「サンポジウム2011」 「劇」小劇場 公演情報 「サンポジウム2011」 「劇」小劇場」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★★

     
    観劇

  • 観てきた!
    おつかれさまでした!!

  • 満足度★★★

    どうなんでしょうか。。。
    昭和編→平成編の順での観劇。

    平成編のパンフレットにある文章。。。

    「長い期間お借りするんだから、同じ舞台セットでもう一つ、昭和から時代を経た、その続編のような芝居をやりたいと思いました」

    ・・・

    ・・・

    「ついでに平成も」というニュアンスは、照れ隠しなのかもしれないが・・・

    この平成編・・・ボクには合わない!好きじゃない!!

    この「平成編」の内容なら、昭和編のエピローグ程度で十分。

    昭和編のエピローグに使う勇気があるかどうかは・・・ボクにはわかりません。

    もし友人が「これから2公演のチケットを買う」のならば・・・

    「平成編→昭和編の順番で観たほうが、ずっとずっとイイと思うよ!」と言うんだろうなあ。。。

    ネタバレBOX

    両公演を見た後に思い出したのが・・・映画『ミッション・インポッシブル』を観た後の、なんともやるせない気持ちだった。。。

    「なんで、あんなに忠実で冷静でカッコ良かったフェルプスが、あんなくっだらない理由で裏切りモノになっちゃうの?」

    たしかに、人生ってのは一筋縄でいかないところがあるから、登場人物がとてつもない運命に翻弄される、ってのはアリだろう。

    でも、そうなっちまったのであれば、そうなった経緯というのをキチンと表して欲しいよなー。

    登場人物をもっと大事に扱って欲しいわ。。。

    主人公に恋する女子高生「さっちゃん」が、いろいろあって浮浪者になるのってのも「有り」なんだろうし。。。

    その女子高生「さっちゃん」に恋するクソ真面目な同級生「渡辺君」が、チンピラのカシラになるってのも「有り」なんだろう。。。

    でも、たいした説明も無しに「こうなっちゃいました!」じゃあさ・・・

    笹野鈴々音さんが可憐に演じた「さっちゃん」が浮かばれないよ・・・

    キムユスくんが熱演した「渡辺君」が浮かばれないよ・・・

    波乱万丈の人生を歩み始めた「園子さん」は、平成の世でどんな生活を送ってるのさ・・・

    なんか登場人物を、自由自在に操っちゃうことの、悪い面が出ちゃったような気がする。。。

    だからこそ、平成の現状を見せた後の「昭和編」のほうが良いと思うわ。

    「あぁ、彼ら彼女らにもこんな時代があったんだなぁ」って。。。


    それにしても「昭和編」の雰囲気は好きだなー。

    笹野さん・・・すばらしい役者だ!また観たい!!!

    郷志郎さん・・・最初に来てたハイネックのセーター・・・売ってください!笑

    谷中田善規さん・・・ダメダメな親父を完璧に演じてました!最高っ!

    ヒルタ街さん・・・その声は既にアートです。。。

    三好絵梨香さん・・・もっともっとコテコテの「演技」しちゃってイイと思います。普通のしゃべり方だと、舞台じゃ映えない気がします。。。
    でも、その超絶的なかわいさは・・・下北の街で歩いてるとこを見かけたんだけど・・・浮きまくってました!(イイ意味でよ!)笑
  • 満足度★★★★

    昭和編初日
    六畳(?)一間に水場がある程度の引き戸の部屋が4つほどの木造(せいぜいモルタル)アパートの1部屋を中心に住民たちが織り成す物語、あれもこれも昭和のニオイがぷんぷんで、高橋留美子テイストにかすかなペーソスも漂うコメディ、可笑しくもあり懐かしくもあって楽しい。

    ネタバレBOX

    それにしても、ここで二方客席にするとは驚いた。
    普段はベンチ席となる部分まで舞台が張り出している代わりに上手側に2列客席を設けて、つまり舞台がほぼ正方形という…。
  • 満足度★★★★

    平成編
    平成編だけでも完結しているけど、やっぱり昭和編がはじめにありきの平成編なんだろうなぁ。

  • 満足度★★★

    石神井ポルカ~昭和編~を観た
    昭和編に限っては入口に遠い場所のほうが伊村のキワドイ表情の転換が見えて面白かった。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    平和荘の小山の部屋で飲んだくれた挙句、折り重なるように寝ているしょもない住人たち。彼らにはプライバシーというものがない。平和荘に住む住人たちが家族のような構成を保ってる現在、近所に住むお嬢様が気まぐれにやってきて、ここに住んでみたいと言いだす。

    小山はこんな綺麗なお嬢様と住めて、その上、謝礼として5万円を頂けるなんて一石二鳥と考え暮らすことになったが、小山を密かに想っていた大家の娘・幸子はこれにショックをうけてしまう。

    幸子に思い焦がれている超真面目な男子高校生、アパートの住人達が織りなす喜劇だが、昭和の時代に流行ったマルチ商法に引っかかりそうになりながらも貧乏のどん底で暮らす小山はいつしか、お嬢様に恋しちゃって一日で出て行ったお嬢を追いかけていくシーンで終わる。

    ってことは平成編は小山の恋愛から始まるのだろうか。
    あの時代の穏やかでノー天気な雰囲気の香りが充分に醸し出されていて良かった思う。不器用で上手く生きられない人たちの芝居はいつみても、観客に癒し効果を与えるものだから、ホッとするのだけれど、いかんせん目の前のセットが高すぎる。常に上を観てる状態で首が疲れた。あの部屋はもうちょっと低いセットでも良かったような気がするのだが・・。

    全体的に笑いの小ネタは多かったものの、角度によっては観え辛かったと思う。

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