ヤマト版 夏の夜の夢〔公演終了!今後は「天幕旅団」としてリニューアル致します。〕 公演情報 ヤマト版 夏の夜の夢〔公演終了!今後は「天幕旅団」としてリニューアル致します。〕」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-14件 / 14件中
  • 満足度★★★

    悲劇ver
    んと。
    スケジュールが合わなくて、悲劇しか観なかったんだけど。

    オリジナルにするなら、もっと思い切ったオリジナルでいいんじゃないかと思った。
    結局、一夜の夢になるなら、悲劇ではない。
    まぁ、「悲しませてくださいな」と思って観たわけではないけれど。

    「もしお気に召さなかったら、すべては夏の一夜の夢と思し召せ」的な軽さは、原作の、あの単純な筋書きにこそ似合うと思うんだよな。

    でも、役者の体を使った見せ方とか、本歌取りとか、
    やろうとしていることは面白いと思うから、復活したらまた観たい劇団です。

  • 満足度★★★

    シェイクスピア作品の魅力
    狭い舞台ですべてを表現しようとするのだから多少無理があっても工夫という演出が効果を上げればいい。台詞はやたらと長く小難しい、これも当然。
    ただ観客がどの目線で「真夏」ではない「夏の夜」を体感するか、同じものを求め過ぎてはならず、まったく別のものとして捉えるべきだと思う。
    細部を云々はさておき、全体的にはまとまっていたと思う。衣装にもう一工夫あれば妖精のかわいらしさや王達の華やかさもいっそう出たかもしれない。
    人が動きながら森になる発想は今後にもつながると思う。再出発の時に期待したい。

  • 満足度

    原作
    言葉を換えたりイントネーションで、笑いを取ろうとするのはどうなのか。それがスタイルなのだったら、お笑いでいいじゃないか。
    折角の喜劇作品を本編の面白さで伝えられないだとしたら、オリジナルでいいじゃないですか。
    シェイクスピアの台詞が難しいのは分かる。しかし演じる役者が、自分が何を言ってるのか分かってない気がする。
    気付いてもいないのに、つらつらと喋ってしまう。
    だからお客さんは、右から左。分かりやすい現代の言葉では、クスクスする。それを望んでいるか?だったらシェイクスピアでなくていい。
    あとはネタバレへ

    ネタバレBOX

    パック役の人・もったいない。もっと出来る役者だと思うのに、非常にもったいない。全編通して言える事だが、最後のシメの台詞が、急減速してしまった。ちゃんとシメましょう。

    女王様役の人・複式からきちんと始めよう。

    恋人4人・目覚めた最初の台詞が一番重要なのに、ただ寝て起きた人達に見えた。お客の目線で物事を考えるべき。

    演出家(役者)・姿勢が悪い。膝が出てる衣装でいいのですか?
    貴方の始め方で結構変わります。ちゃんとした人に見てもらいましょう。

    演出家・やりたい事は、分かります。どちらかというと好きな方です。メインじゃないキャストが色々な物を表現する。おぉぉって感心します。例)障害物競走のシーンでは、観せるべきポイントがレースになって、役者の感情や台詞が全く頭に入ってきません。
    これは一つの例です。多々見受けられました。

    厳しい言葉かもしれません。が、本音を言わずもう観に来ない人が大多数だと思います。今回で活動休止との事ですが、○○が出てるのか、○○が演出か、で「じゃあ、観なくていいや」という結果にならないよう応援の意味を込めて書かせて頂いてます。

    若輩者で申し訳ありません。
    残りのステージ、無事故で成功する事を祈ってます。
  • 面白かったかな・・・
    衣装と装置、演出はまあまあ面白かったと思います。
    既成の音楽をあんなにも多く使用しないといけないものでしょうか?
    なんだか残念に思ってしまいます。
    役者さん達は、噛み倒してました。
    残念です。

  • 満足度★★★★

    悲劇バージョンを見たんだけど
    要所要所で大きな笑いが起こる喜劇的要素の強いステージでした。悲劇というよりも、朝が来ると、夜のうちは優勢だった魔の力が弱まり、また新たな世界が始まるという浄化の話と化していました(←私の個人的解釈)。このような内容をうまく表すネーミングがなかったものかしら。独特のトーンのある衣装、メイクもステキでした。

  • 満足度★★★

    悲劇?
    全体がきびきびとした動きで、初めて観る人でも演劇の楽しさを堪能できる内容。

  • 満足度★★★★

    悲劇Ver.を観ました
    バタバタと人が死んだりして、暗くなる話なのかなぁ・・。
    などと観ていたら、結構ユーモラスで楽しめました。
    衣装デザインやシューズ(の靴紐)まで揃えた
    芝居に対する力の入れ具合にも感動です。
    登場人物が多く、Wキャストもしているのに。
    人物の演じ分けが分かり易く、大変スッキリと観れました。

    ネタバレBOX

    召喚された魔モノは、ちゃんと使えたし。
    悲劇といいつつ、誰も不幸にはならなかった気がしますし。
    楽しく感情移入して笑えました。
    迷いの森の木の演技や、かわいらしいコアラのリュックなど。
    世界観を崩しそうで壊さない、バランスの良い衣装や演出でした。
    まぁ時々、カミカミがありましたが(^^)許容範囲です。
    惜しむらくは、王と女王の衣装が皆と同じすぎてチト違和感を感じたカナ。
    王冠やティアラか、ショール風の衣装などで貴族風のイメージを
    出して欲しかったかな。
    パックの魔法は、2度目のわかりやすい視覚効果でGoodでした!
    ただ惚れ薬の花、二人目は使ってなかったけど・・。
    どうして効果出たのか、ヒントや説明必要な気がしましたねー。
    繰り返しますが、迷いの森の演出や表現は評価高いッす!
  • 満足度★★★★

    悲劇番
    この作品を見る1週間くらい前に別の団体さんバージョンの夏の夜の夢を見ました。
    そちらがコメディ色が強くて、ヤマトさんは悲劇で、全然違う作品に見えました。
    どちらも面白いと思いました。
    いい時期に二つの作品に出会えたと思っています。
    喜劇版は見ていませんがきっと素敵な感じに仕上がってるんじゃないかなぁと思っています。

    ネタバレBOX

    個人的にちゃんこ君を再び見れたのが嬉しかったです。
    前々回の作品を見てる人はおっ!!って思ったんじゃないでしょうか??
  • 満足度★★★

    喜劇バージョンを観た。
    「夏の夜の夢」原作戯曲をそのまま上演した「喜劇版」。この戯曲は知らない方はいないと思うので筋は割愛。そして今回で活動休止するというヤマト。主宰の渡辺は「天幕旅団」というユニットを新たに旗揚げし、12月に公演予定とのこと。
    ですから、今回が見納めかもしれない。。


    以下はネタばれBOXにて。。


    ネタバレBOX

    コミカルでテンポの良いセリフが続く中、ワタクシの観た回はキャストの噛みが目立った。そりゃあそうだよなー、セリフは早口、しかも長い。普段、ゆっくり静かに話すワタクシなどはそのテンポに耳が慣れるまで数分はかかる。笑

    今回はバルーンタイプのスモッグにワイヤーを入れた可愛いらしい衣装で妖精らしさを演出し、全体的にファンタジーさを醸し出していた。早口セリフの中にコミカルなジョークをかんなり沢山、挿入してあったが、何故か観客は笑っていない。たぶん、聞き逃したか笑いのテンポがずれてしまって笑えないのかも知れない。その繰り返し。

    つまり、よくよく耳をかっぽじって前日にはふわふわの耳かきでもって手入れをし、たまには夜のネオンがキラメク「耳かきサロン」なんかへ通ってくっきりきっちり垢を落とすのもヨシ。更に欲をいうならヤマト見納めのため身も心も清らかなる聖水でもって洗い流し、霊験あらたかな気持ちで粛々と拝見するもヨシ。
  • 満足度★★★

    ぼくのすきなもの、
    悲劇版を観劇。
    結構スピーディに物語は進む。
    原作知らないと結構きついかもしれない。
    時々早口で、聞き取れないセリフもありました。

    ネタバレBOX

    公爵さまと、ヒッポリタ。
    妖精の女王と王。
    それを同じ役者さんが演じることで、対応させているのが面白い。

    ただ、途中入るダンスとか、ポップな音楽とか、私はあまり好きではない。
    なんか、集中力が途切れるというか。

    パック役の女優さん、ヘレナ役の女優さんが素敵でした。
    後半のヘレナにはせつなくなりっぱなし。
    胸がちくちく痛い。
    ヘレナとディミトーリアスの幸せを予感させるような終わり方は好きです。


    でも、終わった後に、
    「あれ?これ悲劇だったんだよね?」
    とは思ったけども。
    そんなに悲しい気持にもならずに、劇場を後にしました。

    ただ、今回で活動休止とは。
    悲しい。
  • なるほろ
    ヤマトだとこういう風になるのね~
    みんなからだの切れがよくて観ていて気持ちよかった。

  • 満足度★★★

    悲劇版を見ました。
    スピーディーな展開で中だるみのない演出でした。アンサンブルのキビキビとしたが動きが良かったです。
    音楽やダンスは個人的には好きではない感じのものでしたが、客を楽しませようとする気持ちを強く感じました。

    物語は原作を知ってないと少し分かりにくいかもしれません。
    オリジナルのキャラクターが設定されていて、終盤に良い効果をあげていました。

  • 満足度★★★★

    続いて喜劇版
    いわば「8ビートのシェイクスピア」。
    ダイジェスト感なしに95分余で見せてしまうスピード感が独特。
    また、喜劇ゆえに許される(私見)現代のアイテム(しょこたん語まで!)取り入れたくすぐりや冒頭の役者たちの名乗りがキチンと意味を持つラストなどのアイデアも◎。

    ネタバレBOX

    ところで、喜劇版でパックが口にした「それはまた別のハナシ」というのは悲劇版へのリンク?それとも単なる深読み?
  • 満足度★★★★

    まずは悲劇
    四大悲劇やロミジュリと比べるまでもなくバッドどころかビターですらない(私見)結末な上に笑える部分も少なからずあるのは看板に偽りがないでもない(笑)が、パックの「見習い時代」を描いた前日譚あるいは「裏・夏夜」として観ることができて面白い。
    また、人間と妖精の演じ分けを貫頭衣風の衣装(いろいろ違う気がする…(笑))の着脱で表現するアイデアも◎。
    なお、原典を知った上で観た方がより面白いと思われるので「初めての人には」は「どちらとも言えない」。

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