野球なんて大嫌い 公演情報 野球なんて大嫌い」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    絶対的支持
    野球バカの巨人好きには応えらない内容でした。開演前に登場人物紹介で熊工コンビの名前を見て、オープニング直後の「マイガール」を聞いて、もう両手お手上げ状態になりました。

  • 満足度★★★★

    野球ものだけにド真ん中の直球
    父親が転勤族であったがゆえに、ずっと同じエリアに住んでいる永年の友達がいない身としてはああいう関係はうらやましく、みんなで集まって日本シリーズのテレビ観戦で盛り上がれるなんてイイなぁ、みたいな。

    また、全体的にはコメディながら、終盤は熱血系でもあり、仲間の1人がプロ野球選手として再起するなんてまさに「オトナ向け少年マンガ」な世界?(笑)

  • 満足度★★★★

    ディテールが
    単なるバカバカしい物語かと思ったら
    かなりしっかりした話で面白かったです。

    ディテールがかなり細かくて
    「くるくるドカン」ネタとか一体どれだけの人がわかるんだよ!
    と笑ってしまいました。

    120分ガッツリでもうちょい短くてもよかったかなと…
    特に第6戦の9回裏。
    徐々に一体となる感じを表したかったのはわかりますが
    1~7番はちょっと長かった…

    もしかしてヒッティングマーチ歌わせたかっただけ(笑)?

    ぜったい無条件で野球(巨人)が大好きだろ
    とツッコミました。

  • 満足度★★★★★

    凄く面白かった!
    「はらぺこペンギン!」は名前は知ってたが、観たのは初めて。予約なしで週末に観たのも初めてなら、「劇」小劇場の最後部で観るのも初めての経験。
    初めて尽くしだったが、予想以上に凄く面白かった。
    早稲田系って騒々しいという先入観(偏見?笑)があるのだが、丁寧な作りで悪ふざけがなく、好感がもてた。今後も観たい劇団のひとつです。

    ネタバレBOX

    2011年に巨人と日本ハムが日本シリーズで対戦するという設定。主宰の挨拶アナウンスからしてアンチ巨人の私など「どんだけ巨人が好きなの!」とあきれてしまうのだが、暑苦しいジャイアンツ愛(?)もしっかり取り込んで、ストーリーは進んでいく。登場人物の名前がすべて巨人の選手名。「離婚してからのダル、本気モード」だったり「ハンカチ、意外にあなどれない」だったり「ルーキーの沢村、まさかの失投」だったり、野球を観てる者には思わずニヤニヤしてしまう会話が出てくる。
    クライマックスで、実家の応援グッズをかき集めたがレプリカが古く、「背中は二岡だけどな」には大笑いしてしまった。
    井上という元プロ野球選手の悲哀もよく描かれている。実在の某元プロ野球選手のお店に行ったときの応対を思い出してしまった。ちょっと照れくさそうで寂しそうで、ちょうどこんな感じだった。
    映画にしてもよさそうな作品だと思った。
    オカマを演じた三原一太が緩急自在な演技で、一番印象に残った。
    配慮なのか、横浜ベイスターズの歌が流れてました(笑)。
    野球に詳しい家族にも観せたかった。
  • 満足度★★★★★

    ほっこりあったか。
    お仕事相手を連れて行ったんですが、お誘いの折に
    「何故はらぺこペンギン!が好きか」というのが説明出来なかったんですね。
    何故だか、すきなんです。
    これといって特殊な事はしていないのですが
    でも何故か絶対の安心感やあたたかい観劇後感があります。

    うちのカンパニーにも通ずるところがあるからかもしれません。

    白坂さんの描く世界に、今作もたくさん癒されました。

    ネタバレBOX

    前説の音声言い訳が面白かったです。

    キャスティングも絶妙でしたね。
    山岸さんの高校生姿とドラフト指名には先ずびっくりしましたが(笑)

    ラストシーンの山岸さんの1人芝居も、キャスティングの妙だなと感心して見入っていました。

    りいちろさんも書かれていましたが、三原さん扮するヨシコの、プロポーズの際の荒行は、ほんとにきゅんとしてしまいました。むしろ泣きそうでした。
    ヨシコのキャラはいいですね。
    先輩の前だけ野球少年に戻る演出も、とてもすきでした。

    全てのキャラクターの名字は、野球選手から取ってますよね?
    でも既に立浪さんが…(笑)←ドラゴンズファンなので。
  • 12月6日(月)S
    ジャイアンツ★愛を堪能しました。

  • 満足度★★★★★

     
    観劇

  • 満足度★★★★

    いいね!
    良かった!

  • 満足度★★★★

    オープニング
    衣装はある意味衝撃、やるなぁ、違和感、、、、ないよ。わかりやすく、いいですね。少し登場人物多めな気もしますけど

  • 満足度★★★★

    おもしろかった。
    野球に興味はなくても、このお話作った人の「野球大好き」「ジャイアンツLOVE」な感じが伝わってきました。
    キャラクターが濃い!劇団員の方も客演の方も。。。
    思わず笑ってしまうところだらけでした。
    逆転ホームラン・・・こっちまで真剣に応援しちゃいました。
    いろんな「愛」があったようですが、皆幸せになってくれるといいなぁ・・・ってちょっとほっこりしました。。。

    ネタバレBOX

    立浪さん。携帯持ってなくちゃいけない時に持ってなかったんじゃないかと思う場面が・・・。
    (メールの着信音→携帯探す→ない→「そういえばメールがきてたんだけど・・・」って!)


    最前列は衝撃が強すぎました。。。
    三原さんも川本さんも・・・!!!
    三原さんが段々かわいく見えてきたのはわたしだけかしら?
  • 満足度★★★★

    強いる笑いではなく引き出す笑い
    キャラクター達がくっきりと描かれていて
    それが笑いにしっかりとした腰を作り、
    物語のメリハリを生み出していました。

    ベタかと思いきや
    しなやかなふくらみを持った良質なコメディ、
    たっぷりと引き込まれてしまいました。

    ネタバレBOX

    開演までの客入れの音楽にしても
    冒頭の部分にしても
    特に洗練された感じはしない。

    「タッチ」の世界を重ね合わせることにしても
    バッティングセンターの雰囲気にしても、
    さらにいえば登場人物たちそれぞれの今にしても
    そこはかとなく熱の引いたような
    寂れ感がかもし出されて・・・。

    でも、その場所に織り込まれた笑いが
    雰囲気に沈まないのです。
    笑いに様々なベクトルと
    観る側を一歩越える踏み出しのようなものがあって、
    なんというか、笑いが場の色に強いられるのではなく
    観る側から自然に引き出されるよう。
    こういう笑いは抜けが良くて
    湿ったり乾貴すぎたりしない。
    心地よく笑える・・・。

    組み上げられた物語に
    登場人物たちのそれぞれが
    塗りつぶされることなく、
    緩やかに浮かび上がってくるような感じも良い。
    別にシーン全体に息を詰めるような
    繊細な質感などないにもかかわらず、
    それぞれのシーンでの個々の想いが
    しっかりとフォーカスを絞って伝わってきます。

    個々の場を作る役者達が
    それぞれのキャラクターの色をしっかりと作りつつ
    一方で気負うことなく
    全体としての場の空気を作り上げていきます。
    ザックリと細やかのバランス感が抜群で
    いくつもの想いが撚り合わされて・・・。
    ふくらみが舞台に生まれ
    その中で
    抜けの良さと留まる想いが
    さらに舞台に見る側を取り込んでいく。

    テレビに向っての野球応援のシーン、
    単純に熱するのではなく、
    どこかばらついた雰囲気が
    ぐんぐんと一つになっていく姿に
    ぞくっとくるような高揚があって。
    しだいに空気が一つに変わっていく過程が
    結構すごい。

    プロポーズのシーンも強く印象に残りました。
    オカマが面倒くさい部分をガサガサと省いていくのが絶妙に可笑しくて
    でも、そこから広がる想いの織り上がりに
    観る側までがキュンとなる。

    観終わって、
    高揚のあとの充足感のようなものが
    ぬくもりを持った心地よい感触でやってきました。

    単に面白かったという言葉だけでは語りつくせないものが
    この舞台にはたくさんあって。
    観終わって
    なにかほっこりとなりました。

    気楽に観ることができて
    重くなく、でも満たされる
    良質のコメディだと思います。

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