コトバとカラダ
好みは別れるかもしれないが、個人的にはとても惹きつけられるものがあった。
久しぶりに、芝居で泣きそうになった。
あと、久しぶりに上演台本を買った。
シーン・7からはじまり、シーン・1で終わるのがたまらない。
潔く力強いコトバ、ほとばしるカラダ、溢れるイマジネーション。
人生の一番良い時の音楽が・・・
よしんばそれが男女ふたりであったとしても
そこにはいろんな流れがあるのだと思います。
その良い時に流れる音楽に
ちょっとやられました。
満足度★★
タイトルに惹かれたのに
かなりガッカリ、どう見ても彼らの自己満足、としか言いようがない。観客を動員するのならやはり観客にも納得させるだけの「エゴ」を表現すべきだ。
満足度★★★★
神がかった脚本と、役者の熱演。。。
7組の男と女の出会いと別れ(そして再会を約束された遠い未来を暗示)を描く作品。
物語はそれぞれ独立しており、相互の連関は内容に思われた。
7つの物語は、観念的なものから、具象化されたものまで、ジツに幅広く、私は宗教性を強く感じさせられた。
まるで、何者か(神か?)があらゆる人間の好みにあうよう、7つの趣向の異なる物語を、作者の筆を通じて、書かせたかのよう。
見終わった直後は、あまりに重く(戦場の場、遺骨の場など)、あまりにばかばかしく(男女の営みの場)、ドット疲れてしまったが、場面を思い返すごとに、じわじわと、作品の深さを再認識できるようになった。
また、役者は、あれだけの力をこめて、演じていては相当に疲れるだろうと思われるほどの熱演を見せるが、時に過剰すぎて、観客が疲れてしまうほど。特に、第一番「戦場」での、「どもり」は見ていてつらかった。
観劇から1日近く経過したが、なかなか作品のすべてを理解できては居ないように思う。
たいへん評価の分かれる作品であろう。
満足度★★★★
エロバカ接合(^0^)
舞台は戦場・文明・退屈・接合・時刻・夢想・遺骨と区切りながらも流れるように繰り広げられていくのだが、なんといっても接合のエロバカさ加減を取り上げたい!笑
だからネタばれには接合しか書かないが、これだけでも観た甲斐があるというもの!吐血するほどサイコーでした!(^0^)
観ました
戯曲に真摯に向き合い、自らの手法をぶつけてしまうのではなく、それでいて自分らしさを貫き、さらには俳優の個性を引き出す力強さといったら、これほど清々しいものはない。初演を観ている分、こういうやり方もあるのか、と驚いた。そしてあのオブジェが何だかすごくいい。
満足度★★★★
昏睡の中で見た(悪)夢7編
丁寧、精緻に演出されていると感じた。
役者も熱演で、エピソードとエピソードを、まるでモーフィングのように繋いで、テンションや設定を変化していく様は凄い。
ちょっとした仕草や視線、髪の毛による表情の見せ方などで、見事に変わる(粉を使っての白髪表現は、もうひとつだったが)。
固唾をのんで見入る私だったのだが、私の日常的なものには響いてこなかったように思う。
好みが大きく分かれる舞台ではないだろうか。