改・FAKE! 公演情報 改・FAKE!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • 北海道から東京へ。
    過去を捨てて今を生きる人々の物語。物語というよりは生活や日常のほうが正しいかもしれない。その日々は勝ち得た誰にも縛られない自由ではなく、負け得た誰にも相手にされない孤独。のはずが、そこにもそこなりのコミュニティは存在する。新参者が現れた事で遣り取りは豊かになっていくが、関係が築かれていけば過去も暴かれていく…。
    公開リハの時点では稽古が足りなかったのか、まだ役者に伸びしろがありそうにも見えたり。楽日にも行けたら良かったなぁ。
    SKグループは一度しか観ていませんが、これもSK演目からの再演だったみたいですね。傷や痛みを伴うプロセスを経て最後は「どの人物もそれぞれに良い人だったんだな」と思える作風は共通。熱さより暖かさが好きな方にはオススメ。

  • 満足度★★★

    観てきた!
    訳あって公園で生活する路上生活者たちの話‥何となくまったりとした感じのスタートで、ちょっと不安になったけど、登場人物の4人がそれぞれ魅力的で楽しめた。ところどころ挿入されるショート・エピソード(夢のシーン)のナンセンス加減もなかなかいい感じ‥

    ネタバレBOX

    ただ、公園の一角という狭い空間だけで淡々と話が進むので全体的に単調な感じを受けた。上演時間も休憩はさんで2時間‥少し長いかなぁ。
  • 満足度★★★

    公園生活者の人々
    の日常と温かい友情のような琴線を描いた作品。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    最初、コメディか?!(^0^)と喜んだのもつかの間、舞台はどんどんシリアスな場面へと繋がっていく。

    とある公園で生活する自称アーティストと自称サラリーマン、そしてジャニスと呼ばれている女のもとにマコトという女性がやってくる。彼女はボランティアという肩書きで公園生活者たちと一緒に暮らすことになったが、やがて彼ら3人にもマコトにもどこか壊れてる部分が露呈されていく。

    サラリーマンは人を殺して服役していた過去があり、ジャニスは居もしない赤ちゃんの妄想を抱き、アーティストはフィルムの入ってないカメラを撮り続ける。そうしてマコトは自殺願望があり、そんな自分をどうしたら良いか苦悩しながら公園にやってきたのだった。

    お互いの傷の部分をなるべく触れないように労わりながら生きる公園生活者たちの優しくも切ない物語。

    途中、舞台が静か過ぎて眠くなる場面があり、コメディからシリアスな展開に誘う部分が少々、退屈だったが、全体的には人の心の闇を扱った題材で素敵な物語だった。

    ワタクシ的には、コメディ、シリアス、コメディで〆る。みたいなテンポのある舞台のほうが好みだったが、それでも観た後に優しくなれる舞台でした。

    若松綾子に会えたことがなんとも嬉しい一日でした!(^0^)

  • 満足度★★★★★

    ひとりで観たのが悔しいパターン。

    東京の人の第一回公演を観てきました!


    主宰のすがの公さん(札幌の方)が、東京の人と遊ぼう!という趣旨。


    まずは旗揚げ公演で最初の4人。

    ゴールは109人ということで、かなり長期戦になりそうですね//

    でも応援してます!!





    内容とか全然知らずに見に行ったのだけれど、びっくりしました//


    台本がおもしろいのなんの!//

    それをこなす役者さんたちの味があるのなんの!!//

    あと、音響と照明の演出もとってもよかった(ノω`*)




    公園で生活する人達と、そこにふらりと現れた女性が送る日常を、細かく、深く描く中で、

    合間に入るコテコテのギャグ(笑)

    擬音や擬態を台詞として言っていたり、反応が明らかにギャグだったり//

    あそこまでいくともはやコント?(笑)



    あたたかくじーんとくる話が1本通る中で、そのメリハリ。

    しかも別に無関係なわけじゃなくて、きちんと伏線になってて。


    感動しました//



    私の理解力のなさからか、残念ながら1点、おそらく1番大切な所がもやもやしたままなのが悔しいけど( ´△`)


    悔しいので、もっと理解力、洞察力を養いたいデス!!





    すごかったなぁ。


    心を病んでる人が自分の世界に入るスイッチを入れてしまったときの芝居とか、

    ドラッグでいっちゃってるときの芝居とか、

    散々バカバカしいギャグ芝居を見せられた直後にそれだからなあ//

    ステキだなと!!

    感心しちゃいました。





    舞台を観ていてこんなに“映画にしたらおもしろそう”と思ったのは初めてかも、ってくらい、直感的に映画化してほしいと感じるような脚本でした。



    お時間のある方、ぜひ見に行ってみてください☆


    あーひとりで見たのが悔しいパターンっ//

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