SIS(エスイズ)-僕の彼女は多重人格-【全日程終了致しました。ご来場ありがとうございました!】 公演情報 SIS(エスイズ)-僕の彼女は多重人格-【全日程終了致しました。ご来場ありがとうございました!】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-20件 / 29件中
  • 満足度★★★★★

    やられた・・・。
    ちょー号泣しました。

    連日の地震報道垂れ流しのせいでどうにも気分が滅入っていた僕は、どこかで発散できないものかと、あ!そういえばエスイズがあるなと、急遽千秋楽の朝に思い立ち、ネットでチケットを予約し、まだダイヤの整わない地下鉄やJRを乗り継ぎ中野に向かいまして・・・

    ところで僕には地震の恐怖もさることながら、花粉の恐怖もありまして、晴れ渡った空の下、人々が笑顔で駆け出したくなるような中、僕は顔をマスクで隠し、鬱々としながら劇場に向かいました。

    そして、今日は絶対にマスクは取らないぞ、と観劇中も頑なにマスクをしていたのですが、終盤いいところにくると涙が止まらず、とてもじゃないけど、マスクなどしていられない状態になり、僕は北風と太陽よろしく、まんまと感動でマスクを取る羽目になったのでした。

    ネタバレBOX

    とはいえ、じつは始まってから三十分後辺りから、僕は花粉症対策の薬のせいで抗うことのできない睡魔に捕らわれ、三十分程ぐっすりと眠ってしまいました。

    けれど起きた後からの挽回がすごかったです。失った三十分は後のストーリー展開により、セリフにより、すっかりと補填され、最後は号泣したんですから。

    あれだけの人数が登場し、そして多重人格を絡めることで複雑になりがちなストーリーをよくここまでわかりやすい形に纏めたものだと、なんだか上から目線で感心してしまいました。

    なにしろフクロウがお母さんだった、のくだり辺りから一気に号泣モードに入りました。

    しげるや凛の感情を爆発させた芝居が最高でした。

    また、感動だけじゃなく、笑いも充分に頂き、まったくもって最高の気分転換になりました。

    ほんとありがとうございました。
  • 満足度★★★★

    お見事!
    多重人格を題材にしたサイコサスペンス的な話なのですが、エンターテイメントとしてもすごく面白い。人格が統合されるクライマックスは圧巻です。お見事としか言いようがない。

  • 満足度★★★★

    感動の力作・熱演
    地震による公演取りやめ等、ご苦労様でした。後半の多重人格の織りなし方が見事。出演者がかなりの熱演でした。前半の説明くささを改良してほしいです。

  • 満足度★★★★★

    物語の構成が見事
    多重人格障害のさまを忠実に描いていたと思う。水沢深雪が他の人格に転換する時の描写が上手い。その演出もお見事だった。後半はただただ泣けた。素晴らしい舞台だった。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    宮沢幸は6歳の頃、交通事故で両親を亡くし、施設へ移る。そこで水沢優一郎に引き取られ養子になり水沢深雪となるも、6歳の深雪はロリコンだった優一郎から性的虐待を受けて育つ。この頃から、深雪は色んな人格を引き起こし嫌なことを引き受けてくれるそれぞれの人格が育ってゆくことになる。

    やがて深雪は妊娠中絶を繰り返し、それに加味するように多くの人格が乖離して主体であるはずの深雪そのものよりも、深雪の体を多くの時間、乗っ取ることで主体が不明瞭になっていってしまう。

    深雪の過去を遡って紐解いてゆくドクターらの治療の進ませかたと梟の語りは観客にナビの役割を果たし絶妙だった。また物語をシリアスのみで進行させず、笑いを含めながら持っていくさまは流石に上手い。

    深雪の人格統合を行う際のそれぞれの人格の深層心理にもメスを入れ巧みな描写だった。そして終盤は深雪を支える長谷川雄太が深雪の全てを受け入れることで丸く収めていた。
    それぞれの乖離した人格を演じたキャストらの演技力も抜群で、更に別の人格を演じる際の深雪との二重構造の演出は素晴らしい。終盤は涙、涙、涙だった。

    構成、舞台美術、演出など、全てにおいて秀逸だった。大満足。

  • 満足度★★★★★

    大満足。
    今回で4回目の観劇となった「劇団三年物語」。

    笑って、泣いて、考えて。
    やっぱり今回もとっても素敵な脚本でした。

    多重人格がテーマの今作品。
    こういうテーマは好き・嫌いや興味の有無がはっきりでると思うが
    興味がイマイチなくても、難しそう…と思っていても、
    説明も沢山入って分かりやすいので、是非見てもらいたい。

    昔から「私の中の天使と悪魔が…」とかよくいうように
    どんな人も、ある意味自分の中にいくつかの人格を
    保有しているんじゃないかと、思うから。
    必ずどこかに、共感できるポイントがあるはずです。

    正直なところ、引き込まれるまでに多少時間はかかってしまったけれど
    一度掴まれたら、最後まで全速力で駆け抜けてくれました!

    色々考えながらも、「愛」を沢山感じる素敵な作品でした。
    大号泣。毒素がいっぱい出たような気持ち。

    もう一回、ぜひ、どうにか、行きたいな。


  • 満足度★★★★★

    観てきました!!
    たくさんの、各キャラクターの気持ちがどっと押し寄せてきて涙が出ました。
    最初からストーリーにぐいぐい引き込まれ、笑って泣いてあっという間の二時間でした!
    あと3日ですが、また観に行きたいです☆

  • 満足度★★★★★

    役者が凄すぎる。
    多重人格をテーマにその人の深層世界が丁寧に描かれており、一人一人の人物像が分かり易く、非常に良かった。
    登場人物は、多いが個人個人が魅力たっぷりで、役者さんの演技も素晴らしく面白かったです。
    非常に完成度の高い作品だと思いました。
    最後に凛役の高橋里英さんが、凄く印象に残りました。

  • 満足度★★★★★

    人格
    人格1人ひとりのキャラがたっててステキでした。
    シーズン1の時より内容詰め込んである気がしましたが、
    前回わかりにくかったとことかの説明もプラスされていて全体的には観やすくなっているなと思いました。

  • 満足度★★★★★

    良い!!
    前作の「GLADIATOR~奴隷と皇帝~」がとんでもなく素晴らしかったので、
    失礼ながら「あれ以上のものはないだろう・・・」とか思いつつ見たのですが。

    もう、めちゃめちゃ感動です\(◎o◎)/!
    泣かされるし、笑わされるし、考えさせられるし。
    個人的に現代劇って「世界に入り込みづらい感」があったのですが、一瞬帰れないくらい入ってしまいました(>_<)

    多重人格という重く、ややこしい内容をテンポ良く、分かりやすく、時に笑いを交えて(前回も思いましたが、笑い所をいれるタイミングが本当に絶妙)
    見せてもらいました。

    絶対おススメです\(^o^)/

  • 満足度★★★★

    脚本素敵だなって思います!
    いつも楽しませていただいております。

    それぞれの役が生き生きと描かれていて、
    それぞれの役者さんも素敵で。

    笑いが多い中、
    最後は感動的にまとまっており、
    とても楽しませて頂きました。

    あの、犬は・・・。
    最後まで、カレはなんだったのか
    気になりました(笑)

  • 満足度★★★★★

    感動
    この作品、再演ということで、実は前回のDVDで見たときに、
    ちょっと難しいかもと思ったけど、今回はめちゃめちゃ良かった。

    観ているうちにグイグイ引き込まれて、テンポも良いし、是非見ていただきたい。

    また、私も見に行きます!


  • 満足度★★★★

    よく出来てた
    多重人格者の表現がとても上手く出来ていた。
    美術も綺麗で、しかも内容にマッチしていて、それを見るだけで盛り上がる。

    話もミステリアスで面白かったが、エロとグロの塩梅がきつ過ぎた。自分はもっと薄味の方が親近感を持てるタイプ。

  • 満足度★★★★★

    よかった。。。
    「多重人格」というテーマに二の足を踏んでいたんだけど・・・観て良かった!ホント良かった!!!
    思わず、脚本を買っちゃいました。。。

    心理学の知識は無用。
    10名以上の人格を内包する多重人格者なんだけど・・・ものすごくわかりやすく構成してあります。
    今まで見た多重人格の芝居は、一人の役者が「多くの人格」を演じ分けてたんだけど・・・この芝居は、それぞれの人格役の役者が登場する。

    多重人格役の女優、そして彼女が内包する人格を演じる役者との絡みが・・・驚異的に巧く演出されている。スゴイっす!

    パンフレットに簡単な説明があるんだけど、読まなくても十分にわかります。
    というか、読まないほうがグッと芝居にのめりこめるかも。

    演技力もバッチリ。
    早口&テンション高いんだけど、バッチリ聞き取れた(聞き取れない部分もあったが、言いたいことは伝わった・・・気がするぞ!笑)。

    お見送りのあたたかさも、ボクのような一般観劇者にはうれしい。


    再演を繰り返している芝居だけあって、練られかたが半端じゃない・・・。

    次回公演が楽しみな劇団です。

    ネタバレBOX

    多重人格についての知識は皆無に近いのですが・・・

    ボクには親しみやすいストーリーだった。
    「場に応じてキャラクターを変える」ことって少なからずあるから。

    もちろん、ここで語られているのは「打算」を超えた「本能」によるものなんだろうけども。

    帰りの電車で「今までの人生&選択」を振り返っちゃった。。。


    あっそうそう。。。

    芝居は最高!!!だったけど、知り合いの薦めがなければスルーしてた「題名」なんだよねぇ。。。

    ボクのような感性の人間は少ないのかもしれないけど・・・多くの人が身近に感じるテーマだと思うので、題名は変えても良いような気がする。

    なんか、小難しい芝居のような印象を与えちゃう気がするんだよねぇ。。。











  • 満足度★★★★

    展開が上手い!
    脆い心と生きるための強さ、深い話でした!
    でも重い感じがしなかったのは、軽快なテンポで精神科医や多数の人格がストーリーを展開していく様子が楽しかったせい。

  • 非常に面白かった
    テーマが面白そうで楽しみにしてたのですが、
    話のまとめ方も、演出も、役者の芝居も
    いずれもクオリティが高くて、
    観ていて完全に引き込まれました。

    期間中にもう一度何とか時間を作って観にいくつもりです。

  • 満足度★★★★★

    変化×試行錯誤=変わらぬ感動
    キャラクターに色がついてきた、それが一番の感想。…上から目線だなぁ汗。
    一人ずつにキャラがなじむというか、個々のストーリーが全体を作り上げるというか。
    毎日観てるからこそわかる小ネタアドリブで楽しませて貰うってのとはまた違う、『劇の中の自分を大切にする余裕?』とでも言いましょうか、ストーリー全体の訴えかける力が増した感じ♪
    今日から平日行けないのが残念でならない!
    誰か私の代わりに平日見続けて!!
    もぅ超超オススメ!!
    大好き!

    ネタバレBOX

    連日観劇、最後のテーマは可愛い♪
    重い話、笑えない話。
    それでも息が詰まりそうになると笑えて可愛くて嬉しくなる。最終的にははっぴーになる。
    あぁもぅ大好きだー!!
    ゆぅたくん→人格になった後の『えー?』と振られてるタイミングの言葉ナシの演技がダイスキー!
    だってかわいぃんだもん★
    マックス→おいしすぎ!
    イケメンて言って貰えて、なお美味しいし、さりげに昨今めっきり言ってるし(笑)でもなにより動きがキュート!
    テレビ見る以外の動きも期待してよっと★

    宮沢さん→そもそもの原因!でも憎めないっ!!かわいすぎだよお父さんっ!!
    一番好きなのは、コーヒー豆挽いてるとこと、ふくろうさんに自分の存在確認するとこの可愛さ!
    ふくろうさんの正体を問うところは可愛さより優しさと切なさでいっぱいになっちゃうから反則だよぅ。毎回号泣ポイント。

    サチ→おどおど可愛ぃ★ふくろうさんに隠れようとしたり、埋めちゃってくださぃとかもぅ可愛くて可愛くて!!
    一番の主人公。一番辛かった本人。笑えない場面にも目を背けたい部分にも立ち向かう姿は可愛ぃより凛々しい。今回テーマが可愛いだから、ここまで♪

    みずさわみゆき→存在が可愛い★すばらしぃかわいさ!!
    ラスト正体を明かすまでほわほわを振り撒いてくれる★素敵♪テディとぴったり真っ白な無垢★
    …だからこそ怖いって話も(笑)

    …ダメだ可愛ぃにはパート2がいる気がしてきた。今日はここまでー。
  • 満足度★★★★★

    面白かった
    混沌とした世界から、段々に、謎というか、多重人格のそれぞれの役割が見えて来て、納得のエンディングへ。
    緻密な構成は流石!
    役者さんも皆良い味を出してました。
    また観に行こう!

  • 満足度★★★★★

    良かった
    今日の昼公演を観に行きました。
    多重人格のお話し。
    実在的で切なく悩ましく他人事ではないような話で、心にしみる感動の作品でした。
    この作品を観て思います、実際に起こりいる病を患った方や直面にした方や傍で見守る方やそうでない方がいると思いますが、一度は、ぜひ観てください。濃く深く親身な作品となっています。とても良い作品でした。
    この作品をぜひ!沢山の皆さんに観ていただきたい知っていただきたいと心から思います。
    まだ観てない方は、ぜひぜひ観劇してください。
    何度でも観てください(^ー^)

  • 満足度★★★★★

    試行錯誤×冷静=完成?
    偉そうな言い方をすれば、役者さんたちが凄く落ち着いてきた感じを受けました(笑)
    大変な台詞に振り回されることなく、大変な動きに慌てることなく。
    いろんな小ネタが入りだした♪
    楽しくて仕方ない★
    やぁでも笑いポイントとそーでなぃとこと、私はやっぱりツボがズレてんのかなぁ。。
    明日も楽しみに、応援してまっす★

    ネタバレBOX

    連日投稿中のナツです★
    今日のテーマは気持ち悪い(爆)必要悪、演出の都合とはいえ、凄いよねほんと。ほんとにそーゆー人なのか?と誤解するほどの気持ち悪さ。

    貞子なお母さんとか、ズタボロなお父さんとか、眉の無いお兄ちゃんとか………………。気持ち悪いのみゆきちゃんの家族しんちゃん以外全員?←打ってて気付いた…。
    にのさんは可愛いもん♪
    変顔も今回は笑うタイミングじゃないから押さえ気味だし。
    あ。ゆぅたくんも気持ち悪いかも?いや、あれはキモカワかなぁ♪
    DIDの説明受けて混乱してるとこ!!えー?って首傾げなら叫ぶ妙技!
    凄いよね。動きが気持ち悪っ(笑)
    ぞっとする気持ち悪さから笑える気持ち悪さまで全て取り揃えた感が楽しい♪
    明日は連日観劇の最終日。テーマは可愛いで書こうと思います♪
  • 満足度★★★★

    深い物語だった
    今回上演される「SIS」はオイラが三年物語のシーズン1で初めて三年物語を観た作品でしたが、改めて観るとこんな面白い以上に深い物語だったんだと再認識いたしました。
    よかったです。お時間あれは是非。

    ネタバレBOX

    物語はとある女性・宮沢幸(斎藤むつみ)の中で起こっている解離性同一性障害(いわゆる多重人格)を治す物語。

    初日の緊張感からか、少し台詞の噛みが目立たように感じました。
    また中盤、稼動する照明がずっと動いていて、その音が響いてたのが非常に気になりました(後半は止まってたので故障ではないと思われる。効果音で使ってたのか??)

    後、出てくるキャラクターの殆んどは美幸の中で作られた別人格との認識をして見れば見やすいかも。(当日パンフもしくは有料パンフで相関図を確認しておくのでもオッケーかな)

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