『ウェディング、ラン!』 公演情報 『ウェディング、ラン!』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-20件 / 21件中
  • 満足度★★★★

    良質コメディ
    8割世界さんのお芝居は好きで何度か観させてもらっていますが、
    この作品も楽しめました。

    今度のは行けるかわかりませんが、
    頑張って下さい!

  • 満足度★★★★

    ウェディングケーキのような立体感
    今回、鈴木雄太さんの劇作家引退記念公演ということに加え、退団される俳優さんもいらっしゃったので、私としては珍しく、3回も観に行きました。バージョン違いでない公演としては私の場合、異例の回数です。

    小劇場系劇団のコメディを勉強させていただく良い機会になりました。

    詳しく書きたかったので、公演中はネタばれになることもあり、投稿できなかったのですが、終演後も、いろいろ考え始めて、なかなか書けずにいました。

    やはり回数を重ねるごとに、俳優さんの調子も出てきたようで、千穐楽の舞台はかなり充実していたように思います。


    構成の妙があり、ウェディングケーキのように立体的で飽きさせない。

    近年の小劇場劇団のコメディとしては、かなりの満足度。

    ラストに海外コメディのような余韻があるのが良かったです。



    個人的にはあと10分くらいカットしたほうが理想的に思え、1回目の観劇はかなり長さを感じ、「あっという間」とは思わなかった。1回しか観なかったら満足度は今より低かったでしょうね。

    次回公演からは新劇団員も加わり、新体制になるようですから、また新しいファンを開拓していかれることでしょう。

    ネタバレBOX

    鈴木雄太さんの軽快な前説から、冒頭の花嫁のフライイングにはビックリした。
    MOMOでこれをやるか!という驚き。ワクワクした。

    まず、構成・演出が凝っていて、中盤からの「転」が巧い。
    花嫁の姉の夫への浮気疑惑から雷鳴が響き、台風になっていく。
    イタコの暴走と、花嫁と父の霊の対話。姉夫婦のけんかも殺陣のようで面白い。

    劇団員では高宮尚貴さんのイタコが最高の出来。彼が出てくると空気が変わる。大真面目に演じているからこそ生まれる笑いの素晴らしさ。
    今回の芝居のMVPは彼だと思う。

    マジシャンがイタコ八郎に化けたという設定の場面が本当に化けているような説得力に目を奪われた。
    引退してしまうのは本当に惜しい。

    役名が彼だけ、漢字違いの「高宮直樹」という同名だったのは意味があるのだろうか。

    引退のはなむけなら、吉岡和浩さんは浜中神父という役名があるのはなぜか。
    ここは、別の役名があったほうが自然でよかったと思うが。

    小早島モルさんの「変なマジシャンぶり」も得難い。

    客演者では、穂刈小夜さんのメリハリある演技と、斉藤晴久さんの「存在感を消す存在感」が印象に残る。

    白川哲司さんは演技が丁寧だが、声が枯れ気味だったのが残念。


    気になったのは、花嫁の両親とも亡くなっていて、10年間どういう育ち方をしたのか説明がないこと。

    いじめにあっていたなら、なぜ、母親でなく父親への感謝を強調するのか。

    また、配役表では花嫁も連れ子も秋山姓になっていて、入籍済みということなら、「マリッジブルーを利用して奪え」と牧田(亀山浩史)を小島(白川)がそそのかすのが成立しにくいのでは?

    コメディでも、そういうドラマ部分が丁寧に描かれていてほしいと思うが、劇作は引退なさるそうなので。

    都と若葉が秋山姓になっているから連れ子なのかどうかわかりにくいという意見が私の同伴者やほかのお客さんからも聞かれた。

    私も1回目では、そこがひっかかった。芝居を見慣れてない人は戸惑うかもしれない。


    姉夫婦のコントのようにおおげさなリアクションや、牧田がもらい泣きするのが真面目な場面なのに笑いが出るほどわざとらしい泣き方だったのも、私には違和感が強かった。

    伏線のいくつかも強調しすぎで、観ていて私には少々あざとく感じた。

    花嫁がクライマックスで開き直って長台詞を言う場面も、若い役者の場合は台詞が上滑りで大げさに見え、観ていて気恥ずかしくなってしまった。









  • 満足度★★★★★

    ずっと笑いながら観ていられる幸せコメディ
    テンションが高いところもあり、ドタバタしたイメージがあるのだが、きちんと組み上げられたコメディとして、ずっと笑っていられる幸せがある。
    2時間の長さを感じない。

    ネタバレBOX

    コメディが好きだ。
    ただし、太っているとか、足が短いとか、顔が猿に似ているとか、そんな身体的な特徴やのみに焦点を当てたり、役者のキャラ頼みなのは、コメディとは呼びたくない。
    また、安易にCMやアニメのなどを持ってくるだけで、面白いと思っているような舞台は嫌いだ。
    キャラ設定が、毎回同じなのも、あまり好きではない。

    8割世界は、小早島モルさんという飛び道具的な役者(失礼!)を擁しつつも、彼をそういう1つのキャラに押し込めず、毎回丁寧に彼のキャラクターを作り上げている。
    そうした姿勢が、作品全体にも表れており、この劇団が好きな理由にもなっている。

    今回の舞台では、小早島モルさんのテンションは高かったが、それが彼のキャラではないところがいいのだ。
    ある役者が、その役を演じているのではなく、その役を、ある役者が演じているとでもいうのか、そんな感じだ。

    作・演出の鈴木雄太さんは本作をもって脚本の筆を折り、演出に専念するという。
    こんなに面白い戯曲を書くのにもったいない、と思うのだが、同時に上記に書いたように、キャラ頼みにしない演出にこの劇団の良さがあるのだから、自分の劇団に戯曲を書くということは、当然自分の劇団員を想定しながら書くということになり、うっかりすると、悪い意味での当て書きになってしまう可能性だってあるのだ。

    だから、演出に専念するという方向もアリなのかもしれない。

    他人の戯曲を丁寧に読み込み、劇団員に役を割り振り、単に戯曲の上のキャラではなく、その劇団員の持ち味に合ったキャラを探っていきつつ、練習で答えを出していく、そんなスタイルが合っているのかもしれないのだ。
    時々は戯曲書いてほしいのだが。

    この舞台は、テンションが高いところもあり、ドタバタしたイメージがあるのだが、きちんと組み上げられたコメディとして、ずっと笑っていられる幸せがある。
    2時間の長さを感じない。

    内容的なことで言うと、確かにゴールはウェディングなのかもしれないが、物語(戯曲)としては、もう少し視野を広くもってほしかったと思う。
    それは、結婚が、ましてや結婚式がゴールであるはずもなく、その先のことにも想いを馳せてほしかったということ。
    つまり、主人公が結婚式だけに猪突猛進している様子が面白いのだが、それを結婚後のことまで、ふと気がついて…というような展開であったら、花丸ぐらいの物語になったのではないだろうか。
    そしてそれは、最後まで登場しない、うんと年上の新郎に気づかされたり、あるいはなぜそんな年上の男と結婚したのか、というエピソードと絡めば言うことがなかったと思ったりもした(いや、てっきりそうなるかと…)。

    それと、高宮尚貴さんと吉岡和浩さんがこの公演をもって引退するという。高宮尚貴さんは、今回は振り幅が大きく、とても面白かったし、不器用な一途さがとても好きだった。吉岡和浩さん演じる神父の「新婦」の2度もあるボケもなかなかだったし。残念。

    本当に十分楽しんだ舞台だった。
    次回作も楽しみだ。
  • 満足度★★★

    コメディ
    同世代には受けるのでしょう。

  • 満足度★★★

    初見でしたが、
    割と良かったです。ただドタバタ感が少しきつく感じるところもありました。

  • 満足度★★★★

    こんな結婚式ありかも
    あるかもしれないですね。
    感想をかくともらえる、こばや紙もたまりません

  • 満足度★★★★

    王道コメディ
    ドタバタやイキオイではなく計算された展開と会話で笑わせる王道コメディで、全般的にはもちろん、細かいくすぐりやイキな仕草など「小ワザ」も利いて上出来。(タイトルの由来も◎)
    鈴木主宰、これで作家としては筆を置くとは残念。
    なお、アフターイベントも楽しくて、満足度さらにアップ。

  • 満足度★★★

    色々と驚きました。
    色々すごいお話でした∑(´Д`;)

    突拍子もないことを本気でやろうとするキャラクターたちがすごかったw

    初っ端飛ばされすぎてちょっとついていけなかった部分もありましたが、

    個人的にお姉さん夫婦がとても面白くてすてきでした。

    あと、マジシャンとイタコがキャラ濃かった。

  • 満足度★★★

    晴れ舞台
    終盤の纏まった感は良かった。

    ネタバレBOX

    都(湯口光穂)は、年上男性との結婚式の準備を、友人の牧田(亀山浩史)らを幹事に据え、着々と進める。式はお客さんの心に残るものにしたいがために、飛んだりドームでやったりウェディングドレスをビンゴプレゼントにしたり、ケーキ入刀の代わりにマグロの解体をするとして、新郎にカナダに漁に行かせなるなど、アイデアは沢山。しかし、東京ドームは予約できず、新郎が戻ってこないままパーティ当日になり…。

    前向きな都とそれを私情含めてバックアップする面々、マジシャンやイタコ、神父も加わり終始トタバタする。結果、三次会までする大成功のパーティになり、後味の良い話であり、コメディもふんだんに入った作品なんだけど、どちらももう一歩に感じた。悪いわけじゃないのだけど。ツッコミが長ったらしいのがテンポ悪いなと思ったくらい。あと、終盤の都からの手紙シーンがもっとじんわりきて欲しかった。
    牧田の都への想いの消化、、小島(白川哲司)の都の才能に惚れたってのも理解できる。ちょっと、物語上のインパクトに欠けるけど。
    イタコの高宮(高宮尚貴)は一番笑えた。藤岡さん(小早島モル)はちょっと狙いすぎな気もするけど。嘉藤(斎藤晴久)の存在は、ちょうどいい加減だった。

    演出の好みだろうか、主演の女優さんの魅力が素敵。ちょっと変わっててたまに弱気で、前向きな元気な女性って感じで。湯口はちょっといい女優と感じた。
  • 満足度★★★★

    面白かった
    のですが、「大笑い」「わらいすぎた」まではいかなかったでした。
    他の人のコメントを見ると、好みの違いなのかもしれないのですが、
    たたみかけるような勢いや、テンポのよさが足りなかったように感じました。
    アフターイベントは楽しかったです。

  • 満足度★★★★★

    走り抜けた!
    あっという間に終わってしまい、とても楽しかったです。
    ツッコミがとにかく鋭かったです。

  • 満足度★★

    初見!
    八割世界って劇団名がいい感じだあ~と前々から思ってはいて、corichで評判が良くって、今回が最後の脚本かも知れなかったりで、当日券余ってまっせーと、19時新宿での帰り道に言われたら‼ そりゃ〜ま~行っちゃうよね。そして、そこでとんでも無い傑作に !(◎_◎;) 出会わないんだなぁ! 人生そんなに簡単じゃ無い。思った以上のドタバタ、いかにもって感じのキャラの、笑えないエピソードの数々。
    ただ、主人公役の湯口光穂ちゃんは人を引きつける魅力ある役者さんで(オープニングは凄く良かったし)むしろ一人で唯一無二のウエディングを考えて、自分で突っ込むみたいな一人芝居をしたら面白そう。
    他の評価はいいから、少数意見だけどね。

  • 満足度★★★★

    無題393(12-136)
    19:30の回(薄曇)。19:00会場着、当日券で、ちょうど開場。前2列、パイプ。後2列、備付の椅子。舞台に緞帳、赤、白、金、中央に大きく「寿」の文字が映っています。19:30鈴木さんによる緊急時の対応について〜トランペットが鳴り「真夏の夜の夢」〜「Wedding March」開演〜21:39終演(「Hush」ですね)。受け取ったチケットをみると橘さんのお名前がありました…チケットごとに違ったのでしょうか。
    3面にクリーム色のカーテンがかけられた一室。椅子(3脚)、ロッカー1つ、上手のテーブルにはウィッグとスタンド1つ(目がパッチリ)。幕が開くと…ウエディングドレス、グローブ…にサンダル姿の花嫁。

    ネタバレBOX

    ということで自然と橘さんをみてしまうのですが…始まりはピンク系、ブラウス(でいいのかな)、スカーフ、マニュキア、口紅、バッグに黒のパンツと靴。次の場面では上を変えている…、東京ど〜も、ではラフな着こなし。

    唯一無二の式、マグロの解体ショー(新郎がカナダへ採りに行ってる)、いがぐりブーケ、空中戦。新郎は46歳バツ1娘22歳あり、でも舞台にはでてこない。ので、最後は「卒業」みたいになるのかな、と思ってしまいました。

    パワー切れしない花嫁、「個性120%」の出演者たち、とても楽しい。
    でも、偽証拠写真のエピソードは丸く納めて欲しかった&動機がもうひとつわかりませんでした。
    イタコが語る父の思い出、娘が小さかった頃、同じように眠るまで側にいた。ここは、ホント(母がホントならそうかも)なのか、もしかしたら「手紙」をみていたから(という設定)なのか…、いずれにしても他のお芝居、何作かで似たような設定(霊、死者との対話)があったので新鮮味が薄まってしまいました。
    なんとなく大きな場面転換があるのかなと期待、居酒屋でした。
    鰤(ぶり)ポスターは自前でしょうかね。季節外れのぶりフェアー、ぶりしゃぶ\1200、ぶり大根\480、ぶりの照り焼き\380。お前ら冬まで待てないんだろ?と煽り文句。
    次のシーンでは結婚式当日、「花嫁控室」になっていて、ドア(外側)に貼紙がありました。
    湯口さん、「くちびるぱんつ」に出ていらしたんですね。
  • 満足度★★★★★

    楽しかった。
    王道のエンターテインメント。誰もがたっぷり楽しめる仕掛けがいっぱい施されている。
    8割世界は安心して家族でも友達でも恋人でも連れていける劇団だ。

    今回全ての役者がはまり役で魅力的だった。
    中でも新婦役の湯口光穂とその友人役の亀山浩史が出色!

    10周年に相応しい作品です!

  • 満足度★★★★

    笑えました^^
    劇団としての10周年の節目の年。

    また、主宰で 作・演の鈴木雄太くんが 脚本を書くのはとりあえず この作品が最後!? ということで 行ってきました。

    出演キャストさんも過去観たことのある人が結構いて 安心して見ていられました。

    結婚式を控えた 花嫁が 「自分の結婚式は 印象に残る 唯一無二 なものにしたい!!」
    と、友人たちとセルフプロデーデュ-スするお話。。

    まあ、登場するキャラが奇想天外な感じと 軽快なテンポで徐々にクライマックスに持っていく 流れは 面白かたです。

    基本ドタバタコメディですが、かなり笑う箇所もありました!!

    ただ・・ 最近コメディ系では どこでも 「そこかよっ!?」 のような ネタにツッコムような

    漫才のアイの手を入れるような芝居が多いのですが・・・
    前半 やや目立ったかな・・ と感じてしまいました・・

    しかし、ラストでは ホロリとくるシ-ンもあり 全体としては イケる作品だったとおもいます。 

    ラストで タイトルの「ウエディング、ラン」に 、 がはいっている意味が判り なるほど~。。

    キャスト的には 日高ゆいちゃん、橘未佐子ちゃん とこの8割世界で知った役者さんですが papasanお気に入りなんです

    そして、今回主役の 湯口光穂ちゃん いい演技してましたーー!!


  • 満足度★★★★★

    やられました
    満腹です。2時間って長い時間を、ずっーと楽しませてもらえたおかげで疲れました 笑 なんてベタな!!!と思うネタも突き抜けていると爽快で、8割特有のエネルギー満載感で最期まで一直線。 今回も惹き込まれてしまいました。他の劇団さんでは味わえない中毒性ありです。あと、終演後に意外とお尻が痛くなくて感激しました!2時間だったのに!

  • 満足度★★★★★

    王道と云うか見本というか・・・
    ここまでベタにコメディ突き詰めると、
    とっても清清しく観劇できました。
    安心感があるというか、10周年に相応しいというか。
    期待を裏切らなかった舞台に感謝(^^)

  • 満足度★★★★

    色々突き抜けたコメディー!
    「なんじゃ、こりゃ~」というくらいの有りそうでなさそうな設定の数々、
    キャラクターの面々が、どっと押し寄せてくる!
    ぐいぐい攻め込まれて、笑ってしまった(笑)。
    色々突き抜けてるね、これは(笑)。
    この世界観は、癖になりそうな味わいで、舞台に惹きこまれる!
    最初の花嫁の登場シーンは、「そうきたか!」という感じ。
    上演時間約2時間。

    ネタバレBOX

    笑いのネタを説明するのは、野暮になりそうなんで割愛(笑)。
    劇団の説明文読んだが、分かるような気がする(笑)。

    ちなみに、ウェディング・ランのランは「乱」。
    走るだと、勝手に思い込んでいた。。

    役者陣、濃いキャラだったなあ。
    マジシャン、イタコ役の方は、圧巻(笑)。
    花嫁さんも、一人芝居を観ているような迫力があったなあ(笑)。
    鈴木雄太さんもワンポイントで出演していた。
    見逃さないように(笑)。

    鈴木雄太さん、前説もされていたのが、好印象であった。
    観劇する側からすると、主宰、脚本/演出家がどんな人なのか、
    知りたいもの(少なくとも私は)。
    どんな人が創り上げる世界観なのか、興味があるので。
  • 満足度★★★★

    笑い満載
    バカバカしさを全力投球で突っ走る8割芝居の真骨頂。120分間笑いが絶えない芝居でした。濃い顔の俳優陣がとてもとても印象的です。10周年の節目で,今回で俳優業引退する役者さんもいるし,劇作家としては筆をおくことになるということですが,これからも観ていきたい劇団です。それにしても,観劇した回はなぜかちょっと観客数が少なかった。こんだけ面白いんだから,もったいないなぁ。

  • 満足度★★★★★

    10周年,これは笑いました!
    このところ通っている感じですが,集大成の感強し!過去10年の名シーンが織り込まれてるって噂でしたが,私も幾つか発見できました。初めての方も,のっけから腹抱える可能性大!2時間があっという間でした。高宮さんの「きいい~」がもう見られなくなると思うと残念。10年分笑えること間違いなし!

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