実演鑑賞
満足度★★★
個人的に気になったのは、役者が張り上げるような発声になってたところ。
それ以外は、ああ良くできてる、良いなあって思うところばかりなんだけど。
モヤモヤした感じがずっとあって、良かったとは言えない感じ。
入場して美術に感心して、役者は個性も魅力の技術もある人ぞろい。
着眼点も面白いし、セリフもなかなか切れてた。
それでも、面白くは無かったです。観て損したとかは無いんですが。
初演は観てないんですが、今年、アトリエ春風舎で観た短編は、めちゃんこ面白かったんだけどな。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/12/22 (日) 16:00
2度目の観劇。切なくて、そして考える芝居。107分。
「面白い」とはどういうことか、についての深い芝居。2018年の初演時にはもっと笑いが起こっていたと思うが、時代の変化を考えさせられる。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/12/20 (金) 14:00
素晴らしかった。戯曲、演出(観劇素人で判ってないのかも知れないけど)、舞台美術、その配置、照明、
中井千聖さん、名村辰さん、大場みなみさん、花戸祐介さん、佐藤有里子さん、てっぺい右利きさん、柿原寛子さん、谷川清夏さん、永井一信さん、俳優の皆さんも素晴らしい!見惚れてました。大場みなみさんのサングラス姿への展開に涙!
陰と陽、笑と怒り、単純に線引きして区別出来ない世界を描き切っていた。
その結果、シアタートラムの劇場の雰囲気、舞台のサイズに負けていないくによし組をみれた。
今下書きを用意している今年のベストの原稿に「くによし組『ケレン・ヘラー』」を書き加えました!
実演鑑賞
満足度★★★
話の筋は良く判ったものの、そこへ行くまでの状況が納得(共感)できなくて…モヤモヤしてるうちにどんどん進んで行った。
不条理劇だから、話の流れにリアリティを求めてはいけないのかな?
アフタートークがあったおかげで、話の趣旨はわかったけど…
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/12/19 (木) 18:30
笑っていいのか考えてしまう、笑えない、お笑い芸人の物語。深い。(1分押し)105分。
2018年初演作品をリライトした再演で、初演も観てる。ヘレン・ケラーをネタにしたギャグをする女子2人が不謹慎だと活動休止に追い込まれるが…、の物語。不謹慎と笑いの境界がどんどん難しくなっている現在にこそ考えるべき作品だと思う。初演はもっと笑いが多かったように思うが、劇場の規模が大きくなったこともあって、観客が笑う場面が少なくなった気がする。國吉らしい細かいギャグはいっぱいあった。役者陣もみな好演だが、ロボット役を演じた柿原が特に良かった。