桜の園 公演情報 桜の園」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.8
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    女優さんがすてき
    楽しませていただきました!
    初体験桜の園だったので、はっきりいって内容はほとんど入って来ないし、だからか、歌詞もほとんど聞き取れずでしたが、舞台からかもしだされるオーラで、なんだか弾きつけられました。
    後半の歌がかわいくて、キャッチーで好きです。

    ネタバレBOX

    はずかしながら、初めて青年団的芝居を、つまり多分現代口語演劇的芝居を拝見しました。チェーホフの、というか翻訳台詞をこんなにも自然に力の抜けた感じで言えるのか!とすごくカルチャーショックをうけました。
    みなさん、特に女優さん達がとても魅力的でした。
    みなさんそれぞれに個性的で、特に役をころころ演じ分けるときに身体も声もキレキレで、それに感動し、なんども笑いそうになりました。
    桜の園を前もって知らなかったかもしれませんが、なぜこれをミュージカル風に、歌にする必要があるのか、そこは疑問でした。
    でも、歌の感じは好きでしたし、なにより女優陣にとても楽しませていただきました。ありがとうございました。
  • 初見でした。
    三幕、四幕が良かった。

  • 20090515
    拝見しました。

  • 満足度★★★

    桜の園は、花見客で一杯の夜の上野公園になっていた
    「桜の園」がミュージカル、いや妙ージカルになる、というだけでかなり期待して観に行った。

    で、どうも、なんというか、桜の園は、まるで上野の山あたりにあって、そこでは花見客が大騒ぎをしていたような印象なのだ。

    いろいろ面白そうな企みはあったのだが、未整理のまま全部入れてみました、と感じてしまった。
    ただし、本当に「桜の園」が上野の山のような乱痴気騒ぎなっているならば、それはそれで面白かったのかもしれないが、統制のとれていない単なる大騒ぎのようだったのだ。

    母親役の石村みかさんの健闘が特に印象に残った。台詞も歌の量もかなり膨大なのにもかかわらず、台詞も歌も踊り(のようなもの)も、思い切りがいいのか、とても良かった。

    また、色々な役を演じていた鈴木智香子さんも、健闘していた1人なのだが、前に観た髙山植物園『天の空一つに見える』での、とても丁寧な演技と比べてしまうと、その良さを引き出せていなかったように見えた。

    結局、桜は、日本的には、大騒ぎの象徴なのかな。
    エネルギーだけは伝わった。

    ネタバレBOX

    主要人物ではない、脇の登場人物たちは、その衣装や小道具(カツラやギターなど)によって、誰が演じても同じのようにした、つまり、記号化されていたのだが、それによって面白い何かが生まれることなく、単にガチャガチャした印象になってしまっていた。
    その分、歌のところの、前に出るようなエネルギーが芝居との「差」として現れてこないため、メリハリに欠けてしまったようだ。

    また、妙ージカルのキモとも言える、歌の部分、特に激しく叫び、歌うところは、文字通り、叫んでいるのだが、シャウトではなく、無理して声を張り上げていただけで、叫んで歌うというノドになっていない人のそういった声は、キンキン耳に響くだけで、歌詞が聞き取れないだけでなく、やや不快ですらあった。
    台詞や普通に歌うときには、とてもいい雰囲気なだけに。

    その「不快さ」が演出の意図ならば、効果があったと言えるのだが、意図としては伝わってこなかった。
    単に声を張り上げただけでよかったのだろうか、本当に張り上げなくても、それと同じ効果が上がる方法はなかったのか、と思うからだ。

    歌のメロディーが良かっただけに残念である。今も耳に残るメロディーがいくつかあるぐらいだし。

    途中で、何人かの台詞が完全に重なって(同時に別の会話が行われていた)何を言っているのか、ほとんど聞き取れないところがあったのだが、並行して何かが起こっていることと、本筋とはあまり関係がないことで、そのような方法をとったのだろうか。
    もし、そうであれば、思い切って、台詞自体をカットしてしまうか、台詞を短くしてしまったほうが良かったように思える。台詞があれば、観客としては少しでも何を話しているのかを聞き取りたいと思うからだ。それは、台詞を「音」として楽しんでもらう、という意味とも異なっていたし。

    最初のコーラ一気飲みはかなり面白く、今回の舞台全体の面白さを期待させたのだけど・・・。
  • 満足度★★

    観てきた!
    シリアスな展開から突如ミュージカル(妙ージカル?) シーンへ変わるそのギャップは面白かった。女優陣もキレイな人が多く華やか。

    ただミュージカルシーンのクオリティがちょっと‥

    あと、何役も兼ねているキャストが多く内容が分かり辛かった。

    もっともっと派手で、パワフルで、ユニークで、そして分かりやすくしても良かったと思う。

  • 満足度

    うーん
    好みの問題でしょうか・・・ 

    ネタバレBOX

    途中、音響のトラブルがあったようで、ビックリしました。



    一つの人物を、複数の役者さんが演じるのは
    どういう意味なんでしょう?

    トロフィーモフを 堀さん 高橋さん 鈴木さん
    エピホードフを 堀さん 高橋さん 鈴木さん
    ピーシチクを 堀さん 鈴木さん
    シャルロッタを 堀さん 鈴木さん 

    って。 
    一人が二役をやるのは、役者さんの人数の都合かな~?って思うけど、
    3人で3役を共同で、っていうのは どういう理由があるんだろう~?って思いました。 結局誰がなんなのかよく解らなかったし。 


    そして、なんで、セットで部屋を区切ったりしなかったのか気になりました。舞台が狭かったとか?
    室外にいる設定の人が、いつまでも舞台の真中で座って待機してたり、 部屋を移動してるのを表すために、わざわざ舞台を這って回ったりっていうのが、どういう意味なのか解らなくて 「なんであの人座ってるんだろう」「なんであの人くるくる回ってるんだろう」 って最初は思いました。


    なんで冬なのにインド綿のスカートなんだろう
    なんでロシアなのにアート引越センターなんだろう・・・
    なんでモノポリー、踏んじゃうんだろう・・・ マックのロゴを出すんだろう・・・

    って色々思ってるうちに終わってしまいました。

    とりあえず、よく解らない事が多すぎたのと、歌や踊りや長いセリフがあんまり心地よくなかったので ☆1つにします。

    きっと独自性のある、よく練られた演出なのだと思いますが
    こんな風に、初心者で サッパリ意味が解ってない人間もいましたよ、という意味で。
  • 満足度★★★★

    興味は尽きない
    久しぶりに喜劇を楽しめました。同じお芝居を10年くらい前に観た記憶がありますが、お芝居を観た後にそのことをふっと思い出しました。女主人のやるせないような、世間離れしているような感じが上手く表現されてました。こんなシチュエーションの人、最近増えてますよね。また、身をかわすのが難儀な、台詞を投げつけるような唄も、臨場感があって良かった。被り物による洒落や役者さんのちょっとした動作にも、思わず笑ってしまいました。観劇後、劇場外にでたときに、なぜかホッとした感情が湧き出たのは不思議でした。

  • 満足度★★★

    やはり地味でした
    劇団初見、西村さんの「桜の園」はどんな味付けかなとおもいましたがやはり地味でしたね。うたがなかったらうまくできたかも。

  • 満足度★★

    まったく好みではなかった!
    糸井幸之介のいつものように独特の音楽だから、一瞬FUKAIPRODUCE羽衣の公演かと勘違いしたくらい。それにしてはFUKAIPRODUCE羽衣の方がキャストの歌も上手いし、声量もある。
    だから・・・不満の残った舞台だった。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    この舞台は「妙ージカル」でなくともいいじゃん!?と大いに感じた舞台。
    チェーホフにあの奇怪なダンスはないよなー。。ってのが感想。
    役者は決してお歌が上手い訳でもなく、カラオケで聞く素人より下手。
    あんなんでよくもまあ、プロって言えるよなぁ・・。
    むしろ、そんなさまに腰を抜かすほどびっくり!!
    ただ一人、島田曜蔵だけが声量があって聞けた状態。
    だから芝居としての表現に違和感を感じてしまって、まったく理解、ってか同調できなかった。

    これだけの劇団があるのだから自分の劇団は何か特徴を出さなくては。という試みは分かるが、その表現の仕方が物語りに対して奇異だったり、あまりにも逸脱してしまったら、なにも「桜の園」じゃなくてもいいんじゃないの?
    ルパン三世でもいいんじゃね?って思った。

    糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣)のカラーが強すぎて独自のカラーが見えない舞台。

    だったら本家のFUKAIPRODUCE羽衣の「妙ージカル」を観た方が余程いい。

  • 満足度★★★

    体力必要ですねえ
    幾度となく繰り返し演じられたであろう作品が情緒や感情を温存しつつ、全く異質な作品となって現れた・・・って感じかな。
    娘役の声がぼそぼそと独りよがりの表現となったのは残念、ぶつぶつでも結構それなりに響くよう、よりいっそうの努力を期待。
    しかし、よく動き、よくがなり、よく変わる舞台だった。演じ手も観客もかなり体力消耗。

  • 満足度★★★

    ピチカートだったり、かせきさぃだぁだったり、70年代歌謡だったりする。
    初めてみました妙ジカル。
    チェーホフを"普通に演じる"のは私の憧れなのですが。
    やっぱり、ここで立ち止まる。
    普通に演じるってなんなのでしょうか。

    戯曲はすごく面白いです。そりゃ100年残るんだから面白いですね。
    だから、普通にお話の内容を届けてもらえれば楽しめる。
    普通に演じるというのは普通に届けるということなのかもしれません。
    そして、普通に届ける方法は普通というわけではないのかも。

    そんなことを思っていたのは、妙ジカルの妙ジカルたる部分と
    そうでない部分とに差異があったからだと思われます。

    3幕が一番面白かったです。

    ネタバレBOX

    石村みかさんの妙ジカル部分は流石の素敵さ。
    でも、それが終って、会話?というか演技?というか、に戻ると
    何かがシュルシュルと音をたてて小さくなっていく感じがして、
    もったいないというかんじ。

    ③幕が面白いのも妙ジカルが盛り上がるからですね。
    歌が、可愛い!!!
    口ずさんで帰りました。

    養女の「もしも、ワタシに、100ルーブリがあったら」ってやつの
    「うっっっちゃっっってーーー」っていうところとか、すごく可愛い。
    あの馬のヒトのお金の歌の「ああ、内ポケットに入っていたー」って
    あの字余り感も、すごく好き。

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