、
お付き合いで行く舞台は当たりハズレが大きすぎるのですが、
エンターテイメントとして充分楽しめました。
あえて課題点を挙げるとすれば、
「演技力のバランス」が気になる所がありました、かな?
素人的に感じてしまったので、厳しい人からしたら随分気になりそうかな、と。
あと、受付の若い方も女優さんなのかな?
彼女が演技してる所も見てみたいと思いました。
「暗い、重い」イメージがある作品の様ですが、
私自身はラブレターというか、
そういった物の様に受け取れました。
自分の人生を振り返るいいキッカケになりました。
千秋楽お疲れ様でした!!
満足度★★★
T.ウィリアムス
作品のセレクトの仕方と志の高さは良い。然し、T.ウィリアムスの生きたアメリカという国の特殊性、南部という地域の特殊性、カソリックとプロテスタントとの歴史的経緯、アメリカに渡ったピューリタンの特異性とWASPに象徴されるアメリカでのピューリタンの意味、更にキリスト教シオニズムとシオニスト「国家」イスラエルの関係及びイスラエルがグローバリゼーションに於いて果たした役割などまで含めて考えなければ、今回、選ばれた短編が、現代日本で、ウィリアムス本人が抱えていたような深刻な問題を個々の観客に提起することは、不可能だろう。
彼の作品世界では、植民者と被植民者の関係が、社会的弱者個人と社会的強者とに投影されて描かれるが、弱者は”狂気”という表現形式しか持ち合わせていないことに注意すべきである。その弱者を宝石のように際立たせたいなら、舞台上で演じられることの10倍程度の知識は不可欠、表現するための技術も考え抜かれ、身体化されたものが滲みでるようでなければなるまい。
一層の努力を期待する。
満足度★★★
現代と不気味にリンク
名作「欲望という名の電車」等が書かれる前、彼の初期の作品だという
4つの短編はいずれも作者の生い立ちと時代を色濃く反映している.
今の時代から見れば古風な言い回しに、
若干ついて行くのが精一杯のような場面も見受けられた。
珍しく硬派なストレートプレイに取り組むこと自体評価されるべきだと思うが
2時間半はちょっと長い、と感じてしまった。
満足度★★★
演技は
悪くなかったのですが、ちょっと単調かな?と感じでしまうところもあったように思いました。。スイマセン。。ストーリーは観ている間はちょっと分かりづらかったのですが、観終わった後に、ああ、そういうことだったのかな、と感じるような舞台でした。あと、全般的に哀愁漂う救いようのない悲しい話なんだなと思いました。