満足度★★
「さようなら」と「ヤルタ会談」
「さようなら」は、アンドロイドと人間の融合した会話劇で、とってもさみしい内容でしたし、「ヤルタ会談」は、正反対に、30分笑える演劇で、とても面白さが見えました。
満足度★★★
「ヤルタ会談」を観た。
日本語バージョンのほうが良かったかも。日程の都合で英語版を観たけれど、ルーズベルト、チャーチルのキャストはどうも貫禄がなくて滑稽さがいま一つだった。台本は同じはずなのに・・。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★★
「さようなら」を観た
「海よりももっと・・」
あまりにも美しいアンドロイドだった。上演時間約20分だが、その中には意味深なセリフが詰められており観終わった後は感慨深い。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★
『ヤルタ会談』と『走りながら眠れ』鑑賞
実在した人物を扱った2つの短編を鑑賞しました。
どちらも少人数の対話劇でユーモアがありながらも、その後の歴史がどうなったかを知っている観客の立場からすると、ただ笑ってもいられない作品でした。
『ヤルタ会談』
スターリン、ルーズベルト、チャーチルの3国間の会談をまるで日常会話のように下世話に描き、ブラックなジョークが満載で、青年団の作品には珍しく客席から起こる笑い声が絶えない作品でした。
役者3人とも太めな体型で、戯画化したような格好が滑稽でした。会話も風刺的な内容を絶妙な間で進められ、楽しめました。
『走りながら眠れ』
パリで監獄に入れられた後に釈放され帰国した大杉栄と、その妻の伊藤野枝の日常を描いていて、政治思想的には急進的な人でも普通の生活を送っている様子が朗らかに描かれていました。
政治的な話題はほとんど出ず、妻が進めているファーブルの昆虫記の翻訳の話や、大杉栄が海外で見聞きしたことの話など、他愛の無い話が続き、幸せな夫婦の雰囲気が良く出ていました。
妻を演じた能島瑞穂さんの表情の変化が多彩でチャーミングでした。
2作とも歌を歌いながらお茶を入れるシーンから始まり、元からそういうト書きのある脚本なのか、今回の特集のために統一感を持たせたのか気になりました。
満足度★★★★
走りながら眠れ
二人の間が、面白かったです。 仲の良さがすごく伝わってきて、幸せな気持ちになりました。そして、二人の末路を思うと胸がつまります。
満足度★★
さようなら
上演時間20分。アンドロイド公演初見。外観がかなり精巧でそばにいても違和感を感じないだろう。座ったままであまり動作がないのでSF的なものではない。この上演時間で現時点のロボットときたらあくまで実験作としとらえたほうがよい。どの程度自動だったのか、興味がある。
満足度★★★★
『マッチ売りの少女たち』
相当にスラップスティックでドタバタと落ち着かない、笑いの多い演出。
登場人物達の、意味のあるのかないのか分からない、かみ合わない
台詞の応酬をぼんやりと見つめていると。
終盤、一気にダークで緊迫した雰囲気に舞台は包まれる。
そのギャップに、ぞっとしました。 全部がこの時の為に
用意されてたんじゃないか、と思えるほど。