満足度★★★★★
鋼鉄村松史上ナンバーワンの作品ではないかと思う(そんなに観てないけど…)
と、見終わった後、ボス村松さんに伝えたら、少し間を置いて、「ちょっと悔しい」と笑っていた。
満足度★★★
SF+サスペンス+ロマンティック
時間を戻す能力やコールドスリープなどSF的要素に殺害予告を受けた女性科学者を護るボディーガードというサスペンスを加え、さらに複数の家族愛も盛り込みそれらをバランス良く組み合わせて漱石の「夢十夜(第一夜)」を想起させるロマンティックなラストに落とすのは上手い。
が、笑いの部分に多少浮いた感があり、むしろ全編シリアスで通した方がスッキリしたのでは?
なお、主人公の能力の不自由さに梶尾真治の「クロノス・ジョウンターの伝説」に通ずるモノを感じる。
満足度★★★★★
好き。
非科学的に(少しだけ)過去へと戻る男と
科学的に未来へ人を届ける女
超能力者でも科学者でもない私は
一秒一秒大事に生きていこう…
今まで見た二作は連続で中世?の話でしたけど
今作は現在~未来を感じられる作品でした。
どちらも好きです。
満足度★★★★
前回とは異なる魅力を持ちながら
前回公演とは、質感の異なる肌触りでしたが、
ひとつの時間や場に観る側を惹きつけ取り込む力に
この劇団のベースにある安定した作劇力を感じて。
作り手たちにはさらにる引き出しがあるようにも思えて
次回公演も楽しみになりました。
満足度★★★★
負けざる者たちの希望の物語
毎度の事ながら、鋼鉄村松さんはこちらの期待感を軽々越えてホームランをかっ飛ばすのは流石です。
私の見た限りではありますが、バブル氏作には前々回の中世騎士道や今回のボディーガードと言ったある種男のロマンティシズムが有り、それが子供心を刺激して今回もワクワクドキドキしながら観入ってしまいました。
安直なヒューマニズムにならないのも好感が持てます。
満足度★★★★★
悲しい話だ
設定や話が入り組んでるのに、破綻する事無くまとめてる。
脚本素晴らしす! バブルマツムラさん凄い!
前にも出てたけど、NEXT -ネクスト-それと、乾くるみ「スリープ」も下敷にしてるよね。
とっくの昔に終わってるけど、お薦め!
満足度★★★★★
聞いてた印象と少し違って...
いや,良いようにずれた感じ?何だか人間の優しさとか感じてきました。2人のメガネ女子も好演。男性が男臭いのもあってか?それで女性が引き立ったのでしょうか?皆さんなにがしかのお仕事をお持ちだったりして,一般的な劇団の弱点を補っておられる?安定感があって楽しめました。次回も期待です!!
満足度★★★
小劇場の王道的な作品
脚本は小劇場系演劇の王道という感じで、なかなか良かったと思う。これで舞台装置の質感が高ければ…。そしてちょっとセリフを噛む場面が多かったのが残念。
満足度★★★★★
面白かったです!!
本当に笑って泣かせて感動させる芝居って、なかなか無いよね。と、友人と語り合っていたのですが、ここにありました。
私は、辻褄が合わない話が苦手で、完全コメディでもない限り、話に無理があると、冷めてしまいます。
このバブルムラマツさんの脚本は、架空の話なのにどこかありそうで、「クライオニクス」の話もわかりやすく解説してくれて、どっぷり世界に入り込めました。
『講釈師見てきたような嘘をつき』という言葉がありますが、まさに秀逸な嘘に2時間楽しませていただきました。
東京優駿けってでも観に行ったかいがありました。
ムラマツベスさん、前回のコブラ名人の役でファンになったのですが、今回のモリシタで大ファンになりました。ずっと応援したい役者さんです。
ヒロセ役の福満瑠美さんも素敵でした。
村松カズオさんの突っ込みも良かったです。
満足度★★★★★
無題389(12-132)
19:00の回(晴 暑)。18:01受付~18:31開場。席に着こうとみていたら最前列ド真ん中の席に紙→「関係者席」、どこのどいつかと思っていたら***さんでした。さて、舞台は普通の屋内とは違って奇妙にアンバランス。下手は平面(薄紫で色むら)、上手は曲面(木目、窓らしきものからみえるのは配管?)というつくり。正面の上部には大型のモニター、その下には台のようなもの。「4秒だけ過去に戻れる」とくると「2分先の未来を予知する能力(「NEXT」 2007 ニコラス・ケイジ)の逆パターンか。役に立ちそうでそうでもなさそうで、あればあったで疎ましい得意技、超能力者の悩みは深い、たったひとりなのか。いろいろなことにちゃんと筋が通っていて、劇中、ひたすら脱線しながらもばく進。
隣の劇場...某劇団で5連続公演(結局1回休み)か、こちらで3連続か...。最後のお願いで人助けだというメッセージに応えないわけにはいきません。5/25、23:54予約をポチッと。
かかっているのはThe Sex Pistolsか、パンクは苦手なので自信なし。19:04開演~20:55終演。受付で「鋼鉄の処女」DVDを購入、出口でボス村松氏を待ち、人助けに参じましたとご報告。お誘いありがとうございました。
満足度★★★★★
バブル村松の渾身の力作!
いやあ感動した。鋼鉄村松の公演で、こんなに感動するとは思わなかった。今回の公演は笑いは控えめ、随所にこの劇団らしい笑いどころはあるもののそれがメインではない。
いやむしろ、今日の作品なら笑いなんていらないと思った。バブル村松の作品はストーリーが秀逸。よく練られた物語は、わくわくドキドキさせながら、終盤のクライマックスにつながる。
上質のエンターテイメントだ。