満足度★★★
「ダーク」ではなかった
事前に「ダーク」との感想を目にしたが、ある台詞から早い段階で状況を読むことができ、是枝裕和監督の『WonderfulLife』(あるいはディッケンズの「クリスマス・キャロル」)の変奏として安心して観る。
とはいえ大半を占めるシリアスな状況には胃が痛くなるような気も。
満足度★★★★★
ハコネコとは蘇りの場所
ハコネコはハコ砂のような場所だ。心が折れてしまった患者を癒して元に戻してあげる。そんな風に優しく丁寧に紡いでゆく物語だ。だから導入音楽も極力少ない。キャストらの丁寧な演技力がこの物語を一層、密度の高い舞台に仕上げたと思う。心を題材にした物語としては完璧に近いと思う。後半は泣いた。泣いて泣いて泣けた。素晴らしい舞台だった。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★
身につまされました
想像した内容とは全然違いましたが、妻子持ち中年男のクリスマスキャロル的な臨死体験あるいは夢話で、身につまされました。色んな意味で緊張した雰囲気の中、リラックスして楽しむという訳にはいかなかったけど、結構面白かったです。
満足度★★★
よりポップな芝居で‥・訴えて・・・
大震災で公演を悩んだようで・・・緊急時の避難誘導の案内気配りに.・・・★
ハコネコのテーマ・狙いに・・・★
しかし、芝居は作家・演出の個性・好みなのか、ダークな演出でコントラストが強すぎ・・・
役者の演技も噛みあわない・・・噛みあわないから、余計に芝居が沈み浸透しない・・・座の空気が沈み過ぎて・・・
主人公の一人芝居を観ているような錯覚にも陥いる。引っ張りすぎて間延びする台詞・・・一人心地良さで絡みの間が悪いと間抜けになる・・・お互いがバランス良く熟せ合えるような演技陣のレベルupも必要!
芝居の訴えからも、ポップな演出でリズムカルに描いた方が、芝居の幅が拡がり効果があったかも知れない!?もう少しほど良い彩りが欲しい!
最後に意欲と真面目な劇団へ・・・★ 併せて★★★若さへ期待・激辛コメントです。