満足度★★★★
演劇ならではの表現方法がふんだん
映画よりも軒上泊による原作の雰囲気に近く、加えて少年院の面々をそれぞれ描いて(調べたら映画もそうだった)、より舞台向きに仕上げた感じ。
さらにイントレを客席上方にまで(!)張り巡らせた装置も含め、演劇ならではの表現方法がふんだんで観応え十分。
体育会系なら客の健康にももう少し気をつかってほしい
たばこの煙はもちろんだけど、ろうそくを使ったときは、あの狭い空間では酸欠で倒れるんじゃないかと思うほど息苦しかったです。こういうことがあると芝居の内容はどうでもよくなります。7時開演なら6時半には開場してほしい。暑い日だったのに外で客を待たせる神経が理解できません。
満足度★★★★★
昭和の匂いが濃く、いかがわしくて、文学的
さすが寺山修司だ。
そして、J・A・シィザーの音楽がいい。
舞台には熱気がある。
100分の上演時間はあっという間だった。
入場スタッフの手際等が悪い
招待の葉書で観劇したが、応募時に明記してあったとて。
招待枠が1名と葉書に記載無く、同伴者の割引等という気の効いた、
商売っ気も無かった。
19時開演といいつつ実際は開場時間であり、観客並ばせていた。
(日暮れとはいえ、この猛暑の中で。)
煙草や煙の匂いが強く出る場面もあり、
その配慮に対する場内アナウンスも無かった。
芝居にさえ熱込めていれば、全て許されると考えての結果とすると、
商業ベースでの演劇という姿勢について、猛省するべき点だと云えよう。