満足度★★★★
丁寧な作り
時間堂初見でした。
しっかりとした脚本にしっかりと丁寧な演出。
ストレートプレイはどちらかと言うと苦手なのですが、もっと観たいと思いました。
満足度★★★★
とても丁寧に作られていました
新春早々、いい芝居を観させていただきました。
作り方が、丁寧で、演出も役者もひとつにまとっまって、観させてくれるお芝居でした。
満員で、立ち見のお客さんもいらっしゃいましたが、それに応ええる作品でした。
満足度★★★★
よかったです。
今年の観劇始め。上質な作品でよかったです。確かに大きな物語で、2時間の中でエッセンスを取り出して飽きさせない。ただ朝の連ドラのダイジェストを観ている気にもなりましたが。
満足度★★★★
実は好みが分かれるかも
登場人物(特に男性)は類型的です。
ただし、この物語の主眼は、多様な男性像を描くことではないのです。
むしろ、女性(や子供)の存在によって、
奥さんを思いやる言葉を覚えたり
はたまた振られて癇癪を起したり
愛人に甘えたりする
男性というものの様々な側面(作者が観察した)を描くことにあるように思われます。
男性が物語の出発点として展開する劇が好きな人には、不満が残ることでしょう・・。
また、積極的に誰かが主人公として展開する物語でもないです。
むしろ、この物語に主人公のようなものがあるのだとしたら、
それは、時代の流れとは無関係に日々うつりかわる日本の季節の美しさや、
座布団を干した時の香りや、天気雨を狐の嫁入りと表現した日本の言葉の美しさとか、
日々の生活の中に感じる喜びや瑞々しさみたいなもの
(小津安二郎的?)
・・・人間というよりは、
かつて日本にあった、美しい、人間と人間との間にあった何か。
・・コミュニケーションの形式やある種の感覚とでも言うようなものでしょうか。
(坂本竜馬的な)人間が歴史を動かしている、というような物語を好む人には、
なかなかとっつきにくい歴史劇ともいえるかな、と。
(ソウル市民に女性的な感性が混じったもの?)
(以下、ネタばれへ・・)
満足度★★★★★
2011年最後の観劇
しっとり、そしてしっかりした丁寧な脚本と演出。とても面白かったです。ほとんどの出演者が二役で、スマートに時空を超えて行き来する演出。私も美しく澄んだ夜空を見上げ、梅ちゃんと氷星を探しました(のような気持ちになりました)。衣装も声も違うので、観ている私は戸惑うことなく楽しみました。この作品を2011年最後に選んだ自分を褒めてあげましょう。と思いました。
満足度★★★
観劇初め
千秋楽にやっと。いい場面はあったんだけど(涙出ちゃったし)、疑問がわくことが多かったです。期待していたより戯曲にパンチがなかったな~。まあこの作・演出コンビだとハードル上げちゃいますからね。
満足度★★★★
ストリートプレイに耐えた2時間
15分遅れの開演になりましたが、新劇のようで大人のストリートプレイに耐えた2時間の大作級な作品でしたね。また、花道がついていて、また、書き初めやおみくじもあって、お正月ムードいっぱいでした。
満足度★★★★
繊細且つ重厚な印象 観劇納め
吉田小夏さん作×黒澤世莉さん演出のこと、
お二人の作品を2011年はいくつか先に観ていたので
期待して観にうかがいました。
細部までこだわったことが目からも耳からも感じられ、
とても丁寧に作られている印象の作品でした。
とても静かでどうしようもない寂しさもありましたが、
この時代の強さや秘める熱さが力強く感じられました。
星のくだりも良かったです。
舞台美術はシンプルなデザインで
白木の床と壁の青く塗った飾り板がとても美しかった。
小道具もなかなかでした。
猿田モンキーさん…あの丸メガネ似合うなぁ。
そして、今回この舞台のチラシを手に取ったときの幸せな気分は忘れられない。作品を観て、昭和前半を思わせる和のやさしいモダンなデザインのうまさと色使い、ざらっとした紙の手触りの組み合わせにまた感心したのでした。
満足度★★★★★
無題248(12-001)
新しい年を迎え今夜はアゴラです。17:15受付(整理番号あり)、10番ごとに入場。舞台は下手側から入り口に向かって花道があり、役者さんたちがここを通ります。全体にすっきりした感じ、床は高さが40㎝ほどでしょうか木目、花道に続く部分は「白」..ここは廊下や川辺だったり、路地であったり。奥、左右に細い材木が天井から床まで格子状に、数本は「青」、舞台上、上手に小さな木のテーブル(?)、奥にはお酒、紅茶のカップ、旅行鞄、座布団。最前列は座布団席。17:58ホウキをもった女性が登場、お腹が大きい、歌を歌いながら掃除、寒さにかじかむ両手を温める、そのあと、背の高い男性が登場、左足が少し不自由。二人退場。18:01黒澤さんの「明けましておめでとうございます」の声で新年の舞台は始まりました。20:08終演。
満足度★★★★
観劇納め
良質ですな。
個人的な趣味としては、もっとベタにウェットでもいいんだけど、
これくらいの按配が下品じゃなくていいんだろうね。
役者は木下祐子が素晴らしかったなぁ。
窪田優も綺麗だった。
いつか吉田小夏の演出でも観たいね。
満足度★★
もっと良い演技をしてくれ
あんな雑な演技では物語の中に入れない。
冒頭のヒザイミズキは良い感じだった。
アゴラ劇場をとても上手く使っていた。
舞台美術120点!
満足度★★★★
大人だなぁ
しっかりした物語、それを演じきる役者陣。見て、感じて、楽しむ。確かに大人のための小劇場。作り手の顔が見えない物語の中身で、劇作としては非常に秀作だったけれど、個人的な好みとしては僕にはまだこの深みはわからないなという感じ。物語の表象しかつかめてませんが、アフタートークも聞けて非常に有意義でした。
満足度★★★★
お薦め度は☆☆☆☆☆
個人的にはその時代のその地域のその身分の生活にはあまり興味を覚えない(これを題材にした企図も読めない)ので内容に不満は残るが、脚本演出演技いずれも秀逸(とりわけ木下祐子さんの演技)だった。