西暦2222年2月22日の22時22分22秒 公演情報 劇団鋼鉄村松「西暦2222年2月22日の22時22分22秒」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題389(12-132)
    19:00の回(晴 暑)。18:01受付~18:31開場。席に着こうとみていたら最前列ド真ん中の席に紙→「関係者席」、どこのどいつかと思っていたら***さんでした。さて、舞台は普通の屋内とは違って奇妙にアンバランス。下手は平面(薄紫で色むら)、上手は曲面(木目、窓らしきものからみえるのは配管?)というつくり。正面の上部には大型のモニター、その下には台のようなもの。「4秒だけ過去に戻れる」とくると「2分先の未来を予知する能力(「NEXT」 2007 ニコラス・ケイジ)の逆パターンか。役に立ちそうでそうでもなさそうで、あればあったで疎ましい得意技、超能力者の悩みは深い、たったひとりなのか。いろいろなことにちゃんと筋が通っていて、劇中、ひたすら脱線しながらもばく進。

    隣の劇場...某劇団で5連続公演(結局1回休み)か、こちらで3連続か...。最後のお願いで人助けだというメッセージに応えないわけにはいきません。5/25、23:54予約をポチッと。

    かかっているのはThe Sex Pistolsか、パンクは苦手なので自信なし。19:04開演~20:55終演。受付で「鋼鉄の処女」DVDを購入、出口でボス村松氏を待ち、人助けに参じましたとご報告。お誘いありがとうございました。

    ネタバレBOX

    18:55前説は客席後方から、前方ではBGMが鳴っていて少し聞きにくいので、(舞台上とか)前に出てきてやったほうがいいと思いました。この時点で煙が出てきます。

    うだつが上がらない、デジタル表示のゾロ目に取り憑かれた「男」の過去、なぜボディガードに志願したのか、見た目と自身の年齢と称するものとのギャッブは何か、そしてもう一人同じように取り憑かれた冷凍技術の第一人者である「女」研究者、彼女にも隠された動機が...と書いてみるととてもカッコいいのです。
    「2011.11.11 11:11:11」「3:33:33」などがモニターに映ります。

    どこからみても妖しい「株式会社日本クライオニクス研究所」。ヒロセの左胸、名札。ここの写真と実際とが違うなぁ、ヘアスタイル変えている、などと細かいところに目が行く。

    ウィキペディアをみると「クライオニクス(cryonics、人体冷凍保存)」という技術があり、コールドスリープは生きている人体が対象であり、クライオニクスは亡くなった後の人体が対象と記されています...なるほど。「2001年宇宙の旅」「夏への扉」「アバター」、「猿の惑星」なども紹介されています。

    お芝居が始まって、真ん中にある長細い台はドラキュラなんかが入っていそうな棺桶みたいだなと思っていたら「冷却装置」で「棺桶」と呼ばれていると...アタリ。これはマジックではなく、奥が開いていて抜け出せるようになっているんですね。

    タイムトラベラーであるモリシタ、女教師にコクる場面、娘のこと。時間を遡るシーンをわかりやすく見せくれるので感心。時間SFは切ないものが多く、本公演でもその部分は組み込まれていて、そのうえに役者さんたちの持ち味がタップリ散りばめられていてとても楽しく観劇できました。

    「関係者席」は劇中の記者会見の場面、「週刊タスポ」の記者席用でした。

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    2012/05/27 07:38

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  • びっくりするくらい細かい所まで見てくださってありがとうございます。
    客入れはピストルズです。
    いつも台本が遅れる俺ですが役者達はとても頑張ってくれたと思います。次回も是非是非。最後のお願いです。

    2012/06/03 13:14

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