モジョ ミキボー 公演情報 モジョ ミキボー 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    うん。
    面白かった!企みも仕掛けも、かわいくて愛があった。宗教的なことなで分かればもっと楽しめたのかもなぁ。浅野さんの演技に凄みを感じた。

  • 企画に惹かれる
    下北OFFOFFで鵜山仁演出。一ヶ月のロングランという珍しい試み。小劇場では作品が次々に消化されて言ってしまうから、こういうことを実力も知名度もある人たちがやってくれると、小劇場の可能性が広がる。『兵器のある風景』で浅野さんの演技の巧みさを知っていたので、さらに興味が出、観劇。

    照明の差し方、音の流し方、空間の使い方など、さすがに細かいところまで凝っている。鵜山さんがこのキャパで演出すると、このようになるのか、と。物語は古い映画のようで哀愁漂う。どこか空間がセピア色に見えてくるような、そんなイメージ。全体的に演劇の面白さに溢れているけれど、演劇通ではない若い人には向かないのでは。

    カーテンコールで出演者が二人だと改めて意識して驚き。二人で17役やっていたのだから納得だが、そう感じさせたキャスト及び演出の勝利か。

  • 満足度★★★

    翻訳モノはやっぱり苦手
    ストーリー云々より、役者の凄さを見せ付けられた感じ。台詞量、運動量、演じ分けが半端無かった。それは、座布団席まで一杯になった劇場と3回のカーテンコールが物語っていたと思う。本当にお疲れ様と言いたい。

  • 満足度★★★★

    熱演
    この悲劇、矛盾をうまく熱演出来てたように見えました。

    場面転換がもう少し分かりやすいとなお宜しいかと。

  • 満足度★★★★★

    初日に鑑賞
    素晴らしい2人芝居。後半にもう一度行きたいと思っていたのですが、難しい感じに・・・(涙)。まだご覧になってない方、5/30(日)までですのでどうぞお見逃しなく!

  • 満足度★★★★★

    人生初リピート観劇!!
    とにかくスゴい。まだ見てない方はぜひぜひ見るべきです!!

    ネタバレBOX

    “芝居はごっこ遊びの延長線にある”
    なんてよく言われるけれど、これはそれを体現した秀逸な舞台ではないだろうか。
    モジョとミキボー。二人の友情、その絆の強さ。
    自分の少年時代をフラッシュバックさせられる。
    子供の世界を大人の世界が容赦なく傷つけ、破壊していく様。二人の様子が幸せに見える分だけ、結末に切なさを感じる。
    笑って笑って、最後にホロリ。
    見終わって時間がたったが、未だに“雨にぬれても”の曲と共にいろんなシーンが頭に浮かんでくる。
    裏に大きな社会問題を提示しているが説教臭くなく、体に入ってくる。
    役者とスタッフワークが見事に噛み合っている。
    多少、戯画的な手法も目につくがそれもご愛嬌。
    いいものを見れた。

    補足として、二回みたわけだが、初めに観劇した時に比べ、二回目はエネルギーが少なくなっているよう感じられた。二回目にみた時の空調の音がうるさかったのがその要因かもしれない。
    長期間の公演だけに、役者さんも大変だろうが、頑張って欲しいものである。
  • 満足度★★★★

    ぐいぐい引き込む
    ぐいぐい引き込む。役の切り替えが楽しい。OFFOFFの規模で観劇できることの幸せ。

  • 満足度★★★★★

    最高です!
    絶対もう一度観たいと思います!!
    脚本の力強さや、チャーミングさも素晴らしく、翻訳劇のクセみたいなものを感じさせずに(でも、しっかりアイルランドの物語なんですね)グイグイ引っ張り込む鵜山さんの演出にも脱帽です。さらに、役者さん二人が本当に最高です!是非ともたくさんの人に観てほしいと思いました。

  • 満足度★★★★★

    リピートするべきかも
    鵜山さん、浅野さん、石橋さんの組み合わせで、下北OFFOFFシアター。贅沢すぎるわけですが、やはり脚本の面白さと役者さんのパワーの勝利と感じました。
    モジョとミキボーがベースですが、おふたりがそれぞれの両親や、敵対する悪がきを演じ分けるので、最初は少し混乱しますが、小さな舞台を有効に使っているのが楽しかったです。
    贅沢ついでに、2列目とは言え、最前列の真ん中だったので、もう少し後ろからちょっと引いて観たいと思っています。

  • 満足度★★★★★

    切ないごっこ遊びの二重構造が見事!
    文学座の名演出家鵜山さんと、所属俳優の浅野さん、石橋さんのタッグマッチ。そうです!!私は、文学座にはこういう名舞台をどんどんやってほしいと切に思いました。(文学座の公演ではないけれど…)

    演劇というごっこ遊びを2人の俳優で代わる代わる演じ、楽しそう。
    でも、2人が主に演じるのは、モジョとミキボーという、同じアイルランドのベルファルトに住みながら、カトリックとプロテスタントといういがみ合う異なる宗教の家庭に育った少年達。この2人が、橋を渡って出会うところからの切ない物語。
    その2人が一緒に観て夢中になった映画の主人公を気取って、このストーリー世界の中で、映画のごっこ遊びに興じる二重構造が、実に見事な演出でした。
    お2人の実力も互角でと言いたいところですが、やや浅野さんが上を行っていたかも…。
    お2人の演技がまさしく互角になったら、この舞台、もっともっと昇華する筈。

    それにしても、鵜山さんの演出は本当に大好きだとまた思わされました。
    何も背景のない舞台が、瞬時に、アイルランドのあれこれの場所に見えてくる素晴らしさ!!照明や映像の使い方のセンスも抜群でした。

    ただ、私のような世代には郷愁を覚える舞台ですが、若い世代の方々には、どう映るだろうかと、やや心配にもなりました。
    アイルランドの悲しい歴史や、映画「明日に向かって撃て!」を観て、予備知識を蓄えてから、観劇した方が、万全かもしれません。

    ネタバレBOX

    お2人が、瞬時に役を替えつつ、モジョとミキボー以外にも、何役も演じて、その様子が楽しげで、全般的には笑って楽しく観られます。
    でも、描かれている世界の実話が想起され、最後は、胸が切なく疼きます。
    「ブラッド・ブラザーズ」にも似た、劇世界。
    2人が、「明日に向かって撃て!」のブッチとサンダンスを気取って、楽しげに遊び興じる程、最後の2人の別れが切なくてなりません。
    殊更、説明なく、2人の家庭の事情もうまく見せる脚本がまた見事!
    何となく、舞台を観ながら、本場の俳優が演じる、欧州の映画を想像しました。まだ映画になっていないなら、誰か映画化してくれないかと、期待します。
    それにしても、浅野と名の付く役者さんは、名優ばかりですね。

このページのQRコードです。

拡大