満足度★★
消化不良
武田光太郎という俳優はよく知らないのだが、女形のマリー・アントワネットということで、有名な首飾り事件を扱っているし、興味をひかれて観に行った。
結論から言うとまず、脚本に難がある。
同じような場面とセリフの繰り返しで、1時間35分にやっと引き延ばしている感じ。
「人は憎しみを忘れ、真実を知り、すべてを許すことで初めて救われる」というのがテーマのようだが、違和感だけが残った。
音楽や舞台美術はそれらしいのだが、内容も未整理で人物設定にも疑問が残った。
海賊ハイジャックあたりが料理してくれたら、面白い題材だと思いながら観ていた。
満足度★★
衣裳が素敵
衣裳、舞台美術、小道具、照明がとてもよく出来ているため、見た目は華やかに見える。
が、それだけの印象。当日6000円という安くないチケット代は、それを用意するために使われているのだろうなー・・・。