残念
経済とHさんは、何年か前に「フラワー」という舞台を拝見し、今回のように他の劇団から役者さんが多数参加され、結構おもしろかった印象がありました。その後「ベコニアシリーズ」の1本を観たときに、〝もういいや〟と思ったのですが、今回は新橋耐子さんをお招きしているので、期待を込めて伺いましたが、後悔するほどではありませんでしたが、残念というのが正直な感想です。あの話しに役者さんを呼び過ぎ。自分たちだけでこなすことを考えるべきで、新橋さん、新さん、岡森さんに桂さん、風間さんと、贅沢すぎる。客寄せパンダ的と思うのは私だけでしょうか・・・。
満足度★★
初見でした
ツイッターでの宣伝を拝見して申し込みましたが、脚本と演出がわたしの好む舞台と大きく食い違っていて残念でした。
新さん、新橋さんとベテランのおふたりをはじめとする、安定した演技を生で観られたことが今回の収穫です。
一場面にひとつかふたつ、聴かせたいどころを作ってつなげてみましたという感じで、ストーリーはほとんどありません。その聴かせたいどころが、酔ったおじさんが部下をつかまえてキモチよーく繰り返す薫陶に似ていて‥。舞台なので当然ですが、飲みの席より厳しい一方通行です。ほとんど修行のようでした。わたしは、自分のミスで前売り券を家に忘れてきてしまったので、しめて8200円。高い勉強代になりました。
常連らしき中高年のお客様が多くいらしていて、その年代の男性の笑い声や拍手は多くきかれました。コアターゲットに照準を絞った脚本・演出をされて、成功しているともいえます。逆に、30代以下で、この舞台をみて面白いと感じるひとは少数派だと思います。ご老人向けの劇団。
満足度★★
悪いほうの予感が的中
この劇団のこれまでの公演、CoRichでは同業者以外の一般客には決して高評価とは言えず、自分の知人が公演に関わった際も躊躇して観ていなかったのですが、今回は新克利、新橋耐子というベテラン俳優を招聘したということに惹かれ、初めて観ました。特に、新さんは私の世代にはTVの売れっ子俳優だった時代が懐かしく、「最近テレビではお見かけしなくなったけれど」と消息を気にしていた矢先だったから、その肉声を聞けたのは嬉しかった。この人の声質が好きだったので。今回、最大の収穫はそれ。
しかし、内心では失礼ながら「あれだけの俳優さんたちを使いこなせるのかしら」という一抹の不安が観劇前にあったことも事実。実際に観て、申し訳ないけれど、自分としては悪いほうの予感が的中してしまった感じです。
☆はユニットに参加した俳優さんたちに敬意を表して。
駄作バテで、寝込みそうです
途中で帰りたくて、本気で泣きたくなりました。
大人が書いた脚本で、ここまでの駄作にはたぶんもう2度とお目に掛からないだろうと思うので、たぶん、この作品、私の生涯のワースト1舞台になると思います。
お月様が、セットに比して異常に大きく、それが、この舞台の全てを語り尽していたように思います。
ネタバレを書く気力もありません。
ただ、新さんのお元気なご様子を拝見できたことがせめてもの救いでした。
拍手は、こんな作品に付き合わされた役者さんに対して、功労の意味で、懸命にしましたが、帰途は、生まれながらの演劇愛好者としては、怒り心頭で、ようやくのことで、家にたどり着いて、ほっとしました。
もう、この劇団は、どんな親しい知り合いが出演したとしても、2度と観たくありません。
満足度★★★★
役者をたっぷりおいしく味わう
緩やかな物語なのですが、
空気がしっかりと作られていて・・・。
秀逸な役者たちのお芝居を
たっぷりと味わうことができました。
満足度★★★★
新橋耐小の圧倒的存在感!
大人の観賞に耐えうる芝居。なにげない日常の中から、心温まるエピソードを抽出して、職人が磨き上げたような舞台。役者がみな上手いが、特に新橋耐子の上手さにはただただ脱帽。舞台美術も素敵だった。