満足度★★★
シェイクスピア作品の魅力狭い舞台ですべてを表現しようとするのだから多少無理があっても工夫という演出が効果を上げればいい。台詞はやたらと長く小難しい、これも当然。ただ観客がどの目線で「真夏」ではない「夏の夜」を体感するか、同じものを求め過ぎてはならず、まったく別のものとして捉えるべきだと思う。細部を云々はさておき、全体的にはまとまっていたと思う。衣装にもう一工夫あれば妖精のかわいらしさや王達の華やかさもいっそう出たかもしれない。人が動きながら森になる発想は今後にもつながると思う。再出発の時に期待したい。
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2010/07/25 10:26
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