ダッチプロセス 【ご来場ありがとうございました!】 公演情報 ダッチプロセス 【ご来場ありがとうございました!】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-15件 / 15件中
  • 満足度

    次回公演に期待
    ブッ跳んだ設定・発想で快調にスタートするもそれだけでは引っ張りきれずに中だるみしてしまう…。
    後半に入り、プロローグとつながる外的要因を入れて仕切り直して再スタートかと思いきやむしろ停滞してしまうのはイタい。
    ラストでのジャンプに向けての「溜め」だろうが、単に「溜める」だけが目的の「置き石」シーンでは本末転倒。
    ということで次回公演に期待。

  • 満足度★★★★

    トイレを出たら関係者ドアが開いてぶつかって痛かったです。
    舞台上、あんなにたくさんの役者がいて棒立ちなのに、全然停滞感を感じませんでした。確かに後半、引っ張りすぎでダラダラしましたが。クレイジーだと噂に聞いていたけど、思ったよりは常識の範囲内だした。面白かったです。あと一点だけいうとすれば、王子小劇場のトイレから出てきたところで急に関係者用ドアが開き、小生に激突。とても痛かった。ナカゴーのTシャツを着たお兄さんにぶつかるなボケ、的な顔をされたことです。痛いです。

  • 満足度★★★★

    これは好きかもしれない
    初めて観た。
    変な感じがずっと続く。
    単純なコメディとも言えず、笑いもどんどん引きつっていく感じ。
    「嫌な感じ」がもっともっと増大してもいいのではないだろうか。
    もちろん「意味」のある範囲内で。

    ネタバレBOX

    モスバーガー荒川車庫前店の店長が、突然大きなハンバーガーになってしまった。
    というオープニングはとてもナイスだ。
    それを巡ってのドタバタになっていくのかと思いきや、後半がまったく違ったテイストになっていく。

    登場人物の置き方がなんか微妙に変で、そこに何かあるな、と感じさせる。執拗で粘っこく身体にまとわりつく感じが単なるコメディとは違う臭いを放つ。

    前半の展開でも、それは見え隠れしていたが、後半は、それがモロに噴出していた。
    その感じが好みかもしれない、と思った。

    ただ、前半のちょっとコメディですよ的なテイストと後半の内面にどんどん潜り込むようなテイストは、結び付きがあまりにも弱く、これが完全に一体となったり、あるいは、完全に別モノとして存在したのならば(もちろん、別モノと存在させるためには、それ相応の観客への説得は必要だが)、相当面白いことになっていったのではないかと思うのだ。

    後半の美智子が「死ぬのが怖い」と言い出してからの堂々巡りは、ちょっと鳥肌モノだった。「死への恐怖」という具体的なものではなく、「外に出られない理由」探しのひとつであり、今の世の中が孕んでいる、精神的な疾患の根源を見せつけられるようで、とても嫌な気分にさせてくれる。
    美智子が「嫌だ、嫌だ」と泣き叫ぶほどに、嫌な感じは増し、それが観客の深いところを刺激する。
    この感覚はとてもいいと思った。誰かの内面が吐露されているような感覚で、内臓を見せられているような嫌悪感がある。

    だからこそ、そのようなラストに至るまでのプロセスがとても大切だというのはわかるのだが、「ラスト」はやっぱり「ラスト」なので、そこも大切にしてほしかったという思いがある。
    すなわち、あの執拗でねちっこく、イヤだイヤだと駄々をこねていた女が、ラストに動くというのには、やはり理由が必要で、あれだけ延々引っ張ってしまうと、ポンと落とすには微妙すぎるので、相当な理由(オチ)が必要になってきてしまう。
    当然観客はそれを期待せざるを得ない。
    しかし、実際は肩すかしでもなく、それなりの理由でもない、かなり、あれれ…なオチであった。

    これは、それについて考えるのを止めてしまったようでとても残念。もっと考え抜いて何かを絞り出せたら、凄い演劇になったような気がする。そしたら、底のほうで流れているモノに共感できる一瞬があったのではないだろうか。観客は「正解」がほしいわけではない。あなたたちが「考え抜いた答え」が観たいのだ。
    それはコメディだってもちろんそう。

    笑えればいいということではあるが、それにもキチンとした道筋がほしいということだ。キチンとした道筋というのは、論理的で、ということではなくて、「考え抜いたこと」ということだ。

    役者は、店長の篠原正明さんの濃さがいいのだが、やっぱり、美智子役の川上友里さんの凄さが一番印象に残る。このどうしようもなさが、どっかに突き抜けてくれさえすれぱ、と思ってしまうのだ。

    あとハンバーガーを粗末に扱うというのは、観客の神経を逆撫でするようでとても微笑ましい。それがきちんと後半の、あのイヤになるほどの堂々巡りと共振するように組み立ててあれば、食べ物を無駄にするという行いも生きてきたのではないだろうか。
    結局舞台の上の消えモノは、たとえ食べたとしても、それは食事ではないので、「無駄にしている」という点では、食べずに放り投げると同等な扱いなのだから。
    もちろん、観客の受け取る気分としては別なのだが、その「気分」(嫌だったり、美味しそうだったり)を食べ物で演出するということにおいては、食べても食べなくても同じではないかと思うのだ。本当に食べてたとしても、演出がうまくなければ、食べ物は生きてこないからだ。

    ナカゴーはちょっと気になる劇団になった。
  • 満足度★★★

    で、結局どうなったの?
    すごいパワーだったし、客席の男性たちが爆笑しまくっていたけれど、ハンバーガーが飛んだあたりから私は笑えず。あの床に落としたハンバーガーを食べてくれなきゃエンリケたち(良いハンバーガーも悪いハンバーガーも)も浮かばれないと思いました。
    アニメーションだったら笑って見られたかもです。

  • 満足度★★★★★

    好き
    相変わらずの世界観。ぶっ飛んでいるというかワケわからん。
    だけど、ナカゴーらしさが出ていて楽しみました。笑った。

  • 満足度★★★★

    これ
    おもしろいと思う。

    ネタバレBOX

    「ボイン大好きしょうたくんのHなイタズラ」は
    俺も好きだ。
  • 満足度★★★

    前半快調
    後半は…こりゃあ賛否あるわな。
    今回はついていけなかったよ。
    篠原正明キレあるなぁ。しかし役得だよなぁ(笑)

    ネタバレBOX

    川上友里に圧倒されつつも後半はなかなかの苦行だった。
  • 満足度★★★★

    抜群の切れ味とセンス
    説明にあるように、すごくさくっとしているといえばその通りなのですが、
    キャラクターたちの色が、実はとても緻密に作りこまれている印象。

    奇想天外ではあるのですが、
    その世界に乗っかった瞬間に
    突き抜け方に圧倒されて・・・。

    後半の展開にもがっつりと引き込まれました。

    ネタバレBOX

    偽悪的にラフにつくられた部分が、
    一方で作り手や演じ手が、本当に緻密に作り上げた部分に
    強い色を作り上げていて・・・。

    悲嘆にくれるキャラクターが
    本能に抗いきれない態で
    でかいハンバーガーのチーズにかぶりつくだけでも
    やたらに可笑しい。
    モラルとなにげない煩悩のキャップが、
    さらには、キャラクターのある種の貫きとともに
    ぞくっとくるようなセンスと踏み込みで重ねられていきます。
    役者たちの、ラフな感じを作り上げるに足りる、
    極めて緻密な間の積み上げやテンションの作り方に
    しっかりやられる。

    舞台を支配する独特の雰囲気に
    馴染んだ瞬間に
    さまざまな可笑しさが幾重にもやってくる感じ。
    多分人によってかなりの好き嫌いはでるのだろうけれど、
    一度この味に嵌るとと病みつきになるような要素があって。

    特に、終盤の女性が店を出ていこうとするシーンが秀逸で、
    店から出られなくなる女性と
    周りの描写には息を呑みました。
    精神的な抑制の肌触りが鳥肌がぞくっとくるほどにリアルで、
    キャラクターがコントロールしえないものの質感が
    圧倒的な役者の演技力に支えられて伝わってくる。
    可笑しい中に
    ひきこもる人の踏み出せない感じや
    周りの雰囲気がまさに圧巻。

    ラフな印象に織り込まれた
    作り手の細緻に想いを切り取る切れ味や
    突き抜けたデフォルメのセンスに
    瞠目しました。


  • 満足度★★★★

    はらわた
    なんていうか・・

    私事ですが、観劇前の仕事で対応してた行事で急病人・ケガ人が何人も出て
    走り回って対応してフラフラだったせいか・・(苦笑
    ハンバーガーのにおいもそうですが、ラストの展開なんかも
    わりと胃にくる感じで・・(笑

    でもそれを別にすれば、
    登場人物がしたり顔で言ったことが
    くるくるとひっくり返ってループするところや、
    ざわついた動き(そのなかに小ネタが不毛にちりばめられていたり・・)が、
    「なんでこの動作?でくるっとまとまるの?」
    という感じで妙に意見が一致したかと思ったら、
    なんだかとんでもない吐露が唐突にでてくることによって
    離反する登場人物たちが、
    これまたなんだかよくわからない動き?でなだめられてるみたいなんだけど・・
    「え、ちょっと待て、そこ納得するところじゃないだろ!」
    と、心の中でツッコミを入れてみたり。

    わりと「心の中にツッコミ職人」的な心意気を持っていれば(笑
    物語がボケ倒している?せいか、
    かなり楽しめるように感じました。

    強靭な胃と心のツッコミ職人の二つに自信のあるかたにはお薦め?

    ただ・・やはりハンバーガーは本物ではなくて、
    「リラックマ的なものが付属したカワイイぬいぐるみなんか(一例)にすれば、
    においもしないし、舞台とのコントラストになっていいんじゃないかな」
    と、これは自分の心の中のツッコミ職人ではなくて、源さん的な何かが申しておりました(苦笑

    なお、ノートを持って行って「この役者の演技は・・」
    などとやっていると、最後にはノートはぐちゃぐちゃになり、
    はらわたが煮えくり返ってしまうかもしれません(そんな人は来ないか・・

  • 満足度★★★★

    転換後の展開って
    以前も似たかんじじゃなかったか?でもスタートからのノリはいいなぁ。今村さんは、ある一定のキャラですね、どこでも

  • 満足度★★

    ア!ハーイ!
    「リベンジャーズ・トランジディ」再び!みたいな感じ。
    前半は結構面白かったけど、赤く染まってからが長い、くどい。どう収めたかったのか?マーク。

    ネタバレBOX

    墨井さんの一人格闘(?)は面白かった。
    舞台上に散らばるバーガー、良く出来た偽者と思いたいけど。
  • 満足度★★★★

    アホな舞台
    SFっぽく人間ドラマっぽくサスペンスっぽくて、アホな舞台だった。

    100分。

    ネタバレBOX

    モスバーガー荒川車庫前店が舞台。うろたえる店員や常連客のいる店内に、巨大なハンバーガーがある。店長(篠原)が突如ハンバーガーになってしまったらしい‥。

    悪いハンバーガーが攻めてくるから世界を守ろう!なんてバカなストーリーで、悲壮感とかまったく無い。ただただ、がちゃがちゃと舞台で役者がしゃべって動いてってな感じなんだけど、なぜか見入ってしまった。バカさ加減を楽しめたからかな。当然、キャラが何考えているだか、感情移入すべきものも無いんだけど。

    序盤から中盤まで、クスっとできる。特に野々村店員役の今村圭佑のしゃべりと表情が面白い。また、店長役の篠原正明の風体と濃いキャラクターが面白い。はじめて来た女(林生弥)の推理とか。ハンバーガーと対決する一人芝居は、バカバカしくて真剣で最高だった。

    終盤、美智子(川上友里)が、ドムドムに(悪いハンバーガーどもがワープしてくる)ワープホールをふさぎに行くまでがくどかった。演技は良かったんだけど、おなかいっぱいになっちゃんたんだと思う。
  • 満足度★★★★

    意味が分かりません
    どこまでが演出で、どこまでがアドリブなのか。それすらもわかりません。
    とにかく、ストーリーなし!感動なし!意味なし!な芝居。
    正直、好き嫌いが別れるだろーな。

    にぎり潰されるハンバーガーたち。ループするストーリー。
    意味のわからない展開。何一つとして進んでいないストーリー。
    ハンバーガーのいい匂い。何も解決していないオチ。

    とりあえず、意味不明。
    でも、それがナカゴーなんだろうな。
    飲み会のようなぶっ飛び具合。意味不明な会話。

    僕は好きです。

  • 満足度★★

    15分にできる
    100分の長い話だが、正直この中身なら15分でいい。
    同じことを冗長に繰り返す、常に10人近くが舞台にいて減り張りがない。

    特に最後の30分は、なにをやっているのかわからない。

    ばかばかしさを追求するのならもっとテンポよく進めてほしい。

    最後の〆のセリフは、"お前がいうな!"という感じ。
    こっちがそういいたい。

    ネタバレBOX

    ハンバーガーになった店長を食べる
    いいハンバーガーを勘違いしてやっつける
    結局外に出られない、
    など覚えているだけでも、無駄がいっぱい。

    役者さんの動きにもキレや統一感がなく、見ていて飽きる。

    ほんとに1時間ぐらいたって帰りたくなった。
    とおもったら、そのあと40分、同じ話で進まず…。

    キラリと輝く役者さんも正直見いだせず、
    行って後悔どころか、怒りすら感じる
  • 満足度

    番外4
    (文句を言うシリーズ4)舞台上、何人もの登場人物に踏みつけられ、屑と化したグチャグチャのハンバーガーと、その匂い。んー、食べ物をこんな風に扱う劇団だとわかっていたらみにこなかった。舞台、役者横一線に並び、セリフは棒読み風、また意図的に聞き取り難くしているんだろうな、全員ガヤガヤ言ってもね…あ〜苦痛だ、すみません、全く合いませんでした。で、面白くない場合、普段は評価しないんだけど、食べ物に対して、マイナスの意味で☆1つ。以下、みに行こうとお考えの方は、ご観劇後に。

    ネタバレBOX

    場内笑い声あり、なので、あう人にはあうのだと思いますが、私の場合、とてもお金を払ってまでみるものとは思えませんでした。

    苦行だ、出入り自由だったら速攻で退却だ、撤収。座っていることしかできない自分に腹がたつ。

    川上さん、今村さんが出演されたお芝居はいくつかみてますが…ダメでした。舞台を少し高めに設置、客席も段差をつけてみやすくできていました、今日は2列目で。

    舞台には黒い幕が下ろされ、中央部分は白くなっていて「モスバーガー荒川車庫前店」の文字、ここはお店の前、営業しているはずなのになぜかシャッターが下ろされているという設定。

    幕が上がり、上手に(ホントに)巨大なダブルモスチーズバーガー(?)、これはよくできていました。

    このハンバーガー、ハンバーガーの世界(異世界)へ通じる扉、いなくなった店長はどこに、で、店長はハンバーガーの世界の「善」と「悪」の戦いに巻き込まれ、おまけにハンバーガーを食べていることを話したもんだから悪の軍団に追いかけられ、やっとこっちの世界へ戻ったら、ヤツらにせめこまれる。あとは人類とハンバーガーとの(お店の中だけでの)壮絶な闘い。

    なので舞台の上は、死屍累々、原形をとどめていないハンバーガーが…手で握りつぶし、足で踏みつける…そこで滑って笑いを誘っている…それが芝居なのか…?

    「モスバーガー」という名称、ロゴを使っているなぁ…、そもそもモスにはいかないけど、ますます遠くなった。

    もう、この劇団はみない。

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