満足度★★★★★
わたしたちは踊る
ひさしぶりに、ダンスを観てぼろぼろと涙が出た。
朝も昼も夜も山でも街でも、わたしたちは踊る!
紙吹雪散らして。両手を叩いて。死がわたしとダンスを分かつまで。
確信に満ちた、明るいステージでした。
ディズニーランドからキャラクタ性をまったく抜き去ると
珍しいキノコの雰囲気になる。うまく説明できないな。
満足度★★★
時の流れといつものキノコ
出演は女性ダンサー6人。伊藤千枝と山田郷美が古顔で、新人だと思っていた篠崎芽美がいつのまにか中堅というか主力的な存在に。茶木真由美は少し前から出演していて、中川麻央と梶原未由は今回初めて認識した。なんだか時の流れを感じる公演だった。
満足度★★★★★
楽しい楽しい
その曲で、そんなノリで、そんな風に踊れちゃうんですか♪
ポストトークで伊藤ガビン氏が「新境地」みたいな評をしてましたが、全員同じ振りの群舞で、しかも「一緒に踊ろう!」的なノリって、今までキノコではあまり見たことがなかったような気がします。楽しかったなあ。
セット、映像が秀逸。
満足度★★★★
私も踊るダンス
面白い、のではなく、『楽しい!!」ダンス。序盤と終盤のカタルシスは自然にこちらの体が動き出してしまいますとも。遊び心、を超えて遊びそのものが満載。いってみれば「盆踊り」の楽しさ。ああ、ダンスってこれでいいんだぁ、と再確認。もちろん、身体強度の強いダンスを、さも簡単そうに踊れる実力がダンサーにあるから実現できているわけであるが。それにしても、世田谷パブリックシアターの客席で、キノコダンサーズと一緒に、スタンディングで両手を振り上げて踊ることが出来るとは。クラブなどとは違う感覚でトリップしてしまいそうな、至福のひとときでした。
満足度★★★★★
見える音楽
音楽がそのままダンスになっている。
それも高尚な「音楽」ではなく、「ここでピロピロピロって音が入ってドーンドーンと」というような「ピロピロ感」をもった音楽をそのまま身体で表現したという感じ。言うなれば幼稚園や保育園のお遊戯会の延長にある楽しさ。
それでもダンスとしての身体性は確かで、構成の妙も効いてるので笑いさえ起こる。
クラッシックから歌謡曲まで、品がありながらも味のある選曲の触れ幅もいい。音楽を聴いていて楽しいそのままに、観ていてたのしい。
肩の力を抜いて素直に楽しめた舞台。