満足度★★★★
コント集+中篇コメディ
まずオープニングに登場するのが「さそり」と「おろち」だし、オープニング・クレジットに「short drama live」と表示されるし、ということで基本的にはショートコント集のオモムキ。
もうホントに「しょーもねー!(注・貶しているのではない、ウケているのである)」笑い満載で小難しい理屈とは無縁、ひたすら「あは、あは、あはは」と笑っていればイイという。
そんなコント集を経ての中篇コメディ「ペンパル教」で、それまでに出たネタ(の一部)を拾いつつ、憧れのおねーさんに近付きたくて正体を隠してそのペンパルとなり次第にキモチがエスカレートして行く女子中学生ナツメを描いて締めくくるのが鮮やか。教祖とその信者がナツメの幻想だったというオチも◎。
満足度★★★★★
心地よい気味悪さ。
何の前知識も無く初見でした。
オムニバスだと思ってなかったので、最初の1本はびっくりしましたが、
可笑しさ加減・くだらなさ加減・怖さ加減・ゆるさ加減が絶妙。
役者陣もツワモノ揃いで、たっぷり満足しました!
そして小林由梨さん。すごい!やっぱり大好き♪
無意識のエロス
かぶりつきで観劇。
まず、タイトルが素晴らしい。無粋なことだが、いまどき「ペンパル」なんて単語をタイトルに持ってくるところは、とても憎い。
背中で笑う、というか。少数派に向けて撃たれるネタの散りばめ方が、相変わらず良すぎる。
僕の隣の人はツボにはまって一人でもだえていた。
「自分しか笑っていない」ということを恍惚に楽しめるのは、幸福な時間がそこにあったということだ。
岩島さん不在で、かえって浮き彫りになった魅力があり。これからのアミルさんの可能性を示唆していたようにも思う。